2013年12月4日19時47分
大阪府は4日、全国公募で起用した笠原哲・商工労働部長(64)が女性職員にセクハラ行為を繰り返したとして、3日付で6カ月の減給処分(10分の1)にしたと発表した。笠原氏は3日付で依願退職した。
府によると、笠原氏は昨年11月から約1年間にわたり、部下の20代の女性職員に対し、2人きりでの食事に休日も含めて計9回付き合わせ、食べ回しを強要したり、店で「指圧」として体に触ったりした。笠原氏は「嫌がっていなかったのでセクハラには当たらない」と主張したという。
笠原氏は民間の金融機関、中学校長、独立行政法人の常勤理事などを経て、松井一郎知事が行った公募で昨年4月に部長に就任した。任期は3年間だった。
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朝日新聞官邸クラブ
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