シンプルながらも高機能なダウンローダー!「Free Download Manager」。
Free Download Manager
● Free Download Manager
高機能かつ使いやすいダウンローダー。
分割ダウンロード、ダウンロードのレジューム機能、拡張子別のフォルダ振り分け、ブラウザへの機能統合,
ページ内のファイルや連番ファイルの一括ダウンロード、自動ウイルスチェック機能 等々が付いています.
HTTP / HTTPS / FTP / BitTorrent プロトコルに対応しているほか、RapidShare からのダウンロードにも
対応しています。
( OS が98 系の場合、BitTorrent プロトコルを使用することはできない模様)
「Free Download Manager (FDM) 」 は、高機能かつ使いやすいダウンロードマネージャーです。
元々シェアウェアとして公開されていたダウンローダーで、完成度が非常に高く、高機能である割りに
思いの外使いやすい... という特徴を持っています。
分割ダウンロード (多重接続)、ダウンロードのレジューム機能※1、クリップボード監視機能、拡張子別の
フォルダ振り分け、ページ内のファイルや選択した範囲内にあるファイル の一括ダウンロード、ブラウザの
ダウンロード横取り機能、ブラウザの右クリックメニュー拡張機能、スケジュールダウンロード、URL リストを
利用したファイルダウンロード、ダウンロードしたファイルの自動ウイルスチェック... 等々、実に豊富な
機能が搭載されています。
※1
ダウンロードが途中で止まってしまった時に、ダウンロードをその時点から再開する機能。
対応しているプロトコルはHTTP / HTTPS / FTP / BitTorrent で、他にも RapidShare、MEGAUPLOAD,
Hotfile 等からのファイルダウンロードにも対応しているようです。
( RapidShare 等は、単純にブラウザからのダウンロードを横取りするだけだが...)
基本的な使い方は以下のとおり。
Free Download Manager インストール方法
初期設定
- メニューバー上の 「設定」 から 「設定」 を開きます。
- 左メニューの中から 「新規ダウンロード」 を選択。
- 右下の方にある 「拡張」 ボタンをクリックします。
- 「デフォルトのダウンロード設定」 というウインドウが表示されます。
「プロトコル」 タブ を開き、「サーバに通知する情報」 を 「Microsoft Internet Explorer 5.0」 等に
変えておきます。
- 必要であれば、そのまま 「接続」 タブで
を設定したり、「プロキシ」 ダブでプロキシの設定を行ったりしておきます。
(よくわからなければ、そのままでOK )
- 左下にある 「OK」 ボタンを押し、「デフォルトのダウンロード設定」 画面を閉じます。
- さらに 「OK」 ボタンを押し、Free Download Manager のメインウインドウに戻ります。
ダウンロードフォルダの設定
- 左のツリービュー内に表示されている 「すべてのダウンロード」 を右クリックし、
「グループのルートフォルダを設定」 を選択。
- 「フォルダの参照」 ダイアログが開くので、基本となるダウンロードフォルダを指定します※2。
※2
ここで指定したフォルダの下層階層に、「音楽」 「画像」 「動画」 「ソフト」 等のジャンル別
サブフォルダを作成することができる。
- デフォルトでは、(おそらく) ルートフォルダ直下に
というグループ (サブフォルダ) が既に存在していると思います。
それぞれのフォルダを右クリックし、「グループのプロパティ」 を選択します。
- 「グループのプロパティ」 ウインドウ が開きます。
ここで、
- グループ名 (サブフォルダ名)
- デフォルトのフォルダ (フォルダの場所) ※3
- このフォルダに保存するファイルの種類※4
を設定しておきます。
※3
「マクロ」 をクリックすることで、サーバ名 / 現在の年 / 現在の月 / 現在の日 の名前が付いた
フォルダを、グループフォルダ直下に自動生成させることも可能。
(フォルダは、ダウンロード実行時に生成される)
※4
拡張子別の自動振り分けを行いたい場合は、ここで関連付ける拡張子を指定しておく。
- 必要に応じて、「すべてのダウンロード」 を右クリック → 「新規グループの作成」 から、さらに
