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ザ・インタビューズ

なかなか鋭い所をついてます。

みあそら、シンセミアでは意図的に過去編を大きくしないようにしました。
これはゲーム製作上の制約もあるんですが(短い過去シーンのためだけに当時の背景やキャラ絵を用意するのか?など)それ以上に、過去編を大きく取り上げてしまうと、本編の主人公である悠斗や孝介の存在が薄くなってしまうのがあります。

これを回避する手段としては簡単です。
過去の出来事の結末が今につながっていて、過去編の主人公の想いが現代の悠斗や孝介に引き継がれる、または転生される、子孫などにするというつながりを持たせればいいのです。

が、みあそらはそこまで大きな時間の隔たりがなく、シンセミアはそれを否定した物語であるので、過去編を大きく取り上げる事はしませんでした。
過去にどんなことがあり、それを主人公たちは理解した上で、今現在と未来を選ぶ。
過去を清算してイーブンにするのではなく、あくまで自分達の物語の上での一つの通過点として扱っています。

これは賛否両論が出るシナリオ構成なのですが(物語としての収まりは過去から始まって過去の決着が付く方が綺麗に終わるので)、あっぷりけのコラムでも書いたように、孝介とさくやの二人の前途を祝福する物語にしようと思っていたので、今のような形になりました。

逆に、過去に大きな事件があってその因縁が中心になっている物語を作る場合は、過去編の主人公も現代と同列になるくらい大きく取り上げて、二つの物語をリンクさせるようにして双方の主人公の行いが実を結ぶ形になると思います。
とはいえ、まだそういった話を作る予定は無いので、いずれふさわしい物語を書く機会がありましたら……という感じでしょうか。

2011-12-18 03:55:03



実の所、ありません。

日本的な物語で過去の因縁が現代にまで続いているという点は同じですが、これはAIRやシンセミアに限らず現代伝奇物の定番なので意識はしませんでした。
自分としてはむしろ、過去編は本編に組み込まずフラグメントに留めたりと、意識的に『見上げた空におちていく』と同じ構成にしたつもりです。

知名度、販売数、ブランドなどの大きさ的な事もあって大作と比較されてしまうのは仕方ない事なのですが、そう思われることを懸念して定番を封じていくと何も作れなくなってしまうと思いますので、シナリオを考える時は他のAVGの事はあまり気にしないようにしています。

2011-12-16 02:03:38


なぜ自分に冥王神話が……と思ったら、以前の聖矢のTwitterからみなのでしょうか。

冥王神話はチャンピオン連載というのもあって元の聖矢の半分も知名度がない(それどころか存在自体が知られてない)のが難点ですが、スピンオフとして原作愛を感じる非常に良く出来た作品だと思います。

特に蟹座のマニゴルド兄貴は、デスマスクのゴミ野郎っぷりとは大違いの良い兄貴キャラで、教皇様が元蟹座というのもあって黄金聖闘士の復権に多いに貢献したのではないでしょうか。

反面、黄金聖闘士以外のキャラの押しが弱く、ユニコーンの耶人とユズリハ以外はどうにも出番が無かったのが痛いと思います。
次のスピンオフや外伝があったら白銀聖闘士をもうちょっと救って上げて欲しいと思います。

2011-12-16 01:45:44


公開してるものですが、基本的に以下の2点のものです

1、シリーズ物で前の巻が絶版になっている
  (Fateの二次創作のEternityLineシリーズ)

2、自分がシナリオを手がけたゲームで、準公式扱いになる同人誌
 (みあそら、コンチェルトノート、黄昏のシンセミアなど)

EternityLineシリーズですが当時のブログの記事を見て貰うと分かりますが、うちのような小説サークルで出すには規模が大きい作品で再販が出来ない事情があります。
それなのにシリーズ物なので、前の巻が手に入らないという人のために公開にしました。

次に自分がシナリオを手がけた作品の同人誌ですが、これは自分がまだ単なる1ユーザーだった頃に公式スタッフの手がけた同人誌がイベントに朝から並ばないと買うことが出来なくて、それを逃すと転売のオークションか古売屋しか無いという状況が多々ありました。
それで自分の場合は出来るだけ後から作品を知った人にも見て貰いたいため(同時に転売による利益を多く得られないようにするため)に公開している面があります。

ただ、中には「中身を公開したら買った人が損するんじゃないの?」と思われる方も居ると思います。
そこで、幾つか公開に対する前提条件を設定しています。

1、文庫の特色として文庫は「文庫形態」であることが最大のメリットなので、Web版から利便性を省くためPDFにする
2、頒布後に「完売した時点から」半年近く時期をあける
3、高解像度の表紙データなどは公開しない。

PDFは入稿には優れていますが、ファイルデータとしては正直読みづらいです。実際「テキストでお願いします」という意見も頂きますが、読みやすいのも文庫版のメリットだと考えますので、このようになっています。

次の時期に関しては完売まで至ってないものはイベントに来て頂ければ買えますので、このようになっています。

最後のイラストについてですが、こちらは圧縮でない表紙は本媒体ならではと考え、WebではJPG圧縮のみになっています。
公開、未公開の理由に関してはこんな所です。

次にまとめ本ですが……今のところ予定はありません。
コピー本のまとめの文庫化はもうストックが無く、過去の二次創作のまとめ本を出しても、時期が大きく過ぎてしまっているので需要もあると思えませんし、文庫本数冊分を一冊にするとページ数が膨大になって印刷費が大変なことに……。
そのような理由で、過去同人誌の総集編は予定がありません。

2011-11-14 02:39:04


自分は雑食の傾向があるので、世間的にマイナーとされる物でもあんまり好き嫌いがないです。
現状のストックである新作の企画以外でも、面白そうなネタが思い浮かんだら何でも書いてみたいと思います。

スポーツはコンチェルトノートの和奏ルートでソフト対決みたいな物も大好きですが、一試合を丸ごと入れると専門の話にしないと読者置いてけぼりにするので、なかなか難しい所です。

ロボット物だと人間的美少女アンドロイドといった題材はすでに沢山あるので、海外FPS的な人間がゴミのように殺されていく世界の話も作りたいですが、こちらはジャンルと中身的にあまり商業ゲームに向かないので、いつか小説で出せる機会があったらでしょうか。

小説、ゲーム問わずいつか書きたいな~と思ってるのは、大きな舞台の物語です。
影響やテキストでの規模を大きくするのではなく、主人公の物理的な行動距離が広い物を作ってみたいです。
こちらは子供の頃に楽しんだ時のノベルの主流が当時は冒険物で思い入れが深く、現在だとあんまり無いジャンルだからかもしれません。

こちらはゲームにするならジャンル的にRPGが合うんですが、RPGは素材面からしても中々大変なので、どうにも制作の敷居が高いのが何とも難しいです。

2011-10-11 00:51:28