インフルエンザワクチンは2回打たないと効果がない?
2013年12月06日 08時00分
【イケメンドクター・吉田眞の医学情報のウソ!ホント?】
インフルエンザワクチンはニワトリの卵にウイルスを注入し、そこで増殖したウイルスを抽出、化学処理を施して適切な濃度に調整することで完成します。絶対的な予防効果はないものの、ワクチンはインフルエンザの重症化を防ぐのには極めて有用で、最近は接種による副作用もほとんどないといわれています。
しかし、ワクチンは3週間ほど空けて2回目の接種を行わないと十分な効果が期待できません。最初の接種で免疫系を刺激したうえで、2回目の接種で強い抗体反応を導くのが望ましいのですが、なぜか厚労省は「13歳以上の接種は1回で良い」としています。
理由として考えられるのは…。どうもインフルエンザワクチンは“任意接種”のため、損失が出ないようメーカーで製造数を抑えているようなのです。国もワクチン接種の支援に消極的な様子で、インフルに関しては自己負担を推奨しているように感じられます。医療費削減のためには仕方のない措置かもしれませんが、大事な情報を国民に伝えないのはどうかと思います。
☆よしだ・しん=総合診療科医を経て、現在は精神科医。非常勤医師として、刑務所、少年院、ホームレス支援施設、高齢者の在宅診察などに従事し、精神医療のディープな部分につかる。2009年にはラジオパーソナリティーを務めた。
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