新規グループ (サブフォルダ) を作成しておきます。
- ダウンロードしたファイルを、自動でウイルスチェックにかけることもできます。
この機能を有効にする場合は、あらかじめ次のような設定を行っておきます。
- メニューバー上の 「設定」 から 「設定」 を開きます。
- 左メニューの 「ダウンロード」 をクリック。
- 画面中段にある 「ウイルスチェックをかける」 にチェックを入れ、
- スキャンの際に使う
アンチウイルス
を指定します。
- すぐ下にある 「ファイルの種類」 欄で、自動スキャンを有効にする拡張子を指定します。
- 最後に、「OK」 をクリックして設定画面を閉じます。
- Free Download Manager には、ファイルを簡単にダウンロード登録できるようにする
- ドロップボックス (
)
というものが用意されています。
もしこれが邪魔 or 不要 な場合は、メニューバー上の 「表示」 から 「ドロップボックスを表示」 の
チェックを外しておきます※5。
※5
ドロップボックスの透明度は、自由に調整することができる。
透明度を設定したい場合、メニューバー上の 「設定」 から 「設定」 を開き、左メニュー内の
「一般」 > 「その他」 > 「基本」 をクリック → 右下の 「ドロップボックスを表示」 欄で設定を行う。
ダウンロードを行う - 基本編
- ツールバーの一番左にある
ボタンをクリックします※6。
※6
もしくは、ダウンロードしたいファイルを
に直接ドラッグ&ドロップ。
- 「ダウンロードの追加」 というウインドウ
が表示されます。
- 一番上の 「URL」 欄に、ダウンロードしたいファイルのパスを入力します※7。
※7
ファイルをドロップボックスに直接ドラッグ&ドロップした場合は、入力する必要なし。
(自動で入力されている)
- ダウンロードの際に認証が必要な場合は、左上の 「接続時に認証が必要」 にチェックを入れ、
必要となるユーザー名やパスワードを入力しておきます。
- 必要であれば、中段の 「グループ」 欄で、ダウンロード先のグループを指定しておきます※8。
※8
「保存先」 欄の右にある
ボタンをクリックすることで、グループ以外のフォルダを
指定することも可能。
( 「フォルダの参照」 ダイアログが開く)
- 特定のリファラ ( = 参照元のページ) からのダウンロードしか受け付けていないファイルを
ダウンロードする時は、画面下部の 「拡張」 をクリック → 「プロトコル」 タブの 「リファラ」 欄に、
リファラとするURL を入力しておきます。
- ちなみに、画面下部にある 「開始」 欄の 「予約」 にチェック →
ボタンを押すことにより、
ダウンロードのスケジュール設定を行うこともできたりします。
スケジュール設定画面では、
- ダウンロードを開始する時刻
- ダウンロードを行う年月日
- ダウンロードを行う周期
等を指定できるようになっています。
- 最後に、画面右下の 「OK」 ボタンをクリックすれば、ファイルのダウンロードが開始されます。
ダウンロードしようとしているファイルがZIP の場合、中身を途中でプレビュー表示することも
できたりします。
- ダウンロードが完了したら、メイン画面内に登録されたファイル情報は削除してOK です。
(右クリック → 「ダウンロードを削除」 を選択する)
連番ファイルのダウンロード 編
- 連番ファイルとは、たとえば
- http://www.gigafree.net/img/test1.jpg 〜 http://www.gigafree.net/img/test50.jpg
というように、連続した番号で構成されているファイルのことです。
ここでは、例として上記 「test1.jpg」 〜 「test50.jpg」 を一括ダウンロードする方法を紹介します。
- メニューバー上の 「ダウンロード」 から、「新規バッチダウンロード」 を選択。
- 「新規バッチダウンロード」 という画面 が立ち上がります。
まず、一番上の 「URL」 欄に、全てのURL で共通する部分を入力します。
今回の例で言うなら、
- http://www.gigafree.net/img/test.jpg
が、全てのURL に共通する部分になります。
- 次に、全てのURL で異なる部分に、 (*) を挿入します。
今回の例で言うと、数字の部分が “ 異なる部分 ” になるので、以下のようになります。
