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【プロ野球】

楽天社長「見送りもある」

2013年12月6日 紙面から

 日米間で新ポスティングシステムが基本合意したことを受け、楽天の立花陽三球団社長(42)が5日夜、仙台市内で取材に応じメジャー挑戦を希望する田中の価値として約20億円の上限が、妥当かどうかを球団内や楽天本社と協議する必要があると慎重な姿勢を示した。

 立花社長は、現時点でNPBから合意についての文書や電話による連絡を受けていないとした上で、「(上限額が)フェアかどうかを、ステークホルダー(球団のスポンサーなどの利害関係者)に説明する義務が私にはある」と語った。

 「誰もが思う適正な範囲はある。上限を決めることが納得いくかは議論すべき。一週間で判断するほど、われわれは議論がされていないという状況です」と立花社長。球団内や楽天本社との協議の結果、「ファンや、皆さんが妥当だと思えなければ、次のステップに進まない可能性がある」とし、田中のポスティングシステムの適用見送りにも言及した。

 田中とのポスティングについての意思確認については、「まずは、ちゃんとしたコミュニケーションを一回とる」と明言。時期は立花球団社長が9日に米ウインターミーティングに、田中が11日にハワイ優勝旅行に出発するため、「その前に」と近日中にも会談する意向を明かした。 (川越亮太)

 

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