特定秘密保護法案を、与党が6日にも成立させる状況のなか、労働組合の京都総評や自由法曹団京都支部などでつくる実行委員会は4日夜、京都市役所前で街頭演説し、法案の廃案を訴えた。

 労働組合関係者や福島から京都に避難してきた女性らが「原発事故でも政府は都合の悪い情報を隠してきた。これで法律ができたらどうなるか」「国民の目、口、鼻をふさぐ悪法を許してはならない」とアピール。四条河原町までデモ行進した。(前田智)