-
【第178回】 ニート学部から“黒歴史学”“奇業学”が誕生!?
「NEET株式会社×ひきこもり大学」の化学反応[2013年12月05日]
「NEET株式会社」(仮称)の取締役と「ひきこもり大学」の発案者がコラボした「ひきこもり大学」ニート学部が11月25日に開催され、会場は満席に。そして、授業中は「黒歴史学」や「武装ニート」といった聞き慣れない言葉が次々に飛び交った。 -
【第177回】 何が餓死した31歳女性の生活保護を遠ざけたのか
生活困窮者を見捨てる「追い返す」だけの対応[2013年11月28日]
大阪市東淀川区の団地に住む女性。部屋の押し入れに敷かれた布団の上で、餓死して亡くなっていた。女性は母親とともに、4年前の11月、区役所を訪問。生活保護の窓口に相談に訪れてたが、申請は断られ、その後、2度と窓口に来ることはなかった。 -
【第176回】 “専門家”抜きで引きこもり問題は解決できるか
同調圧力の孤立社会から自力で這い上がる方法[2013年11月21日]
関西の「引きこもり」当事者のグループが集って、いわゆる“専門家”抜きで企画された「ひきこもり自助グループ協議会」の設立大会が、大阪で開かれた。そこで印象的だったのは、元引きこもりである男性が語った、同調圧力との向き合い方だ。 -
【第175回】 全員役員、全員ニートの「NEET株式会社」
参加者がひきこもり大学と連携し「ニート学部」開催[2013年11月14日]
最近、株主の取締役全員がいわゆる“ニート”の若年無業者の会社「NEET株式会社」(仮称)が発足するとして、話題になっている。10月30日の会社発足の押印式には、175人の取締役予定者のうち、100人余りが出席。11月21日に設立される運びだという。 -
【第174回】 社会に存在しないように生きる――
「トラウマ」を抱えた人々の“沈黙の叫び”[2013年11月07日]
引きこもっている人たちは、過去のトラウマを抱えたまま、心を閉ざし続けているケースが少なくない。精神科医師で一橋大学大学院の宮地尚子教授は、「トラウマ」を抱える人と支援者の関係性を「環状島」というモデルでわかりやすく紹介している。 -
【第173回】 何が「若年無業」を長期化させるのか
民間初の『白書』で明らかに[2013年10月31日]
<パソコンを持っていると、無業期間が長期化する傾向にある><携帯を持っていると無業期間は短期化する傾向にある>――そんな若年無業者の現実を調べて分析した、民間の手による『若年無業者白書』がこのほど刊行された。 -
【第172回】 毎日のネット放送で当事者たちと交流を続ける
「清水ひきこもり研究所」の新たな取り組み[2013年10月24日]
静岡県静岡市の「清水ひきこもり研究所」の原科佳衛代表(50歳)。本業は、大手メーカーの会社員。一旦、会社を早期退職し、2011年1月、相談と講演を行うための同研究所を立ち上げた。そして、毎日ネット放送で引きこもりの人と交流している。 -
【第171回】 失業した中高年、就職に失敗した若者を救う!?
「中高年人材センター」が目指す“雇われない生き方”[2013年10月17日]
当コラムをきっかけに、引きこもっていた人、失業して求職活動中の人たちなどの間で、様々な動きが生まれている。1つの動きが、失職してハローワークに2年半通い続けてきた50歳代のMさんの呼びかけで、設立した任意団体「中高年人材センター」だ。 -
【第170回】 動物の命だけでなく従業員すら粗末に!
あるペット関連企業の黒すぎる雇用の実態[2013年10月10日]
真面目な人ほど、ブラックな会社で心身をすり減らしていく。そして、一旦会社を離脱すると、様々な理由で社会に戻れなくなり、引きこもっていくことも少なくない。あるペット関連企業で働いていたAさんもそんな1人だ。 -
【第169回】 「49歳の息子と対話できない」「父親と話しづらい」
引きこもり家族会で語られた噛み合わない親子の本音
[2013年10月03日]
「引きこもり」家族や支援者の全国組織が主催する全国大会が9月28日、福岡で行われた。そこでは、なかなか分かりあうことが難しい、当事者とその父親たちの葛藤、確執が明らかになると同時に、それぞれの本音も垣間見ることができた。 -
【第168回】 山形県調査でわかった「引きこもりの半数は中高年」
もはや欠かせない“高齢化・長期化”の視点[2013年09月26日]
地域の民生委員が把握している「引きこもり」該当者のうち、半数近くの約45%は40歳以上の中高年だった――そんな衝撃的な実態を浮き彫りにするデータが9月24日、山形県の公表した調査報告書によって明らかになった。 -
【第167回】 “大人の発達障害”の人が依存症に陥るケースも
一筋縄ではいかない依存から脱却する方法[2013年09月19日]
大人の発達障害の人たちの中にも、強迫症状や依存症に悩む人たちが少なくない。そんな人たちが「脱ひきこもり」するために、周囲はどう支援していけばいいのか。そうした発達障害の支援の在り方を考えるシンポジウムが開かれた。 -
【第166回】 地方自治体で初の試みも?
