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官房長官「米は日本立場踏まえている」
12月5日 13時41分

菅官房長官は午前の記者会見で、アメリカのバイデン副大統領が4日に行われた中国の習近平国家主席との会談で防空識別圏を巡る問題について「日本の立場を十分踏まえて対応したと理解している」と述べました。

この中で菅官房長官は、4日のバイデン副大統領と習近平国家主席との会談に関連し、記者団が「副大統領は防空識別圏の撤回を求めず、日米の足並みがそろっていないという見方もあるが」と質問したのに対し、「全くそういうことではなく、バイデン副大統領は日本の立場をきちっとした形で述べたと理解している。バイデン副大統領は、安倍総理大臣としっかりと意見のすり合わせをし、わが国の立場を十分踏まえながら、会談に対応したと理解している」と述べました。
また、菅官房長官は、バイデン副大統領と習近平国家主席との会談の内容について「外交ルートを通じて逐次、連絡を取っているが、外交問題なのでコメントは控える」と述べました。

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