2013年12月4日19時34分
安倍晋三首相が外交・安全保障政策の司令塔と位置づける国家安全保障会議(日本版NSC)が4日、設置法施行を受けて首相ら5大臣が初会合を開いた。今月中旬に閣議決定する国家安全保障戦略や、中国による防空識別圏設定への対応策、北朝鮮情勢が話し合われた。
NSCは首相、官房長官、外相、防衛相による4大臣会合が柱で、副総理がいる場合は5大臣となる。「外交や安保の基本的問題を共有し、基本政策、方向性をひとつにする」(菅義偉官房長官)ことを目的に、月2回程度開く。来年1月には事務局となる国家安全保障局を設置する。
ただ、前身の政府の安全保障会議(安保会議)と同様、会合は記者団に公開されなかった。菅氏は会議前の記者会見で議題を明らかにしたが、会議後の詳細な説明はなかった。
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朝日新聞官邸クラブ
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