ポールの次はストーンズ旋風　８年ぶりにやってくる

　ポールの次は、ストーンズだ。英の４人組ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズが来年２、３月に東京ドームで来日公演を行うことが４日、決まった。招聘（しょうへい）元のキョードー東京が発表した。

　０６年以来８年ぶり、通算６回目の来日公演。今回は東京ドームだけの公演で、来年２月２６日、３月４日、同６日の全３公演。先月、ポール・マッカートニーの１１年ぶり来日公演が大フィーバーで終わったのに続く超大物の来日で、またまた盛り上がること必至だ。

　ボーカルのミック・ジャガー（７０）は「来年、東京に戻れるのが待ち切れないよ。もうすぐ、ファンの前で、みんなが聞きたい曲をすべて披露するのが楽しみだ」。ギターのキース・リチャーズ（６９）は「俺はステージに立っている瞬間が世界で一番好きなんだ。日本のみんな、心して待っていてくれ。ミック、チャーリー（ワッツ）、ロニー（ウッド）と俺、そしてその他の仲間が日本を最高に盛り上げるからな。列車はすでに走りだしている。もうすぐ行くから、日本で会おうぜ！」とコメントを寄せた。今回は４人のメンバーに加え、元メンバーのギタリスト、ミック・テイラー（６４）がゲスト出演する。

　来日公演は、結成５０周年を記念して昨年秋にヨーロッパからスタートした世界ツアーの一環。今年７月にはロンドンのハイドパークで公演した。日本のステージは、この時のステージとほぼ同じ内容になるとみられ、「ホンキー・トンク・ウィメン」「黒くぬれ！」などベストソングのオンパレードになる予定だ。

　公演のチケットはＳ席１８０００円、Ａ席１６０００円、Ｂ席１４０００円。また、約４０メートルの花道近くに設けられるＧＣ（ゴールデン・サークル）席（約５００席）は８００００円になる。一般発売は来年１月１８日。

　問い合わせはキョードー東京、（電）０５７０（５５０）７９９。