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村田と相手がイケメンほめ殺し合戦

リラックスした表情で写真に納まる村田(左)とピーターソン(撮影・丹羽敏通)
リラックスした表情で写真に納まる村田(左)とピーターソン(撮影・丹羽敏通)

 イケメン対決!? 明日6日に東京・両国国技館でプロ2戦目(日刊スポーツ後援)を迎えるロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(27=三迫)が、対戦相手とほめ殺し&陽動作戦を展開した。73キロ契約体重8回戦で拳を交えるデイブ・ピーターソン(27=米国)と4日に都内で開かれた会見で初対面した。お互いに「男前」とほめ合い、作戦の駆け引きも開始。笑顔に静かな闘志を秘め、戦闘モードに入った。

 先制攻撃したのは村田だった。記者会見で同席し、初対面となったピーターソンの印象を問われると「男前な方ですよね」と報道陣を笑わせた。その和やかなムードに反応したピーターソンも「ムラタはすごく格好いい」と反撃。「最初のラウンドはムラタの様子をみる。私は適応力のあるファイターだ」と、自らの作戦まで口を滑らせた。

 プロのキャリアでは上となるピーターソンの発言に対し、五輪金メダリストのプライドがある村田も、作戦を隠さなかった。

 村田 ボクも1回は打ちにいかないつもりだったんですけど、パンチが当たるようなら打っちゃうかもしれません。右拳が当たるタイミングだったら、出さないわけにはいかないですから。1回からいくことは大事だと思います。

 報道陣から「イケメン対決!?」との声も上がった絶妙なほめ殺しと言葉の駆け引き。それができるのも、村田の自信の表れだ。会見後はジムに直行し、練習を打ち上げると体重はリミットまで残り500グラムに迫った。「明日、もし自分が体重オーバーしたらネタにしかならないですからね」と、笑った。8月のプロデビュー戦にはなかった精神的余裕が、村田をさらに強くしている。【藤中栄二】

 [2013年12月5日9時21分 紙面から]

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