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【第22回】 仕事丸投げと罵声の波状攻撃に悲憤する社畜主任
「ヤバイ支店長」が牛耳る不動産会社は時代錯誤か?[2013年12月03日]
今回は、中堅不動会社の元主任が訴える職場の課題を考えよう。プレイング・マネジャーである支店長が営業ばかりに精を出し、管理業務を丸投げするため、この主任は悶えていた。果たしてこの支店長は、本当に「ヤバイ人物」だったのか。 -
【第21回】 天下りおじさんと子育て女子会に人生を搾取される!
低賃金・重労働のテレビ下請けでもがく40代独身女性[2013年11月26日]
今回は、女性の社会進出が進む職場に深く根を張る「悶えの構造」に迫る。TOEIC900点と翻訳の豊富な経験を持ちながら、テレビ局の下請けで低賃金・重労働の底なし沼に沈む40代独身派遣社員。そこには無能な上司と同僚による搾取の構造があった。 -
【第20回】 「おれが片道切符で低学歴のあいつが出世なんて!」
不本意な人事異動を恨み抜く元編集者の“甘えの構造”[2013年11月19日]
会社の人事異動を理不尽に感じ、悶える社員は多い。しかし悶えの原因は、全て会社にあるのだろうか。異動を恨む社員自らが、悶える原因をつくり出すこともある。今回紹介するのは、営業部へと理不尽な異動をさせられた元敏腕編集者のケースだ。 -
【第19回】 常軌を逸した“自宅仕事”にもがき苦しむ隣人たち
真夜中に爆音をまき散らす「引きこもり社員」の怪[2013年11月12日]
今回は、賃貸マンションの一室に引きこもり、自宅で仕事をしていると思しき男性が織り成すトラブルを紹介しよう。毎夜爆音に悩まされる隣家の会社員の悩みは深い。雇用形態の多様化が進むなか、「悶える職場」はあなたの隣家にも出現するのだ。 -
【第18回】 社員の死は「会社のせい」と言い切れるのか?
検死医が明かす遺族と人事部の“覆い隠された苦悩”[2013年11月05日]
会社員の突然死や自殺はなぜ起こるのか――。職場で起きる「原因不明の死」は、亡くなった本人の遺族はもちろん、残された上司や同僚の心にも暗い影を落とす。会社員の検死を続ける法医学者が、遺族や会社関係者の苦悩と死の傾向を明かす。 -
【第17回】 粘着質の「追い出しオタク」が役員に出世して暴君化
単純作業の奈落で喘ぐ課長が“10倍返し”を誓うまで[2013年10月29日]
今回は、以前紹介した「追い出し部屋で心が壊れた課長」のその後をお伝えする。彼を目の敵にしていた上司が役員に出世し、圧力はますます強まったそうだが、腹を据えた課長には心境の変化が見られるようになった。心の再生の要因はどこにあるのか。 -
【第16回】 破滅型オーナーに放り出された逆・半沢直樹社長
同族経営の代理戦争で人生を狂わされる社員の悲鳴[2013年10月22日]
今回は、同族経営の園芸関連会社で起きた代理戦争の顛末をお伝えしよう。破滅型のオーナー父子に銀行OBの社長が追放された騒動は、社長に近い社員たちがリストラされるという悲劇を生んだ。こうした同族経営の企業で働く社員の悩みは深い。 -
【第15回】 原因不明の部下の自殺に悶え苦しむ上司たち
残された者を追い詰める責任不在の“酷な魔女狩り”[2013年10月15日]
ある日突然、部下が原因不明の自殺を遂げたら、あなたはどうするか? 周囲からは「なぜ自殺のメッセージを読みとれなかったのか」と、心ない追及を受けるだろう。責任の所在が曖昧なまま「犯人」にされかねない関係者たちは、悶え苦しんでいる。 -
【第14回】 子育て苦を言い訳に“疑惑の残業”をやりたい放題!
会社にたかりしゃぶりつくす「黒いイクメン」の被害[2013年10月08日]
少子高齢化が進む日本では、男性の育児参加の必要性が唱えられている。育児への意識が高い男性社員は「イクメン」と呼ばれ、世間の評価は高い。しかしそれをいいことに、会社をしゃぶりつくし、同僚を悶えさせる「黒いイクメン社員」も存在する。 -
【第13回】 うつで辞める部下と辞められる上司はどちらが悪いか
閉じこもり社員と情熱マネジャーが悶えた“心の迷宮”[2013年10月01日]
職場でうつになる社員は増えてはいる。しかし、部下がうつになったら必ずしも上司が悪いとは言い切れない。上司と部下が「心の迷宮」に入り込み、退職にまで至る不幸なケースもある。そこに「悶える職場」の原因を解き明かす難しさがある。 -
【第12回】 育休明け子育て社員のフォローで過労死寸前に!
有能なキャリア女性を潰す「逆マタハラ職場」の矛盾[2013年09月24日]
今回は、育児休業明けの子育て社員の業務フォローに疲れ切り、退職したキャリア女性を紹介したい。世間ではマタハラが問題視されているが、一方で子育て社員の仕事を肩代わりし、恐ろしいほどの負担を強いられている人々もいる。 -
【第11回】 したたかな女性上司に引導を渡された元部下の告白
表向きは実力主義を謳う「某外資系人事」のからくり[2013年09月17日]
外資系企業と言えば「実力主義」というイメージが思い浮かぶ。だが実際は、全ての企業がそうではない。仕事の実力が怪しい女性マネジャーに引導を渡されたという元外資系IT企業の社員が、その世渡り術のしたたかさと人事システムの矛盾を語る。 -
【第10回】 なぜ高学歴のクラッシャー上司が評価されるのか?
