石井 昌浩氏(元国立市教育長)
いしい・まさひろ
昭和15年(1940)、山形県生まれ。早稲田大学卒業、東京都教育委員会勤務。都立工業技術教育センター所長、東京都教育庁施設部長、東京都現代美術館副館長、東京文化会館副館長、都立教育研究所次長等を歴任。国立市教育長、拓殖大学客員教授を経て東京造形大学講師。専攻は戦後教育史。一般財団法人 日本教育再生機構副理事長。著書に『教育 そのゆらぎと再生』(学事出版)、『学校が泣いている』(産経新聞社)、『丸投げされる学校』(育鵬社)など。論文に『学校選択自由化の論点』(東京造形大学研究報)、『戦後教育のルーツと教育改革』(拓殖大学日本文化研究所)など。





中西 輝政氏(京都大学大学院教授)
なかにし・てるまさ
昭和22年、大阪府生まれ。同46年、京都大学法学部卒業、同48年、京都大学大学院法学研究科修士課程を修了。同51年まで英ケンブリッジ大学歴史学部大学院で国際関係史を専攻し、歴史学修士号取得。同59年、三重大学人文学部助教授。その後、米スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学国際関係学部教授を経て、平成7年より京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は国際政治学、国際関係史。著書に『大英帝国衰亡史』(毎日出版文化賞、山本七平賞受賞)『国民の文明史』『帝国としての中国』『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』『本質を見抜く「考え方」』『日本の「岐路」』『覇権の終焉』『日本人として知っておきたい近代史 明治篇』など多数。





渡辺 久義氏(京都大学名誉教授)
わたなべ・ひさよし
1934年、岐阜県生まれ。京都大学文学部卒。同大学院文学研究科修士課程(英米文学)修了。京都大学総合人間学部教授、摂南大学教授を経て、現在、京都大学名誉教授、創造デザイン学会(www.dcsociety.org)代表。著書に『ヘンリー・ジェイムズの言語』『イェイツ』『意識の再編―宗教・科学・芸術の統一理論を求めて』『善く生きる―「人間学」の基礎と倫理の根拠』On Henry James: The Best fromAmerican Literature (Duke University, 共著)『意味に満ちた宇宙』(共訳)『進化のイコン』(監訳)『ダーウィニズム150年の偽装――唯物論文化の崩壊とID科学革命』(共著)など。本紙コラム『ビューポイント』での唯物論的科学批判も好評を博している。





長野 祐也氏 (政治評論家)
ながの・すけなり
昭和14年、鹿児島県生まれ。中央大学法学部卒業。参議院議員秘書、鹿児島県議会議員1期を経て衆議院議員3期。厚生政
務次官(竹下内閣)、自治政務次官(宇野・海部内閣)歴任後、平成8年政界引退。同年から評論活動(政治評論、選挙分
析、社会保障政策)に入る。桐蔭横浜大学法学部客員教授(政治学)、川崎医療福祉大学客員教授(社会保障論)。現在、
政治評論家、ラジオ日本「政界キーパーソンに聞く」パーソナリティー。同21年に旭日重光章。





井尻 千男氏(拓殖大学名誉教授)
いじり・かずお
昭和13年山梨県生まれ。立教大学卒。昭和37年 日本経済新聞社入社。コラムニストとして活躍するかたわら、社会評論を多数執筆し注目される。平成9年春、同社を退社し拓殖大学「日本文化研究所」所長に就任。この間に大蔵・通産・建設・厚生・経済企画庁など各省庁の審議会研究会委員などを歴任。平成22年3月同研究所所長退任、同年6月同研究所顧問及び同大学名誉教授就任。なお山梨県内活動としては20年10月より山梨市「根津記念館館長」21年5月、日本的リーダー養成機関の私塾「寺子屋社中甲斐 井尻塾」の塾頭として青壮年の指導に当たる。22年4月28日には政治団体「しらす国政治連盟」設立、代表就任。8月の参院選挙には勝手連として自民党候補者支援。代表的著書に「消費文化の幻想」(PHP文庫)「劇的なる精神・福田恆存」(徳間文庫)「共同体を保守再生せよ」(秀明大学出版会)「男たちの数奇の魂」(清流出版)、平成22年5月には「正統を護った武将、明智光秀」を上梓、明智光秀と信長についての思い込み俗説を論破する。





