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レーシック手術の被害情報5年で80件、目の痛みや矯正のしすぎ/消費者庁

  [2013/12/04]

[図]屈折矯正手術の施術方法(提供:国民生活センター)

 近視矯正のレーシック手術による目の痛みなどのトラブルが、過去5年間で80件報告されていると、消費者庁が4日発表しました。レーシック手術を受ける前にリスクを十分に理解するよう、同庁は呼びかけています。

 消費者庁が国民生活センターと連携して運用する「事故情報データバンク」には、レーシック手術に関する被害情報が2009年度以降、毎年10件以上寄せられているとのことです。累計80件のうち7件は消費者安全法の重大事故等として公表されています。

 被害の自覚症状は、矯正のしすぎによる遠視が最も多く、ほかに乱視、光をまぶしく感じる、ドライアイ、目の痛みなど。遠視が原因の頭痛や吐き気などの体調不良も報告されています。

 重大な被害例としては、「手術直後から2カ月間、目の表面に激しい痛みがあり、寝たきりの状態になった」(40歳代女性)、「レーシックによる角膜の削り過ぎで遠視にされ、目の周りの筋肉が常時痛む」(30歳代男性)などがあるとのことです。

 また、レーシック手術経験者600人を対象に消費者庁が今年11月に実施したアンケート調査によると、「希望した視力になった」人が74.3%、手術後に視力以外の症状や不具合が生じていると回答した人は43.2%でした。

 レーシック手術とは、特殊なレーザーで角膜を変形させることによって視力を回復させる屈折矯正手術のことです。


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