1票の格差:当選の議員「判決を厳粛に受け止める」

毎日新聞 2013年12月05日 13時34分(最終更新 12月05日 13時41分)

 「1票の格差」が最大で4.77倍だった今年7月の参院選は、法の下の平等を定めた憲法に違反するとして、弁護士グループが広島、山口両選挙区の選挙の無効を求めた訴訟で広島高裁が5日下した判決は「違憲状態」とする一方、選挙は有効とした。

 広島選挙区では溝手顕正(自民)、森本真治(民主)の両氏が当選。判決に対して溝手議員の地元秘書は「判決内容を厳粛に受け止める」と語った。森本議員は「選挙制度見直し検討の議論を急がなければいけない」とのコメントを出した。

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