【畑山評論】これが統一戦なのか…
2013年12月4日
【畑山隆則の目】ボクの採点では5、6点差で大毅選手の判定負け。余りにも手数が少ないし、打ってはくっ付いてクリンチばかりという戦い方では勝てない。そもそも、この試合が王者同士の統一戦なのかというくらい試合内容には疑問符が付いた。統一戦といえば、井岡一翔‐八重樫東戦(12年6月)や、4団体公認前だけど長谷川穂積‐フェルナンド・モンティエル戦(10年4月)のように、これぞチャンピオン同士の戦いというものを見せてくれたのにね。
まず試合前のソリスの体重オーバーといい、大毅選手の戦いぶりといい、王者としての矜持(きょうじ)が全く感じられない。ただ勝てばいいというボクシングでは、見ている人に感動は与えられないし、記憶に残るボクサーになれるわけがない。倒されるリスクがあるかもしれないけど、“やるか、やられるか”という覚悟で倒しに行く姿に共感を覚えるんだからね。
ものすごく強い王者ならともかく、減量に失敗した相手にこんな戦いしかできないのはつらいね。減量の影響が出ているのか、すぐにバテるし動きにも覇気がない。韓国での防衛戦で苦戦した興毅選手を含めて、試合内容が変わってない。今後も厳しいと思うよ。(元WBA世界スーパーフェザー&ライト級王者)
今日の一面・終面
ファイトニュース
- 八重樫怒りモード“大毅問題”バッサリ(12月5日)
- “大毅問題”で亀田陣営の事情聴取も(12月5日)
- 村田は大毅に同情「運営側に問題」(12月5日)
- 大毅は“雲隠れ”ルール変更知っていた(12月5日)
- マスカラス兄弟がタッグ王座奪取!(12月5日)
- 高山ダメージなし 熊から挑発メールも(12月5日)
- 藤原組長がUWFルールで完勝(12月5日)
- 佐藤が社長にチョップでギャラUP要求(12月5日)
- 【畑山評論】これが統一戦なのか…(12月4日)
- 初防衛・高山に熊から挑発メール届く(12月4日)
- 村田「初戦より落ち着く」(12月4日)
- 初防衛の高山「安心している」(12月4日)
- 高山初防衛 銭湯のおばちゃんも祝福(12月4日)
- 亀田大毅、一夜明け会見に現れず(12月4日)
- 和毅、失意の兄・大毅を気遣う(12月4日)
- 長谷川穂積、大毅防衛に異議あり(12月4日)
- 大毅1‐2判定負けも一転、初防衛成功(12月4日)
- ドタバタ採点 興毅に続き大毅でも(12月4日)
- 王座剥奪ソリス、亀田家総倒しの野望も(12月4日)
- 和毅3‐0判定29連勝も「全然ダメ」(12月4日)
- ナイジャラ、和毅称賛も「パワーない」(12月4日)
- 高山 大阪凱旋3‐0大差判定防衛(12月4日)
- シルバノ「高山の右ストレート効いた」(12月4日)
- 「亀田祭り」会場で亀田父の本販売(12月4日)
- 八重樫V2不安なし 予備検診(12月4日)
- ソーサ自信、八重樫の印象「特にない」(12月4日)
- 元貴闘力デビュー3月に延期…調整不足(12月4日)
- 大仁田、遅刻…高山におわびのコーヒー(12月4日)
- 天龍バトルロイヤルで21人の頂点に(12月4日)
- えっ?大毅、負けたけど防衛成功(12月3日)
- 判定負けに大毅ぼう然 勝利のサインも…(12月3日)
- 大毅、計量ミスのソリスに負けた(12月3日)
- 大毅判定負けで王座統一ならず(12月3日)
- 和毅3-0判定勝ち初防衛 VTR(12月3日)
- 和毅が初防衛 無敗対決制す(12月3日)