真尋「最近ニャル子が可愛くてしょうがない」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:27:38.08 ID:+fItqOYr0
ニャル子「真尋さん真尋さん!」

ニャル子「ねー真尋さんってばー」

ニャル子「呼んでみただけですよぅ」

ニャル子「えへへ……まひろ……さん……///」

ガバッ

真尋(夢、か……)

真尋(またニャル子の夢だ)

真尋(最近こんな夢ばかり見るな……)


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:31:10.66 ID:+fItqOYr0
コンコン

ニャル子「真尋さ~ん!朝ですよ~!」

真尋(まだ早いだろ……寝たふりでやり過ごすか)

ニャル子「真尋さ~ん?」

真尋「……」

ニャル子「むむっ……これは嫁として直接起こすしかないようですね……いざ参らん!!」ガチャ

真尋「すぅ……すぅ……」zZZ

ニャル子「はうぅ……寝顔も可愛いですぅ……///」

真尋(なんだよさっさと出ていけよ……)


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:35:23.47 ID:+fItqOYr0
ニャル子「おっといけねぇ……真尋さん、朝ですよ~」ユサユサ

真尋「……」

ニャル子「んー……起きてくれませんねぇ……余程お疲れのご様子」

真尋(そうだ、だからそのまま放置してくれ……)

ニャル子「ここはお目覚めのキスしかありません!」

真尋(なんでだよ!しょうがない、起きるか……)

ニャル子「では早速……真尋さ──」

真尋「ん……ニャル子?」

ニャル子「……だからなんでここで起きちゃうんですか……」シクシク


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:42:07.10 ID:+fItqOYr0
真尋「なんでお前がここに居るんだよ鍵どうしたんだよ」

ニャル子「妻として夫を起こすために這い寄ったまでですが」

真尋「……まだ結婚は早いだろ」ボソッ

ニャル子「ん?聞き取れなかったのですが」

真尋「なら何度でも言ってやるよ、勝手に部屋に入んなよ鍵の意味考えろよ」

ニャル子「いいじゃありませんか別に」

真尋「お前が良くても僕は良くない」

ニャル子「嫌……ですか……?」ウルウル

真尋(そ……そんな顔すんなバカ)

真尋「嫌とかそういう問題じゃなくてだな……」

ニャル子「嫌じゃないならOKですね!」

真尋「まったくお前は……」

真尋「そんなん……だから……」ボソッ


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:47:22.10 ID:+fItqOYr0
ニャル子「さあさあそんな話はさておいて」

真尋「ん?」

ニャル子「今日の朝ごはんはニャル子が作って差し上げたのですよ」

真尋「そうか、で?」

ニャル子「で?」

真尋「産地はちゃんと地球だろうな?」

ニャル子「もちろんですよプロですから」

真尋「ん、そうか」

ニャル子「それに……」

真尋「それに?」

ニャル子「真尋さん、地球産じゃないと喜んでくれないので……」

真尋「当たり前だバカ」

真尋(結構……気を使ってくれてるんだな……)


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:54:44.47 ID:+fItqOYr0
ニャル子「ささー召し上がれ」

真尋「いただきます……って朝にしては妙に豪華だな」

ニャル子「それは真尋さんに美味しいって言ってもらいたいですから!」

真尋「ったくそんな理由かよ……」

真尋(お前が作ったってだけで十分……って何考えてるんだろうな……)

ニャル子「私にとっては重要課題です!どうですか味は!?」

真尋「ん……まあ普通だな」

ニャル子「普通ですか……」

真尋「可もなく不可もなし」

ニャル子「真尋さんはもっと素直になってよろしいかと」

真尋「うるさいな」

真尋(素直になれなくて……ごめんな)


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 21:59:57.32 ID:+fItqOYr0
ニャル子「~♪」モグモグ

