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第二十六話
「それでは、我々はあちらに混ぜて貰ってきます!」
「「きます!」」
「ああ。いい先輩見つけてこいよ」
「「「はい!」」」

 馬上でビシ! と敬礼したルツェを筆頭に、ならうように敬礼したジェフとソルシエに軽く手を振り見送る。そんな三人は元気よく返事を返すと、手を振りながら主に槍や剣を装備している先輩方の集団に向って行った。

「ルツェ達はいい先輩方を見つけられるでしょうか?」
「むしろ、ルツェがいればその辺りは心配ないだろう。交渉ならルツェが上手くやる。それも交渉していると気付かないくらい上手くな。それにジェフやソルシエは、先輩方に可愛がって貰えるタイプだ」
「それもそうですね。期を逃さなければ、こういった交渉事はルツェが最も得意とする分野です」
「ああ」

 真面目な表情でそう告げるバラドは珍しくまともな状態だと言うのに、もしゃもしゃと月毛の馬に髪を食まれている為残念な姿である。まぁ、そういう俺も例の白馬にもしゃもしゃやられているので、周囲から見れば微妙な光景だろうがな。

「銀のが親愛行動してらぁ!」

 突然聞こえた声にブランに親愛行動を止めさせ、振り向く。ちなみに、ブランとは自己主張激しい白馬の名前だ。登録には仮登録と本登録があり、仮は登録はキープで馬舎に入れるだけ、本登録は名前を付けて正式に自分の持ち馬にする為の手続きだ。

 あれから俺達は早々に、馬舎に向い本登録を行った。
 あまりに早い本登録に馬舎にいた先生達は驚いていたようだが、俺達はそんな先生方に構うことなく手早く登録を終えた。その後、何かと引き留めようとする先生方の静止を振り切り、始めに集合した入り口付近につくられた二年生の先輩方が一年生を指導しているスペースへと急いだ。

 そして、たった今三人を見送った俺とバラドは取敢えず休憩中である。
 ちなみに馬達にバラドはアマロ、ルツェはクルース、ジェフはプルス、ソルシエはフルウムと名付けていた。



「そっかぁ~、銀のと月のはアギニスの奴らが気に入ったのかぁ」

 そう言いながら、何処か嬉しそうな様子で俺達の元にやってきたのは最初に生徒達に向って説明をしていた馬牧場の責任者、プフェ・フォン・ヘングスト先生であった。
 彼は馬牧場と馬舎の責任者であり、馬術の教師を兼任している。

「ヘングスト先生。ご機嫌麗しゅう」
「あー、止めてくれ。家は貴族の末端にギリギリ引っかかっている程度のしがない男爵家だ。アギニス公爵家の息子に頭を下げられるような人間じゃねぇ」
「いえいえ。爵位以前に俺は生徒で先生は教師です。私が礼を尽くすのが道理です」

 俺が会釈をしたのに倣いバラドも頭を下げる。そんな俺達に先生は最初は否定したものの続いた俺の言葉に驚き、そして笑った。

「お前は、本当に変わったなぁ。見違えるようだ。――――お前は、もう大丈夫だなぁ」

 しみじみと呟きながら、眩しそうに眼を細め俺の変化を喜んでくれるヘングスト先生は俺達とは違い、目じりに刻んだ皺の分、長い時を生きてきたのだと感じさせるいい先生だと思う。

「その節に関しましては、学園の先生方には大変ご迷惑をおかけしたと、いたく反省しております」
「いんや。生徒を教え導くのが教師の役割だ。それを怠った俺達にアギニスが謝る必要はねぇよ。一人でなんとか乗り越えたお前を誇りこそすれ、責めるような奴は教師失格だ。これは俺だけの意見じゃねぇ。学園の教師ほぼ全員の総意だぁ。一部の教師共はまだグダグダ言ってるけどなぁ」

 朗らかに笑いながらそういいながら俺にそう告げた後、ヘングスト先生はその笑みを消して俺を見た。

「生徒が教師に迷惑かけんのは当然だぁ。その為に教師はいるといっても過言じゃねぇ。生徒が道に迷ってんなら踏み外す前に正してやるのが教師の役目だぁ。――――――だからお前が俺達教師に謝る必要はねぇ。わりぃのは、生徒の苦しみを理解しようともせずに、諌める所か見て見ぬ振りをした俺達教師だ」

