図鑑説明
- ポケットモンスター赤・緑、ポケットモンスターリーフグリーン
- ほっぺたの りょうがわに ちいさい でんきぶくろを もつ。ピンチのときに ほうでんする。
- ポケットモンスター青、ポケットモンスターファイアレッド
- なんびきかが あつまっていると そこに もうれつな でんきが たまり いなずまが おちることがあるという。
- ポケットモンスターピカチュウ
- しっぽをたてて まわりのけはいを かんじとっている。 だから むやみに しっぽを ひっぱると かみつくよ。
- ポケットモンスター金、ポケットモンスターハートゴールド
- かたい きのみも でんげきで やいて やわらかくしてから たべる ちえを もちあわせている。
- ポケットモンスター銀、ポケットモンスターソウルシルバー
- しっぽを たてて まわりの ようすを さぐっていると ときどき かみなりが しっぽに おちてくる。
- ポケットモンスタークリスタル
- りょうほほ には でんきを ためこむ ふくろがある。おこると ためこんだ でんきを いっきに はなってくる。
- ポケットモンスタールビー
- はじめて みる ものには でんげきを あてる。くろこげの きのみが おちていたら それは でんげきの つよさを まちがえた しょうこだよ。
- ポケットモンスターサファイア
- ほっぺの でんきぶくろの でんきは まよなか ねている あいだに ためられている らしいよ。ねぼけて ほうでんしてしまう ことが ある。
- ポケットモンスターエメラルド
- ほっぺたの でんきぶくろに でんきを ためる。おもいっきり ほうでんすると かみなりに ひってきする でんきを はなつ ことが できる。
- ポケットモンスターダイヤモンド
- もりの なかで なかまと くらす。 ほっぺたの りょうがわにある でんきぶくろに でんきを ためる。
- ポケットモンスターパール
- ほっぺたの でんきぶくろから でんきを ピリピリ だしているときは あいてを けいかいしている あいず。
- ポケットモンスタープラチナ、ポケットモンスターブラック・ホワイト
- よわった なかまの ピカチュウに でんきをながし ショックをあたえて げんきを わけることも ある。
概要
ポケットモンスターの看板キャラクター。ゲーム、アニメ、映画、漫画等様々なメディアで活躍しており、グッズの数も非常に多い。
ポケモンをプレイしたことはないが「ピカチュウ」だけは知っている、なんて人も。
大ブレイクのきっかけはアニメ版ポケットモンスター。主人公サトシの相棒として放送開始当初から主役ポケモンとして活躍。映画作品に収録されている短編作品でも主役を務めており、放送開始から15年以上経った現在でも絶大な人気を誇っている。
一方で、原作の『ポケットモンスター 赤・緑(初代)』では、アニメのような優遇っぷりは見られず、あくまで多数いるポケモンのうちの一種、という扱い。トキワの森に生息している出現率の低い(4%)ポケモンで、ゲーム中最も早い段階で入手できるでんきタイプ。育成すればハナダジムのカスミ戦で活躍してくれるが、種族値が低いため進化させないと中盤で二軍落ちし易い。
アニメ人気を受けて発売された、赤緑青のマイナーチェンジ版『ポケットモンスター ピカチュウバージョン(Yellow version)』では一番最初に貰えるポケモンになっている(御三家は別の入手法がある)。他にも、主人公の後ろを付いて歩く(モンスターボールに入らない)、進化を拒否する(通信交換で得たピカチュウなら可)、鳴き声が声優の音声等、アニメの設定がいくつか逆輸入されている。
モデルはゴールデンハムスター、種別はキンクマが一番近いと言われている。黄色いボディにしましま模様、赤いほっぺにキュートな目で現代のキャラクタービジネスを確立させた。このページ内のドットグラフィックを見比べていただければ解かるが、初代は全く首がなくずんぐりしていたが世代を追う毎にだんだん痩せ型になっていっている。
日本語版では「ピカチュウ」だが北米、欧米版では「Pikachu」、中国語では「皮卡丘」(広東語では「比卡超」)、韓国語で「피카츄」、アラビア語では「بيكاتشو」、ラテン語では「Picatius」と表記する。いずれも読みは「ぴかちゅう」であり、ピカチュウのイメージを世界中で統一しようという試みが垣間見られる(さらにいうと、各国語版アニメ全てピカチュウの声は変わらない)。それ以降も、主要なポケモンの名前は全世界統一するようにされている。