石 平氏(拓殖大学客員教授)
せき・へい
1962年、中国四川省生まれ。北京大学哲学科卒業。四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化研究科博士課程終了。現在、拓殖大学客員教授。著書に「なぜ中国人は日本人を憎むのか」「私は『毛沢東の小戦士』だった」「2010年 中国が牙をむく」など多数。





茅原 郁生氏(拓殖大学教授)
かやはら いくお 
1938年山口県生まれ。防衛大学校(第6期)卒。陸上自衛隊戦略情報幕僚、連隊長、師団幕僚長、防衛研究所研究部長等を歴任。この間、外務省中国課出向、英ロンドン大学研究員等務める。99年から現職。著書に『中国軍事論』(芦書房)、『安全保障から見た中国』(勁草書房)など。





宮崎 林司氏(NPO法人アジア植林友好協会代表)
みやざき・りんじ
1946年三重県生まれ。三重大学農学部林学科卒。住友林業鰍ノ入社し18年間在籍、日本国内の林業を皮切りにインドネシア、マレーシアなどの現場を経験、パプアニューギニア、ソロモン、ラオス、チリ、ニュージランドなどの海外の森林調査、開発業務などで活動。自然破壊だけの仕事のあり方に疑問を感じ、退職、独立。2002年にNPO法人アジア植林友好協会を設立する一方、翌03年にはオランウータンの支援のためNPOボルネオ オランウータン サバイバル ファウンデーションを設立し、生物多様性保護活動も展開している。日本文化振興会、社会文化功労賞、ブラジル王立主権院よりグランクルス ドンペードロ一世栄誉賞、国際環境平和賞などを受賞。
著書に「小さな会社の大きな仕事」「地球を救う森づくり」





清原 淳平氏(財)協和協会専務理事、新しい憲法をつくる国民会議会長代行)
きよはら じゅんぺい
昭和7(1932)年生まれ。早稲田大学卒業後、西武創立者・堤康次郎会長の秘書室勤務。その後岸信介会長(元首相)の下、(財)協和協会、自主憲法期成議員同盟、自主憲法制定国民会議、時代を刷新する会の事務局長。現在は、協和協会専務理事、新しい憲法をつくる国民会議会長代行など。著書は「憲法改正入門」「人づくり世直しを考える」など多数。





佐藤 唯行氏  (獨協大学教授)
さとう・ただゆき 
1955年東京生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。日本学術振興会特別研究員を経て、現職。専門は米国および英国の人種関係史、特にユダヤ人問題。著書に「英国ユダヤ人」(講談社選書)「アメリカのユダヤ人迫害史」(集英社新書)「アメリカ・ユダヤ人の政治力」(PHP新書)など。





鈴木  淑夫氏 元衆院議員、鈴木政経フォーラム代表(元日本銀行理事)
すずき よしお
1931年東京生まれ。55年東京大学経済学部卒業。同年日本銀行入行。調査局内国調査課長、金融研究所所長などを経て、88年同行理事。その後、野村総合研究所理事長を務め、96年から2003年まで衆議院議員。経済学博士(東京大学)。現在、鈴木政経フォーラム代表。著書・編著に『金融政策の効果』(日経経済図書文化賞、東洋経済新報社)、『現代日本金融論』(エコノミスト賞、東洋経済新報社)ほか49冊。近著に『円と日本経済の実力』(岩波ブックレット)。ホームページ http://www.suzuki.org/





森 昭雄氏 (日本大学教授)
もり あきお
昭和22年生まれ。北海道生まれ。日本大学文理学部体育学科卒。同大学大学院文学研究科修士課程修了(文学博士)。日本大学文理学部体育学科教授。著書に『「脳力」低下社会、ITとゲームは子どもに何をもたらすか』(PHP研究所)、『ゲーム脳の恐怖』(日本放送出版協会)、『元気な脳のつくりかた』(少年写真新聞社)『ITに殺される子どもたち、蔓延するゲーム脳』(講談社)など多数。「ゲーム脳」問題をテーマに毎年70回程度の講演をこなす。





小林 宏晨氏(秋田県上小阿仁村村長、日本大学名誉教授)
こばやし ひろあき 
 昭和12年(1937年)秋田県生まれ。秋田高校卒。上智大学、ヴュルツブルグ大学、ジュネーヴ大学、パリ大学でドイツ語、哲学、政治学、法学を学ぶ。昭和52年(1977年)上智大学教授、同61年(1986年)日本大学法学部教授、平成19年(2007年)4月、秋田県上小阿仁村村長選挙に出馬し当選。「良心の自由と国家」(政光プリプラン)など著書・論文多数





