2013.12.5 05:05(5/5ページ)

【呉昇桓トーク】新球不要!直球とスライダーで斬る

背番号22のユニフォームに袖を通し、フォトセッションに応じる呉昇桓(左)と中村勝広GM=韓国・ソウル市内のホテル(撮影・中川春佳)

背番号22のユニフォームに袖を通し、フォトセッションに応じる呉昇桓(左)と中村勝広GM=韓国・ソウル市内のホテル(撮影・中川春佳)【拡大】

 --日本記録の46セーブを意識するのか

 「セーブ数46を超えたとなれば、阪神もいい成績を残すと思う。韓国のファンも喜んでくれると思う」

 --ライバル巨人の印象は? 阿部という強打者を抑える自信は?

 「巨人がライバルという話はよく聞いてます。心掛けを変えることはないし、他のチームと同じようにやっていきたい。(ただ)阿部選手は同じチームに(元巨人)李承ヨプ(イ・スンヨプ)選手がいるので、いろんな情報を聞いて考えている。勝負はマウンドに立ったときに考えること。マウンドに立った時は避けずに全面勝負をしたい」

 --マウンドで表情を変えない理由は

 「わざと変えないでいるわけではない。自然の表情です。マウンドで笑うことはない、と考えているのでそうなっていると思う」

 --日本で対戦したい打者は

 「個人的にはない。自分がマウンドにあがる時は僅差の状況。そういう場面では自分の球を投げることの方が大事。そちらを優先している」

 --イニングまたぎや連投について

 「最大は4イニングまである。それ以上も投げる自信がある。連投については、チームが必要なときにいつでも投げられるのが抑えというポジション。1週間に6ゲームあれば、6ゲーム全部投げる準備をする」

 --大阪の街と甲子園球場の印象は

 「大阪は何度も行ったことがある。道を歩いていても韓国語とかよく聞くし、ハングル文字も多い。これからの生活も問題ないと思う。行ったことはないが、甲子園はテレビで高校野球とかを見ていた。歴史のある球場と思うし、プレーすることにワクワクしている」

(紙面から)