そのため、現在ピカチュウは世界一・・・もとい、二番目に有名なネズミだと思われる(一番はお察しください)。
ゲームでのピカチュウ
電気球使用時の種族値 合計529 | |||||
---|---|---|---|---|---|
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
35 | 162 | 40 | 152 | 50 | 90 |
- 対戦では一見ただの進化前の弱いポケモンに見える・・・というか、本来そのとおりで弱いのだが、金銀以降はピカチュウのみ効果があるアイテム「でんきだま」によって2倍の「こうげき」(第4世代以降)と「とくこう」を得る事が可能となった。他の汎用攻撃力増強アイテムはせいぜい1.1倍から1.3倍、強烈なペナルティと引き換えに攻撃力を上げるアイテム「こだわりハチマキ」「こだわりメガネ」でさえ1.5倍なので、「でんきだま」の2倍という倍率がどれだけ異常なのかが理解できるだろう。
- なお、右上の種族値表の攻撃・特攻は共に個体値V・努力値252振りの場合の相当数値。ご覧の通りLv.50にして攻撃・特攻種族値150相当越えも可能である。すなわち、攻撃面だけなら伝説ポケモンクラスとなる。
- そして、禁止伝説級を除き電気物理でもっとも威力の高い技「ボルテッカー」が使える。この技はピカチュウ系列のみ習得可能であり、ロクな電気物理技がなかった他の物理型電気ポケモンにも分けてくれとよく言われていたが、第5世代である程度の威力がある「ワイルドボルト」が支給され現在小康状態にある。
- 反面耐久力は紙どころではない異常な低さ(意地っ張りメタグロスのコメットパンチが半減にも拘らず確定一発)。
基本的に持たせるアイテムは「でんきだま」一択であるゆえに脆さを補う定番アイテム「きあいのタスキ」が持たせられず、素早さも半端なので先制技持ちや自分より速い敵には絶対に出さないこと。 - ただ、「でんきだま」は最新作であるポケットモンスターブラック・ホワイト(通称「第5世代」)では期間限定のイベント(既に終了)でしか入手することが出来ない。前作の第四世代で持っていた人も仕様により第五世代に持ち込むことは出来ず、期待されていた続編の「ブラックホワイト2」でも入手できないため、地味にレアアイテムである。
- 進化系のライチュウと比較すると、でんきだまピカチュウは攻撃力は勝るものの素早さと耐久で大きく劣る。
- ポケモンの看板と言えるポケモンでありながら、意外と純粋に野生で出現する地方はすくなく、現時点ではカントー地方とカロス地方のみである。他は特殊な施設での出現かそもそも出ないかどちらかである。むしろコダックとかズバットの方がよく出てる。
- 「ポケモンスタジアム」との連動で「なみのり」を覚えることができる。モーションは「サーフボード」を使う特別仕様。
ポケモンカード版「なみのりピカチュウ」は、水エネルギーで技の出せる雷ポケモンであるため水系デッキに投入されることが多かった。 - アニメポケモンであまりに人気が出たので、最初のポケモンとしてピカチュウが手に入る「ポケットモンスター ピカチュウバージョン」が金銀までのツナギとして発売された。通称「ピカ版」。プレイヤーの初期ポケモンがピカチュウで固定、ライバルはイーブイからシャワーズ・サンダース・ブースターのいずれかに進化する。
詳しくは→ポケットモンスターピカチュウバージョン - 歴代の初期選択ポケモン16種のうち、唯一「御三家」と呼ばれないポケモン。ちなみに、ピカチュウバージョンでは初代御三家がストーリーの途中イベントで全て手に入る。タマゴで増やせなかった初代では御三家は伝説ポケモン並みに貴重だったため、当時ピカチュウバージョン所持者は羨ましがられた。
- ピカチュウバージョンのみ、自分が「おや」であるピカチュウはアニメ版準拠であるためかモンスターボールに入るのを嫌がりプレイヤーの後ろについてくるほか、「かみなりのいし」の使用を試みても嫌がってしまいライチュウに進化させることが出来ない。また、「ポケモンスタジアム(2,金銀含む)」に使用した時を含め、鳴き声がアニメ版のものとなっている(通信交換で手に入れた、他の「おや」のピカチュウは通常通りで、「かみなりのいし」も使える)。ちなみに、ピカチュウバージョンの世界においてプレイヤーの他にピカチュウを連れたトレーナーは存在せず、野生でも出現しない。このピカチュウは続編「ポケットモンスター金・銀」に連れて行くと「でんきだま」を持っている。