宮塚 利雄氏 (山梨学院大学教授)
みやつか としお
 1947年、秋田県生まれ。高崎経済大学卒、韓国の檀国大学大学院修了。中朝国境でのフィールドワークで北朝鮮の生活資料を入手、極秘資料の電話帳や小学校の教科書などを通した北朝鮮の実情分析に定評がある。山梨学院大学経営情報学部教授、専攻は朝鮮近・現代経済史。著書は『北朝鮮観光』(宝島社)『日本焼肉物語』(光文社) 、『北朝鮮の暮らし』(小学館) など多数。





鴨野 守氏 (世界日報社編集委員)
かもの・まもる
 昭和30年富山県生まれ。金沢大学教育学部卒業とともに、
株式会社「世界日報社」に入社。社会部長、政治部次長、「サンデー世界日報」編集長、マニラ特派員などを経て現在、編集委員。『天皇御巡幸』『血戦・沖縄』『「朝日新聞」の犯罪』『わだつみは蒼く澄みたり』の取材・デスクを担当。校長自殺で国会でも論議となった広島の教育問題を丹念に取材し、『広島公教育はなぜ崩壊したか』『広島公教育に再生の道はあるか』(いずれも、世界日報社刊)にまとめて、大きな反響を呼ぶ。著書はほかに『新・純潔教育のすすめ』『バギオの虹』『天の懐に生く』など。





渥美 堅持氏 東京国際大学名誉教授)
あつみ・けんじ
 昭和13年、北海道生まれ。拓殖大学政経学部卒業。エジプトのアズハル大学留学。現在、(財)昭和経済研究所アラブ調査室室長、東京国際大学名誉教授。共著書は『イスラーム過激運動−その宗教的背景とテロリズム』など。





岡野 俊昭氏(銚子市長)
おかの としあき
 昭和21(1946)年3月21日、千葉県銚子市に生まれる。日本体育大学体育学部卒業。43年、銚子市立第4中学校教諭。47〜48年、鹿児島国体・千葉国体高校男子監督を務める。56〜60年、日本体操協会強化コーチとして国際選手の養成に当たる。59年、チェコ・スロバキア革命記念カップ(体操競技)監督を務め優勝。60年、銚子市教育委員会指導主事。63年、銚子市立第5中学校教頭。平成8年、銚子市立第8中学校校長。11年、スペイン国バルセロナ日本人学校校長。13年、北米・欧州地区日本人学校長研究協議会会長。17年、銚子こども安全ネットワーク会長。18年、銚子市長。





藤井 裕久氏(民主党元代表代行)
ふじい ひろひさ

準備中





小林 正氏(元参議院議員)
こばやし ただし
昭和8年、東京生まれ。横浜国立大学哲学科卒業後、川崎公立学校勤務、神奈川県教職員組合執行委員長を経て、89年参議院議員、現在は民間教育臨調教育制度部会長。主な著書に『日教組という名の十字架』共著『なぜ今教育基本法改正か』『いまこの国を救うもの―教育改革』





木下 義昭氏 (世界日報社社長兼主筆)
きのした よしあき


準備中





ペマ・ギャルポ氏(桐蔭横浜大学法学部教授)
ペマ・ギャルポ 
 1953年チベット生まれ。65年来日。76年亜細亜大学法学部卒業。77年チベット文化研究所・所長に就任。80年から90年までダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当初代代表を務める。91年、日本作家クラブ(現日本文芸家クラブ)初の外国人メンバーとなる。インド政府観光局東京事務局顧問、ネルー記念財団チベット学校常任顧問、日本国際青年文化協会常任顧問、学習院女子短期大学非常勤講師(94〜95)、モンゴル国立大学国際関係担当顧問。96年より岐阜女子大学教授、2000年4月から同大南アジアセンター長。現桐蔭横浜大学法学部教授。連載・著書多数。テレビなどマスコミでも活躍している。





八木 秀次氏(高崎経済大学教授)
やぎ・ひでつぐ
 昭和37年、広島県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程中退後文筆活動。専攻は憲法学、思想史。平成14年、第2回「正論新風賞」受賞。テレビでもジェンダーフリーや女系天皇容認論への歯に衣着せぬ批判・発言で知られる。著書は論戦布告』『反「人権」宣言』『誰が教育を滅ぼしたか』『教育黒書(編著)』『明治憲法の思想』『国家再生の哲学』『国民の思想』『本当に女帝を認めていいのか』など多数。