- http://www.gigafree.net/img/test(*).jpg
- 「連番」 欄に、ダウンロードしたいファイルの最初の番号 / 最後の番号 を、ハイフン区切りで
入力します※9。
※9 例)
1-50
- 右側にある 「結果」 ボタンをクリック。
- すると、入力された情報を基に、連番URL が生成されます。
これを見て、URL が正しく生成されているかどうか確認します。
- あとは、普通にダウンロードを行う時と同じ。
保存先のフォルダなどを指定し、最後に右下の 「OK」 をクリックすればダウンロード開始です。
- ここでは、“ 数字 ” が変化するURL を例にして紹介しましたが、
- http://www.gigafree.net/img/testA.jpg 〜 http://www.gigafree.net/img/testJ.jpg
というように、" アルファベット " が変化するURL を、一括してダウンロードすることもできるように
なっています※10。
※10
その場合は、(*) の代わりに (*A) あるいは (*a) を挿入する。
(上記例のような大文字連番の場合は、(*A) を挿入する)
http://www.gigafree.net/img/test(*A).jpg
その後、上部の 「開始」 「終了」 欄で、連番の開始 / 終了 アルファベットを指定する。
ブラウザの右クリックメニューに、機能を統合する
- Free Download Manager の機能は、ブラウザの右クリックメニューに組み込むこともできます。
( IE 系ブラウザ、および
Firefox
)
Free Download Manager をブラウザに組み込む場合、次のような操作を行います。
- メニューバー上の 「設定」 から 「設定」 を選択。
- 左メニュー内にある 「監視」 をクリック。
- 画面中段にある 「FDM 関連のコンテキストメニューをブラウザに追加」 にチェックを入れ、
- 右の 「詳細設定」 ボタンをクリック →
- ブラウザの右クリックメニューに組み込みたい機能にチェックを入れます。
組み込める機能には、
- Free Download Manager でダウンロード
右クリックで選択したファイルを登録した状態で、「ダウンロードの追加」 画面を開く
- サイトをFree Download Manager でダウンロード
Web サイトを丸ごとダウンロードする
- Free Download Manager ですべてをダウンロード
ページ内にある全てのリンクを、Free Download Manager に送る※11
- 選択項目をFree Download Manager でダウンロード
選択した範囲内にある全てのリンクを、Free Download Manager に送る※11
※11 これらの機能については、ここ を参照。
といったものがあります。
( Firefox に組み込めるのは、「Free Download Manager ですべてをダウンロード」 のみ)
- ここまで設定が済んだら、ブラウザを再起動させます。
あとは、ダウンロードしたいファイル or ダウンロードしたいファイルのあるページ上で右クリック →
「Free Download Manager でダウンロード」 等を選択すればOK。
ブラウザのダウンロードを横取り 編
- FDM には、ブラウザのダウンロードを横取りする機能もあります※12。
※12
EXE やZIP ファイルをクリックした際に、FDM が自動で立ち上がるようにする。
この機能を利用したい場合、以下のような設定を行っておきます。
- メニューバー上の 「設定」 から 「設定」 を開きます。
- 左メニュー内にある 「監視」 をクリック。
- 右側の欄で、横取りを有効にするブラウザにチェックを入れておきます。
( IE コンポーネントを利用しているブラウザは 「Internet Explorer」 になります)
- 必要であれば、
- 「Alt」 キーが同時に押されている場合のみ、横取りする
- 指定した種類のファイルのみ横取りする※13
- 指定したサイズ (KB) 未満のファイルは横取りしない
ように設定することもできます。
( IE 系ブラウザ / Firefox のみ)
※13 「スキップリスト」 ボタンから設定を行うことができる。