真尋「いったい何がそんなに楽しいんだよ」

ニャル子「だって愛しの真尋さんとお食事ですよ~」

真尋「いつも食ってんだろ」

ニャル子「きゃっ……夫婦みたいだなんて……」

真尋「誰も言ってねえだろ」

ニャル子「でも真尋さんも満更だもないご様子でしたが」

真尋「そんなことあるわけないだろ」

真尋(と思う……)

ニャル子「そんなこと言っちゃって~このこのぅ」ふにっ

真尋「くっつくなバカ!」

真尋(む、胸が……胸が……)


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:06:45.67 ID:+fItqOYr0
ニャル子「真尋さんも健全な男の子ならこういうのに興奮すると思うほですが……おや」

真尋「な……なんだよ」

ニャル子「ちょっと顔が赤くなってますね」

真尋「なってねえよ!」

ニャル子「うふふ~ニャル子のおっぱいがいいんですか~?」ふにふに

真尋「やめっ……やめろバカ!」フォーク

ニャル子「にゃふぅ!?」ビクッ

真尋「……」

ニャル子「うぅ……」ウルウル

真尋「……ったく」

ニャル子「さ、刺さないのですか……命拾いしました……」

真尋「どうせ刺しても学習しないからなお前」

真尋「それに……まぁ言っても判らないか」

ニャル子「し、失礼な!」

真尋(それに……そんな顔されたら刺せないだろ……)


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:12:02.30 ID:+fItqOYr0
ニャル子「っとこんな事をしてきたら時間ですね……そろそろ学校へ行きますか」

真尋「ん……そうだな」

ニャル子「では久しぶりに二人きりですので」

真尋「なんであいつらが居ないんだ」

ニャル子「幻夢郷の仕事とお父さんのお手伝いですが」

真尋「……またそれか」

ニャル子「はい、非常にご都合的ですが」

真尋「……まぁいいか、お前ら宇宙人は都合よく動いてるんだろう」

ニャル子「それはつまり……真尋さんにとっても二人きりは都合がよいと?」

真尋「んな事は一言も言っとらん」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:17:21.58 ID:+fItqOYr0
ニャル子「もうちょっと私に優しくしてくれてもいいと思うのですが」

真尋「しても僕にメリットがないだろ」

ニャル子「私も真尋さんに優しくしてあげます」

真尋「っ!……け、結局僕には利点がないじゃないか」

ニャル子「うぅ……最近の真尋さん……冷たいです……」ウルウル

真尋「ほ、ほら!遅刻するだろ!さっさと行くぞ!」

ニャル子「あぁ~ん引っ張らないでくださいよぅ……あっ!でも手繋いじゃってますね!」

真尋「っ!」パッ

ニャル子「なんで離しちゃうんですか……」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:22:17.44 ID:+fItqOYr0
真尋「文句言う暇があったらキリキリ歩け」

ニャル子「はいです……」シュン

真尋「……そんな顔してもなにもないからな」

真尋(だからそんな顔するなよ……)

ニャル子「真尋さんが優しくしてくれれば解決しますが」

真尋「ったく……分かったよ……ほら、手繋げばいいんだろ」

ニャル子「おぉ?真尋さんがデレましたね」

真尋「嫌ならいいけど」

ニャル子「嫌ではないですよ!でもどうせなら……えいっ♪」

真尋「ばっ……バカ!腕を組むな!」

ニャル子「いいじゃありませんか♪」

真尋「……まったく」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:26:55.09 ID:+fItqOYr0
珠緒「おっはよーニャル子ちゃん!」

ニャル子「あぁ珠緒さん、おはようございます」

珠緒「見たよ見たよ!今日腕組んじゃって登校してたね!見せつけてくれちゃって!」 

ニャル子「いや~自慢の彼ですからね、見せびらかしたくもなりますよ」

真尋「誰が彼氏だ」

ニャル子「じゃあ夫?」

真尋「さらに遠くなったな」

珠緒「でも八坂くんも嬉しそうだったよ?」

ニャル子「そっ……そうだったので!?」

真尋「んな訳あるか」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:30:07.13 ID:+fItqOYr0
キーンコーンカーンコーン

