避難者巡回へ 軽バン贈る 西四国マツダ、NPOを支援 愛媛
産経新聞 12月5日(木)7時55分配信
東日本大震災から千日となる4日、四国内の避難者を支援しようと、西四国マツダ(本社・松山市)がNPO法人えひめ311(渡部寛志代表)に軽バンなどを贈呈した。
渡部代表が同社を訪れた際、震災避難者へ支援物資を届けるため運搬車の購入を検討していることを知り、無償で提供を決めた。
寄贈にあたり、同社の住田樹保営業本部長は「避難者宅を巡回して、支援する活動に共感した。有効に使ってほしい」とエールを送った。
渡部代表は「車という足を支援していただいた。孤立状態に陥っている家などへ訪問活動をしていきたい」と感謝した。同NPOは、来年1月から県内で支援を開始し、県外へも範囲を広げる予定。
渡部代表は福島県南相馬市出身。家族5人で伊予市に避難している。大震災から千日が経過したが、「半数以上が帰還できず、落ち着かない状態に置かれたまま」という。復興庁によると、全国の避難者数は約27万8千人(11月14日現在)。愛媛県内には185人が知人宅などで暮らしている。
最終更新:12月5日(木)9時32分
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