 「だから頭を下げる必要はねぇよぉ」と言った先生の言葉に、喉が詰まる。

 こういう言葉をかけられる度に、この世界はつくづく俺に甘くて優しいと思う。
 入学してから、父上や母上、メリルは勿論セバスやモルドから手紙を届いた。皆温かく、俺を心配しているという言葉ばかりが綴られていて、返事に困ってしまった。

 それに実は模擬戦の後、御爺様からも手紙が来た。
 御爺様から来た手紙には、『模擬戦、見事であった。今度会う時には、是非お前の刀を受けてみたく思う。ゼノより』とだけ書かれていた。
 ただ、封筒の端に見慣れた文字で書かれた『我が孫ドイルへ』という文字に視界が霞んだ。道を誤り始めてから呼ばれなくなった『我が孫』の文字が物凄く嬉しかった。

 意地を張り続けた馬鹿な俺にこの世界の大人達は皆、酷く優しい。目の前の先生も他の先生方も中等部時代あれだけやらかした俺を、他の生徒と変わらずに扱おうとしてくれる。
 大人達だけでは無く、周囲に居る人達みんなそうだ。殿下もバラドもクレアもジンも、ルツェやジェフ、ソルシエ達に、レオ先輩や薬学の先輩達。
 彼等は皆、俺が道を選ぶのを待ち、その行く末を見守ろうとしてくれている。

 そんな彼らの優しさや愛情に触れる度に、胸に燻るこの気持ちをなんと表現すればいいのだろうか? 

 思うことは沢山ある。やらなければ行けない事も、考えなければいけない事も。でも、一度にそれら全てに報いることは出来ない。それだけのモノを俺は貰っている。

 だからこそ、正道を歩きたいと強く思う。
 誰に対しても、胸を張れるように。
 俺の所為で悪く言われる人がいなくなるように。
 誰の隣でも、胸を張って立てる俺になりたい。
 そして、少しずつでも貰ったモノを返していければと思っている。

 だから、この人達が俺に頭を下げる必要など、それこそない。

「そのお言葉だけで十分です、ヘングスト先生。道を誤ったのは私自身。先生方にその責はございません」
「…………アギニス」
「これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。私はこの学園で学び、過ごせることを誇りに思うと共に、これ以上ない僥倖だと思っております。――――――そう、他の先生方にもお伝え下さい。ヘングスト先生」

 拝礼しながらほほ笑めば、ヘングスト先生は困ったように笑った。

「ほんっとに、お前達の世代はあっという間に大人になっちまいやがるなぁ。年寄りには、その若さが眩しくてたまらねぇわ」

 「やだやだ。歳は取りたくねぇなぁ」と言って、頭を振る先生から落ちた滴が地面に微かな染みを作る。でも、これを指摘するのは野暮だろう。

 ――――ヒ、ヒヒィーン!――――

 突然、嘶いたブランにビクっと体が跳ねた。しかし俺のそんな驚きなどお構いなしに、もしゃもしゃもしゃもしゃもしゃっ! とブランが俺の髪を食み始めた。

「ブラン!?」

 痛くは無いが髪が心配になる勢いで、もしゃもしゃしているブランを制止させようと名を呼ぶが反応が無い。お前が俺にとても懐いてくれているのは分ったから、それ以上の親愛行動は止めてくれ。大丈夫だとは分っているが、俺の毛根が物凄く不安になるだろう。

「ブランっていうのは銀のの名前か? アギニス」
「ええ。そうです」
「そうか、そうか。いい名前付けて貰ったじゃねぇかブラン。ほれ、お前の大好きなご主人様が困っているようだから、そろそろ離してやれ」

 ポンポンポンとヘングスト先生が鼻筋に触れながらそう語りかければ、渋々とだったがブランが俺の髪の毛から離れてくれた。
 その事にほっとしつつ、「ドイル様こちらを」と言って差し出された湿ったタオルで軽く髪を拭いて整える。ぐちゃぐちゃになった頭が戻ったことを確認しつつ、ヘングスト先生とブランに向き直れば、不満そうながらも先生の言うことを聞くブランの姿があった。その見事な手腕に、流石学園きっての調教師だと思う。

