秘密保護法案「諦めずに阻止する」 京で集会やデモ
特定秘密保護法案に反対する京都市民らの集会やデモは5日夕も行われ、与党の強硬姿勢に「民意を無視した暴挙」などと厳しい批判の声が上がった。
京都市中京区のウィングス京都では、弁護士と新聞記者を囲んで法案の問題点を学ぶ集会(京都ジャーナリスト9条の会主催)が開かれた。京都弁護士会の諸富健さんが「法案が成立しても施行までには時間がある。諦めずに『おかしい』という声を広げて施行を阻止する、あるいは自治体に陳情して府県や市町村からも反対の声を上げよう」と訴えた。
同区の市役所前には、前日に続いて数百人が有志の呼び掛けで集まった。参加者たちは交代でマイクを握り、参院特別委での採決強行に「あんなのは民主主義でない」「未来の世代のために今、この法案を止められるのは私たちだけ」と訴え、繁華街をデモ行進した。
【 2013年12月05日 22時30分 】