寺垣 武氏 (寺垣研究所代表)
てらがき たけし
 1924年、埼玉県生まれ。中学時代から爆撃機の命中精度向上装置などを考案し「少年エジソン」と呼ばれる。日本大学専門部中退。舟艇無線機に対し、陸軍第5研究所より技術有効賞受賞。戦後日本電気嘱託として、潜水艦探知機、誘導弾ジャイロ装置を開発。その後も富士通、リコー、キャノン、オーディオテクニカなど大手企業数社の技術顧問として、数多くの開発に関与。
寿司ロボット等ユニークな開発も。なかでも究極のレコードプレイヤーといわれる寺垣プレイヤーは、世界的にも名器として、フランスの専門誌に紹介された。





小川 和久氏国際変動研究所理事長
おがわ・かずひさ

1945年12月、熊本県生まれ。陸上自衛隊生徒
教育隊・航空学校修了。同志社大学神学部中退。地方新聞記者、週刊誌記者などを経て、日本初の軍事アナリストとして独立。外交・安全保障・危機管理(防災、テロ対策、重要インフラ防護など)の分野で政府の政策立案に関わり、国家安全保障に関する官邸機能強化会議議員、日本紛争予防センター理事、総務省消防庁消防審議会委員、内閣官房危機管理研究会主査などを歴任。小渕内閣ではドクター・ヘリ実現に中心的役割を果たした。電力、電話、金融など重要インフラ産業のセキュリティ(コンピュータ・ネットワーク)でもコンサルタントとして活動。現在NPO法人・国際変動研究所理事長。 主な著書に『東日本大震災からの日本再生』『もしも日本が戦争に巻き込まれたら!』『この一冊ですべてがわかる普天間問題』『14歳からのリアル防衛論』『陸上自衛隊の素顔』『日本の戦争と平和』『日本の「戦争力」VS中国、北朝鮮』『日本の「戦争力」』『日本は「国境」を守れるか』『危機と戦うーーテロ・災害・戦争にどう立ち向かうか』ほか多数。





藤家 洋一氏(前原子力委員会委員長)
ふじいえ・よういち
昭和10年兵庫県生まれ。東大理学部物理学科卒、工学博士。原子炉の専門家として日米原子力協力を促進。昭和55年名古屋大学プラズマ研究所教授、同61年東京工業大学原子炉工学研究所教授、平成元年同研究所所長、同7年内閣府原子力委員会委員。同13〜16年まで同委員会委員長。この間、同14年から広島大学学術顧問。「21世紀社会と原子力文明−宇宙エネルギーをつくる」(日本電気協会)など一般向けの啓蒙(けいもう)書もある。





服部 則夫氏
はっとり・のりお
元駐ベトナム日本特命全権大使
前駐OECD日本政府代表部大
使
 昭和20年福井市生まれ。同43年東京大学法学部卒、外務省入省。平成13年外務報道官、同14年駐ベトナム大使、同20年駐OECD(経済協力開発機構・パリ)日本政府代表部大使、同22年退官。現在ベトナム、インドネシアなどアジアとの経済・文化などの面での交流を行うためのオフィス・ハットリ代表。ベトナム国家最高位の友誼勲章受章。ベトナム政府直轄都市ハイフォン市特別顧問





高田 純氏
たかだ・じゅん
札幌医科大学教授
 昭和29年、東京都生まれ。最初の科学論文は、大学院博士課程後期、広島大学原爆放射能医学研究所での昭和20年8月に広島北西部に降った黒い雨の濃縮ウランの研究。その後、シカゴ大学ジェームスフランク研究所、京都大学化学研究所、広島大学原爆放射線医科学研究所などを経て、平成16年より現職。その間、チェルノブイリ原子炉災害、米ソの核実験場周辺および、シルクロード楼蘭周辺での核爆発災害など、現地調査を中心に世界の核災害を研究。9.11以後、核兵器の脅威から国民を守る放射線防護学に注力。未踏科学技術協会高木賞、カネカ技術振興特別賞、真の近現代史観懸賞論文最優秀藤誠志賞など受賞。主著に「世界の放射線被曝地調査」講談社、「核爆発災害」中公新書、「中国の核実験」、「福島 嘘と真実」医療科学社など。放射線防護情報センター代表、日本シルクロード科学倶楽部会長、放射線防護医療研究会代表、日本会議北海道本部副理事長