「素晴らしい手腕です、ヘングスト先生。尊敬いたします」

 尊敬の念を込めてそう告げれば、先生は照れたように頬を掻いた。

「いやー。ブランに乗れたアギニスに言われてもなぁ。まさか此奴が乗せたがる生徒が居るとは思ってもいなかったから、お前がブランに乗って本登録しにきたって聞いた時は、俺も他の職員達もかなりを驚いたんだぞ?」
「えっ!?」
「ブランは見るからに立派だろう? 今放逐されている馬達の中じゃ此奴がピカ一の馬だぁ。ただその分気難しくて、矜持も高くてなぁ。学生には乗れんだろうと話していたんだぁ。そのブランを今年一番乗りで馬を連れて来たお前が簡単に乗ってる上に、むしろブランがお前に首ったけだったと聞いて、慌てて見に来てみりゃ、もしゃもしゃ親愛行動までしてんだろぉ? 先生、滅茶苦茶驚いたんだぞぉ?」

 さらっと告げられた事実に絶句する。言葉を失う俺とは逆にバラドは「流石はドイル様です!」とスイッチが入りかけている。止めてくれ。今お前に暴走されても、どうにかする気力が無い。
 というか、

「ブラン。……お前そんなにいい馬だったのか」
「アギニスなら、馬の良し悪しくらい見りゃわかんだろぉ?」
「ええ、それは勿論。ですが、ブランが一番いい馬だとは思わなかったんです。此処の馬達は皆質がいいですから」
「そりゃ嬉しい言葉をありがとよぉ。でも、馬牧場に居る職員満場一致で、今年一番の良馬はブランだぞぉ。銀と見間違えるほど艶やかな白に、この体躯とそれに見合った脚力と持久力。気難しいのとプライドが高すぎて乗り手を選びまくるやつだがぁ、それさえなけりゃ、王家に献呈してもいいくらいの良馬だぞぉ?」

 「なぁー? ブランー?」という語りかけるヘングスト先生の言葉に自慢げに嘶いたブランに【馬の気持ち】を発動させる。

『そうなんですよ! ご主人様! 俺以上に、ご主人様を乗せるのに相応しい馬はいませんよ! 脚だって俺が一番早いし、長く駆けてられるし、ジャンプだって得意なんです! 足場の悪いところだって、平気です! それこそ、崖だって軽々ですよ! それにこの美しい毛並みもご主人様のご容姿を引きたてて――――!』

 そして、俺は【馬の気持ち】のスキルの発動を止めた。未だにブランはヒヒン! ヒヒーン! としきりに俺に訴えかけているが俺はブランの言葉など分からない振りをして、ブランの鼻筋を撫でた。すると、ブランは嘶くのを止め俺の手にすり寄ってくる。
 バラドと違って馬な分、扱いやすくて何よりである。

「おーおー、メロメロだなぁ、ブランはぁ。大事にしてやってくれよぉ、アギニス」
「…………承知いたしました」

 【馬の気持ち】はあまり発動させないようにしよう、と固く誓いながら俺はヘングスト先生に頷いた。





 そして結局、俺はヘングスト先生と別れた後、バラドと共に何をするでも無くブランとアマロの体を磨いたりして初日を終えた。

 帰り際、ルツェ達が俺の元にやってきて「いい方々がいらっしゃいました! 明日もその先輩方に馬術を教えて頂く約束を致しましたので、是非ドイル様とバラド様も明日はご一緒に!」という誘いを受けた。
 自慢げに報告にきたルツェ達に、彼らが上手く過ごしたことにほっとする。勿論、誘いは了承した。ルツェの目を疑う訳では無いが、俺も三人が命を預ける先輩方とは親しくしておきたいからな。

 そしてそのまま「ドイル様、宜しければ一緒に夕食を」というソルシエと「行きましょー、ドイル様!」と言って俺の手を取ったジェフに誘われ、初めて彼らとバラド、五人で夕食を食べた。
 以前に比べて、目に見えて話すようになったソルシエに距離が縮まったことを実感しながら、今日はいい日だったなとしみじみ思う。



 そうやって俺の馬術期間初日は、自己主張激しい良馬と、距離の縮まった部下と、初めて部下達と食べる食事という大収穫を得て無事終わったのだった。
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フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~(N6768BF)
 ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。 「どうしよう……?」「どないしようか……?」  異世界転移お約束のピンチをどうにか潜り抜け、途方にくれながらもとりあえず目先のことだけはどうにかする二人。  これは女性恐怖症のヘタレ男が、ゲームに酷似しつつもぎりぎりのところで絶対的に違う異世界において、一杯のカ○ピスを飲むために牛の品種改良からはじめるようなノリで元の世界に帰る手段を探す話である。 ※毎週土曜日に新作を投稿します。 ※書籍版に合わせてサブタイトルを追加しました。
  • ファンタジー
  • 連載(全84部)
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