- XYからは3DSの構造上、ピカチュウ系列を始めポケモンの鳴き声を出すのが難しいため、ファンサービスも兼ねて唯一「ピカチュウバージョン」同様「大谷育江」の声のピカチュウが起用され、すべての鳴き声がオスメス問わずこうなった。やられボイスはピカ版は「チャアアー」だったが、本編アニメの使用頻度が少なくなったため「(フラフラになりながら)ピカピカ~」と変更された。ライチュウとピチューは変更された電子音のまま。
- また、XYから防御・特防の種族値が10上昇している。XYでは何匹か種族値の上方修正があるが、2箇所上昇しているのはピカチュウのみである。まあ紙なのは変わらないが。
アニメでのピカチュウ
1997年にアニメが放映されてから15年、サトシとピカチュウの旅は未だ継続中である。
本来ポケモントレーナーならばサトシの場合「ゼニガメ、ヒトカゲ、フシギダネ」の御三家と言われる中から一匹選ぶはずだったが、サトシは寝坊してしまい「残り物」のピカチュウしかもらえなかった。
ちなみに、制作側が主人公ポケモンにピカチュウを選んだ理由は「アニメ主人公にゼニガメ/ヒトカゲ/フシギダネから一匹を選ばせた場合、ゲームでそれぞれのポケモンを選んだ子、選ばなかった子に格差が生じる危険があったから」。そのため、当時から人気があり、電撃による派手な描写が可能なピカチュウが選ばれることになった。このピカチュウはロケット団から「レベルの割に強い、特殊なポケモン」と言われており、自力で10万ボルトを習得している(第二世代以降ではゲームでのピカチュウも自力で習得する)。
ちなみにポリゴンショックの真犯人はコイツである。
インターネット上でのピカチュウ
主なインターネット文化を形成する10~30代は多くがゲームのポケモンやアニメのポケモンに触れて育っているため、ポケモンの代名詞とも言えるピカチュウはかなりの知名度を誇る。
憧れや尊敬の意を込めて、「ピカ様」と呼ばれることがある。
/) /)
/ ⌒ ヽ
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(〇 ~ 〇 | /<
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このAAに喋らせるときは醒めたやや黒い性格で描写されることが多く、悪態をついたり、長年の相棒であるサトシに毒づいたり、ミッキーマウスを同じ有名ネズミキャラとしてライバル視していたりする。10年以上主人公を務めるベテランゆえの貫禄であろうか。ピカチュウさんマジパネェッス!
(あくまでもジョークとしてそういう扱いで描写されることが多いというだけで、公式でそのような言動を取ったわけではないので注意!念のため)
ニコニコ動画でのピカチュウ
ニコニコにおいてピカチュウは特に特殊な役割、立場は無いが、有名で人気があるポケモンなので数多くの動画が存在する。(キーワードで動画検索(ピカチュウ)タグ検索(ピカチュウ))
MAD方面では「闇サトシにかわいそうなことをされる」役であったり、ゲーム方面では「ネタポケモン」であったりなど、踏んだりけったりである。一方、「ピカピカユカイ」や「ピカチュウでウマウマ」など、手描きMADも沢山作られ、ユーザーのピカチュウへの愛が感じられる動画も数多い。
関連静画
お絵カキコ
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関連項目
一般 |
二次創作・ニコニコ動画関連 |
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%94%E3%82%AB%E3%83%81%E3%83%A5%E3%82%A6
読み:ピカチュウ
初版作成日: 08/05/20 08:28 ◆ 最終更新日: 13/11/10 12:10
編集内容についての説明/コメント: 出現地方について追記
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