モザイクを作成する
画像モザイクはコンテナの一種で、複数の画像ソースを 1 つのユニットとして処理できます。モザイクは、構成要素の各画像を元のまま維持し、画像が接する縁部分でマスキングやフェザリングを行うことはありません。モザイクの外縁のみマスキングとフェザリングが行われます。
ここでは、モザイクを作成するタイミングの決定、モザイクの作成、モザイクの編集について説明します。
モザイクをいつ作成するか判断する
縁が互いに完全に接している画像のコレクションがある場合、画像をレイヤに追加する前にモザイクを作成することをおすすめします。たとえば、都市の画像に複数の画像が含まれているとします。各画像をレイヤに直接追加すると、フェザリングによって縁がぼやかされ、画像の細部が一部失われることがあります。しかし、先に画像をモザイクに追加しておくと、個々の画像が接する縁はそのまま維持されます。
モザイクは連続する画像に適しています。技術的には、連続しない画像からモザイクを作成することもできますが、そのようにする意味はありません。
モザイクに含める画像は、次の項目が一致している必要があります。
- 解像度
- 投影法
- バンド数
- 標準の南北方位
モザイクを作成する
モザイクを作成するには、まず画像にタグを付け、検索を行い、すべての検索結果をモザイクに追加してください。
次の情報を指定する必要があります。
名前 | このモザイクの名前。 |
説明 | このモザイクの説明文。この説明文は、Google Maps Engine 内でのみ表示できます。このモザイクを含む地図を閲覧する外部ユーザーには表示されません。 |
タグ | このモザイクを見つけるための文字列。 |
共有設定 | このモザイクの使用許可を付与するアクセス リスト。 |
帰属表示 | 画像の提供元を明示する文字列。 |
注: レイヤに追加する前にモザイクを処理することをおすすめします。処理中、上記のモザイク内の画像の属性(解像度、投影法、バンド数、標準の南北方位)が合致していない場合、エラーが返されます。
モザイクの処理が完了すると、他の画像データ ソースと同じようにレイヤに追加できます。
モザイクを編集する
モザイクに画像を追加したり、モザイクから画像を削除したりできます。モザイクを修正する場合、モザイクの再処理と、モザイクを含むレイヤの再処理が必要になります。