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ソウル 初のPM2.5注意報
12月5日 21時5分

韓国のソウルでは、5日、濃いスモッグが広がり、ソウル市は大気汚染物質PM2.5に関する注意報を初めて出し、市民に外出を控えるよう呼びかけました。

韓国のソウルでは、5日は朝から濃いスモッグが広がって、午後4時にはPM2.5の1時間の平均濃度が1立方メートル当たり93マイクログラムとなりました。
ソウル市は、平均濃度が2時間にわたって85マイクログラムを超えると健康に影響がでるおそれがあるとしており、PM2.5に関する注意報を出しました。
中国から飛来する大気汚染物質が問題となるなか、ソウル市はことし10月からPM2.5の観測結果の公表を始めましたが、注意報が出されたのは5日が初めてです。市では、幼稚園から高校まですべての学校に、屋外での活動を控えるよう連絡したほか、高齢者や呼吸器系の疾患のある人はできるだけ外出を控え、外出する際はマスクを着用するよう呼びかけています。
韓国で、PM2.5の観測値を公表している自治体はソウル市だけですが、中国に近い西部や南部では大気汚染が深刻化しており、全国的な観測や予報を公表するよう求める声が強まっています。

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