20代“うつ”社員の量産ラインと化した職場の混迷[2013年09月10日]
前回に引き続き、元リストラ事業部長に「20代を“うつ”にし続ける若手マネジャー」の課題について聞いた。高学歴というだけで未熟なマネジャーたちが抜擢され、部下を潰し続けるブラック企業の職場構造には、どんな闇があるのか。 -
【第9回】 20代を“うつ”にし続ける女性マネジャーの病理
若手上司が心酔する「部下を破壊するマネジメント」[2013年09月03日]
今回は、以前登場した「元リストラ事業部長」に再び話を聞いた。彼が務めていた会社には、未熟な若手管理職が多く、「部下を潰すマネジメント」が跋扈していたという。根性論に支配され、部下を追い込む女性マネジャーの病理とは? -
【第8回】 パワハラと長時間労働の魔窟で死を選んだ社員たち
遺族に寄り添う弁護士が説く「心を壊す職場」の罠[2013年08月27日]
今回は、パワハラや超長時間労働に悶える社員や、それらが原因で自ら死を選んでしまった社員の遺族に寄り添う人権派弁護士の話を聞こう。まじめな人、優秀な人ほど潰される「柔軟な職場構造」の罠から逃れるために、何を心がけるべきか。 -
【第7回】 未来ある20代社員80人が涙した壮絶リストラの内幕
元事業部長が懺悔する「追い出す側」の奔放な論理[2013年08月20日]
今回は、追い出される側ではなく「追い出す側」に取材を試みた。数年前、会社の命令で20代の若手社員を80人もリストラした広告代理店の事業部長は、当時の組織の異常さを振り返る。「追い出す側」の奔放すぎる論理とは、どんなものか。 -
【第6回】 「お金を返すにはお金を借り続けるしかないよ……」
“悶える漫画家”のローン地獄に会社員が学ぶ教訓[2013年08月13日]
今回は趣向を変えて、個人事業主の「悶える職場」を紹介しよう。登場するのは、ローン地獄に陥り、借金の返済のために新たな借金を続ける漫画家だ。会社員も他人事ではない。リストラされれば、いつ同じ状況になるかわからないからだ。 -
【第5回】 「ひどい女、この足で踏みつけてやりたい……」
女上司の拷問研修で職場を追われた模範社員の無念[2013年08月06日]
ベテランの模範社員にもかかわらず、素人同然の女上司に拷問のような研修を受けさせられた後、唐突に雇い止めを言い渡された契約社員がいる。なぜこうした理解に苦しむ人事が起きるのか。ブラック企業の雇用システムの病巣に迫る。 -
【第4回】 “狙い撃ち社員”は親やお金を使ってでも放り出す!
元労働相談員が目撃した「退職強要現場」の伏魔殿[2013年07月30日]
今回は、公的機関で労働問題の相談員を務めていた人物に、退職強要を行う企業側の本音を聞き、問題点を解き明かしたい。家族への圧力、興信所の利用、そして金銭交渉など、会社は狙い撃ちした社員を手を尽くして辞めさせようとする。 -
【第3回】 「会社に戻ると殺される!」「セクハラでもう限界」
ブラック企業で“職場DV”に脅える社員の座談会[2013年07月23日]
今回は、ブラック企業でいじめ抜かれ、「職場に戻ったら殺される」「セクハラに耐えられない」と脅える社員らの座談会の模様を紹介しよう。それを通じて、理不尽な「排除の論理」が押し通されていく職場の実態に警鐘を鳴らしたい。
企業で働くビジネスマンが喘いでいる。職場では競争原理が浸透し、リストラなどの「排除の論理」は一段と強くなる。そのプロセスでは、退職強要やいじめ、パワハラなどが横行する。最近のマスメディアの報道は、これら労働の現場を俯瞰で捉える傾向がある。
たとえば、「解雇規制の緩和」がその一例と言える。事実関係で言えば、社員数が100以下の中小企業では、戦前から一貫して解雇やその前段階と言える退職強要などが乱発されているにもかかわらず、こうした課題がよく吟味されないまま、「今の日本には解雇規制の緩和が必要ではないか」という論調が一面で出ている。また、社員に低賃金での重労働を強いる「ブラック企業」の問題も、あたかも特定の企業で起きている問題であるかのように、型にはめられた批判がなされる。だが、バブル崩壊以降の不況や経営環境の激変の中で、そうした土壌は世の中のほとんどの企業に根付いていると言ってもいい。
これまでのようにメディアが俯瞰でとらえる限り、労働現場の実態は見えない。会社は状況いかんでは事実上、社員を殺してしまうことさえある。また、そのことにほぼ全ての社員が頬かむりをし、見て見ぬふりをするのが現実だ。劣悪な労働現場には、社員を苦しめる「狂気」が存在するのだ。この連載では、理不尽な職場で心や肉体を破壊され、踏みにじられた人々の横顔を浮き彫りにし、彼らが再生していくプロセスにも言及する。転機を迎えた日本の職場が抱える問題点や、あるべき姿とは何か。読者諸氏には、一緒に考えてほしい。
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田岡俊次の戦略目からウロコ
中国にとって「藪蛇」となったお粗末な「防空識別圏」の設定 2013.12.05
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サムスンに“倍返し”できるのか?ソニーがカメラ技術で反撃開始 2013.10.02
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山崎元のマルチスコープ
アベノミクスの「終わり方」を想像する 2013.12.04
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今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ
独占公開!サムスンが呑み込んだ日本の技術 2013.11.11
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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子
出世する人、しない人の食事のマナー 2013.10.15
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【田中秀征 政権ウォッチ】
特定秘密保護法案「第三者機関」は絵に描いた餅! 2013.12.05