指定した拡張子のファイル、または、指定したサイトからのダウンロードは、横取りしないように
設定できる。
- 「OK」 をクリックし、設定画面を閉じます。
- これで、ブラウザのダウンロードを横取りできるようになっています。
( 「Free Download Manager」 が起動していない時でも、横取りが行われるようになります)
複数ファイルの一括ダウンロード 編
- まず、ブラウザの右クリックメニュー内に
- Free Download Manager ですべてをダウンロード
- 選択項目をFree Download Manager でダウンロード
のどちらかを登録しておきます。
- 右クリックメニュー内に
- 選択項目をFree Download Manager でダウンロード
を登録した場合は、ダウンロードしたいファイルをドラッグして選択状態にし、右クリック →
- 選択項目をFree Download Manager でダウンロード
を選択します。
右クリックメニューに
- Free Download Manager ですべてをダウンロード
を登録した場合は、ダウンロードしたいファイルがあるページ上で右クリック →
- Free Download Manager ですべてをダウンロード
を選択します。
- すると、
「ダウンロードリストへ追加」 というウインドウ
が表示されます。
このウインドウには、選択状態にあったファイル、あるいは、ページ内にある全てのファイルが
登録されています。
この中に不要なファイルがある場合は、あらかじめそれらをフィルタしておきます※14。
※14 例) 画像のみをダウンロードしたい場合
- 右上にある 「フィルタ」 ボタンをクリック。
- 「フィルタ」 という画面が表示されます。
ここの 「ファイルの種類」 欄で、リストに残したいファイルの拡張子を指定します。
(拡張子を複数指定する時は、それぞれの拡張子を半角スペースで区切る)
今回は画像ということで、 jpg gif png bmp と入力。
- 「指定するファイルの種類はそのままにする」 にチェックを入れ、「OK」 をクリック。
- これで、リスト上のファイルをフィルタリングすることができました。
( jpg / gif / png / bmp 以外のファイルが、リストから除外される)
- あとは、基本的なダウンロードの時と同じ。
保存先等を指定し、右下の 「OK」 をクリックすればダウンロード開始です。
URL リストを利用して、一括ダウンロード 編
- ファイルのURL が書かれたリストを基に、ファイルの一括ダウンロードを行うこともできたりします。
この “ URL リスト ” を使ったダウンロード方法は、次のとおり。
- まず最初に、ダウンロードしたいファイルのURL を、空のTXT ファイルに一行ずつ書いていきます.
- URL を書き終わったら、全てのURL を選択状態にし、これをクリップボードにコピーします。
(適当な名前を付けて、リストを 「.txt」 形式のファイルとして保存してもOK)
- FDM を起動し、メニューバー上の 「ファイル」 → 「インポート」 から 「クリップボードからURL の
リストをインポート」 を選択します※15。
※15
リストをファイルに保存した場合は、「URL のリストをインポート」 から、URL リストファイルを
読み込む。
- 「グループの選択」 ウインドウが表示されます。
ここでダウンロード先のグループを選択し、「OK」 ボタンをクリック。
- すると、ダウンロードが自動で始まります。
ポータブル版の作成
- メニューバー上の 「ファイル」 から 「ポータブル版の作成」 を選択。
- 「ポータブル版の作成」 という画面が表示されるので、右下のフォルダアイコンをクリック →
Free Download Manager の展開先フォルダを指定します。
- あとは、画面下部の 「OK」 ボタンをクリックすればOK。
先程指定したフォルダ内に 「Free Download Manager」 という名前のフォルダが作成され、
その中にFree Download Manager がインストールされます。
その他、ダウンロードするファイルのサイズを事前にチェックする機能や、ダウンロード終了後にFDM or
パソコン をシャットダウンさせる機能、ダウンロードをやり直す機能... なども付いています。
|
スポンサード リンク
|