浜松市が一丸で取り組む引きこもり支援の中身[2013年09月12日]
9月7日、静岡県浜松市が主催する『引きこもり』をテーマにした講演会に招かれた。浜松市では、地域として「引きこもり支援」のネットワークが構築されているなど、自治体一丸となった体勢が作られている。 -
【第165回】 大人になっても友人なし、家族とも全く話せない
わが子の緘黙(かんもく)症に悩む親の苦しみ[2013年09月05日]
「緘黙(かんもく)」とは、ある特定の場面になると、何も話せなくなる状態のこと。「大人になれば自然に治る」と言われてきたのに、何年経っても変わらないどころか、大人になると生涯にわたる大きな問題になるため、彼らの親は大きな葛藤を抱えている。 -
【第164回】 生活困窮、生きづらさ…
ひきこもり大学は多様な痛みを抱えた人々を救えるか[2013年08月29日]
先日、生活困窮に直面する引きこもり当事者らが、「ひきこもり大学」発案者の当事者Mさんと打ち合わせを行い、それぞれの思いを語った。「生活困窮というよりも、経済的事情という言葉を使って欲しい」打ち合わせの冒頭、Mさんはこう提案した。 -
【第163回】 「ひきこもり大学」オープンキャンパス開催
デモンストレーションで見えてきた課題と可能性[2013年08月22日]
引きこもり当事者たちからいま、様々なアイデアが生まれ、それぞれ動き始めている。例えば、「ひきこもり大学」。先日、初めてのデモンストレーションであるオープンキャンパスが開催され、2人の当事者が先生役を務めた。 -
【第162回】 人事部長のセクハラを訴え退職勧奨へ
離職票にまで嫌がらせされた30代女性の悲鳴[2013年08月08日]
働き盛りの人たちが引きこもり状態に追い込まれていく背景には、職場でのセクハラなどの行為が放置される雇用環境の劣化も一因にある。女性会社員が人事部長からセクハラ行為を受けた末、退職。再就職が決まらないまま、うつ状態に追い込まれた。 -
【第161回】 先生は引きこもり!?ニート学部に発達障害学部!?
ついに動き始めた「ひきこもり大学」[2013年07月25日]
当連載読者から、問い合わせや期待感などのメールが数多く寄せられてくる「ひきこもり大学」構想。ついに7月16日、発案者を囲む初めての「ひきこもり大学」準備会が、引きこもり当事者や会社員ら十数人が参加して開かれた。 -
【第160回】 “辞められない中高年”から反響続々
増え始めた「ネオブラック企業」の真実[2013年07月11日]
これまで“ブラック企業”といえば、夜遅くまでサービス残業させて、会社を辞めさせてしまうイメージがあった。しかし、最近増え始めた“ネオブラック企業”は、次の見つからない中高年者の足元を見て、給与や経費を減らしながら働かせ続け、辞めようとすると妨害するという。 -
【第159回】 日本初の「町田市保健所方式」でわかった
64歳までの「引きこもり」は20世帯に1世帯!?[2013年07月04日]
引きこもりの人のいる多くの家庭では、本人も親も変わらぬまま、長期化、高年齢化だけが進んでいる。東京都町田市保健所が、20歳から64歳を対象に引きこもり実態調査を行ったところ、自分または家族が引きこもり状態にあると答えた人は5.5%に上ることがわかった。
上枠
下枠
「「引きこもり」するオトナたち」の全記事一覧
-
-
田岡俊次の戦略目からウロコ
中国にとって「藪蛇」となったお粗末な「防空識別圏」の設定 2013.12.05
-
-
-
-
田岡俊次の戦略目からウロコ
中国にとって「藪蛇」となったお粗末な「防空識別圏」の設定 2013.12.05
-
-
inside Enterprise
サムスンに“倍返し”できるのか?ソニーがカメラ技術で反撃開始 2013.10.02
-
-
-
-
田岡俊次の戦略目からウロコ
中国にとって「藪蛇」となったお粗末な「防空識別圏」の設定 2013.12.05
-
-
山崎元のマルチスコープ
アベノミクスの「終わり方」を想像する 2013.12.04
-
-
-
-
今週の週刊ダイヤモンド ここが見どころ
独占公開!サムスンが呑み込んだ日本の技術 2013.11.11
-
-
オトコを上げる食事塾 笠井奈津子
出世する人、しない人の食事のマナー 2013.10.15
知っておきたい価値ある情報 ダイヤモンド・オンラインplus
話題の記事
-
【田中秀征 政権ウォッチ】
特定秘密保護法案「第三者機関」は絵に描いた餅! 2013.12.05