2013年12月 5日のニュース
東京からもお伝えしましたが、特定秘密保護法案が、参議院の委員会で可決され、今夜にも本会議をへて成立する見通しです。市民団体などからは、反対の声が相次いでいます。
リムピース編集委員・篠崎正人さん「例えば、国際法に違反しているものを運んでいてもわからないとなってくる。そういう意味では、港の信頼性も低下してくる」佐世保港でのアメリカ海軍や海上自衛隊の艦船の動きを監視している市民団体・リムピースの篠崎正人さんは、情報が得られず、活動が制約されると危惧しています。リムピース編集委員・篠崎正人さん「私たちが公表することが、正当なものか判断できなくなるのが最大の問題」「税金の使い道が、闇の中に消えていく」特定秘密保護法は、外交や防衛などの重要な情報を「特定秘密」に指定し、外部に漏らしたり、知ろうとした人に、罰則を課すことになっています。篠崎さんは核廃絶などの国際NGOの運動にも、影響すると指摘します。リムピース編集委員・篠崎正人さん「プルトニウムをどれだけ持っているかという質問が、できなくなる」「日本政府の方針もわからないので、核廃絶運動の中で、日本のNGOがリーダーシップを失っていく可能性が高い」
架空の健康食品会社を名乗り、対馬市の高齢女性に注文していない商品を送り付け、現金をだまし取ったとして先月逮捕されていた東京の男ら8人が、きょう警察に再逮捕されました。
再逮捕されたのは、東京都新宿区の自称・健康食品販売業木下健容疑者(32)ら8人です。木下容疑者らは、今年9月末から10月はじめにかけ、宮崎県と大阪府に住む高齢の女性2人に、商品を送り付けて、現金およそ5万5千円をだまし取った疑いがもたれています。警察によりますと、去年12月から、県内の15人を含む高齢者およそ2千2百人が、被害に遭っていて、被害総額は、5千5百万円に上るということです。木下容疑者らは、対馬市の高齢女性から同様の手口で現金を騙し取ったとして、先月13日に逮捕され、きのう詐欺の罪で起訴されています。
子どもたちに、北国から、甘くておいしい贈り物です。青森県の農協が、地元で収穫した新鮮なりんごを、きょう、長崎市の小学校にプレゼントしました。
真っ赤に色づくおいしそうなりんご。きょう午後、長崎市の大浦小学校の子どもたちに届けられたのは、青森県の「JA津軽みらい」自慢のリンゴ1200個です。JA津軽みらい・阿保直延組合長「リンゴは、脳の細胞を活性化させるのだそうです。そういう効能がある果物であります。」「リンゴを食べて、勉強すれば、今まで以上に、成績がよくなるだろうと思われます。」長崎市の中央卸売市場に、青森県産のりんごを出荷しているJA津軽みらいは、多くの人にリンゴを食べてもらおうと、2010年から長崎市内の小学校に、りんごをプレゼントしています。今年は、7校におよそ4800個が用意されました。きょう贈られたのは、サンふじと呼ばれる赤リンゴと、王林という青リンゴ2種類です。いずれも果汁が多くて、甘みが強いのが特徴です。待ちに待った試食会、そのお味は?。試食した児童「甘みも出ててかなりおいしいです。」 「赤(リンゴ)は甘みが多かったけど、青(リンゴ)は梨みたいにさっぱりしてる」津軽からやってきたおいしいリンゴに、こどもたちも大喜びでした。
およそ4000人が乾杯しました。佐世保市中心部の商店街を会場にしたパーティが、きのう夜、にぎやかに行われました。
アーケードが、クリスマスパーティーの会場になりました。佐世保の冬を、イルミネーションで彩る、きらきらフェスティバルの イベントのひとつ、きらきらチャリティ大パーティです。職場や、サークルなど 110のグループが参加し、1キロ近くと、直線距離で日本一長いとも言われる三ヶ町・四ヶ町のアーケードで、およそ4000人が乾杯しました。このパーティの名物と言えるのが、ユニークな仮装です。 仮装大会で優勝すると、来年のグループ参加費が無料になるとあって、趣向を凝らした手作りのキャラクターが、笑いを誘っていました。
きのう午後6時ごろ、長崎市の国道で軽トラックと軽乗用車が正面衝突する事故があり、軽乗用車に乗っていた1歳の女の子が意識不明の重体となっています。
事故があったのは、長崎市多以良町の国道202号線です。警察によりますときのう午後6時ごろ、三重方面から走ってきた軽トラックが対向してきた軽乗用車と正面衝突しました。この事故で軽乗用車の助手席でチャイルドシートに乗せていた1歳の女の子が意識不明となり、現在も長崎市内の病院で手当てを受けています。また軽トラックを運転していた37歳の男性が足の骨を折る重傷、女の子の母親(37)も腰に軽いケガをしましたが命に別状はないということです。警察は軽トラックが対向車線にはみ出した可能性が高いとみていて双方の運転手から話を聞くなどして詳しく調べています。