ニャル子「っと……忌々しい授業が始まってしまいましたね」

真尋「忌々しいのかよ、お前確か高学歴だっただろ」

ニャル子「だからですよ、大学も出てますから今さら未開惑星の高校の授業ですか」

真尋「そういうもんなのか」

ニャル子「ではお休みなさい……」

真尋「お前は何しに学校きてんだよ……」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:35:08.45 ID:+fItqOYr0
ニャル子「すぅ……すぅ……」zZZ

真尋(寝付くの早すぎるだろ……)

ニャル子「ん……すぅ……すぅ……」zZZ

真尋(黙ってれば可愛いのにな、なんて本人に言えたらな……)

ニャル子「まひろ……さん……だいしゅき……でしゅ……」寝言

真尋(お前も僕の夢ばっか見てるよな……)

ニャル子「待避……ちょい……ごーへい……ごーへい……」寝言

真尋(ごめん、何の夢だか分からない)


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:40:06.68 ID:+fItqOYr0
ニャル子「んっ……すぅ……すぅ……」zZZ

真尋(ホントに気持ち良さそうに寝るよなお前……)

ニャル子「じぎり……よし……」寝言

真尋(なに言ってんだこいつ)ツンカン

ニャル子「ゃぁ……」ムニャムニャ

真尋(可愛い……って何やってんだ僕は!?)キョロキョロ

珠緒「……♪」ニタァ

真尋(うわ……めんどくさいのに見つかった……)


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:44:49.52 ID:+fItqOYr0
キーンコーンカーンコーン

真尋「ほら授業終わったぞ」ツンツン

ニャル子「んぁ……あぁ……もう昼休みですか」

真尋「まだ1限目が終わっただけだ」

ニャル子「……くかー」zZZ

真尋「お前は何しに学校きてんだよ……」

珠緒「八坂くん八坂くん!」

真尋「……忘れてた」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:49:25.60 ID:+fItqOYr0
珠緒「ずばり聞くけど……さっきのアレはどーいうことかな?」

真尋「さっきのって何だよ」

珠緒「惚けちゃって~ニャル子ちゃんの寝顔に見とれてたでしょ~」

ニャル子「にゃんですと!?」

真尋「お前さっきまで寝てただろ……」

ニャル子「そんな事は今どうでもいいんです!そんな事は今どうでもいいんです!」

真尋「いやよくな──」

ニャル子「珠緒さん!どういう事で!?」

珠緒「さっき授業中にね──」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:52:30.31 ID:+fItqOYr0
珠緒「──ということがあったのだよ」

ニャル子「ほほぅ……真尋さん?」

真尋「……なんだよ」

ニャル子「私に……見とれちゃった……んですか……?///」

真尋「あれ?ポケットにフォークが入ってるぞ?」

ニャル子「すんませんもう言いません……」

珠緒「……フォーク?」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 22:58:37.14 ID:+fItqOYr0
キーンコーンカーンコーン

真尋「ほら、次の授業が始まっちゃうな!」

ニャル子「逃げないでくださいよぅ……」

真尋「逃げるも何も学生の本分は勉学だろ」

ニャル子「そりゃあそうですが……」

真尋「まぁ仕事しない社会人に言ってもしょうがないか」

ニャル子「今だって仕事してるじゃないですかー!真尋さんをお守りする事も──」

真尋「……なら仕事じゃなかったら守ってくれないのか」

ニャル子「そ、そんな訳無いじゃないですか!護衛を止めろと言われたら仕事辞めますよ!」

真尋「……そっか」

ニャル子「当たり前田のニャルラトホテプですよ!」

真尋「語呂悪すぎだろ……」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:02:56.80 ID:+fItqOYr0
ニャル子「さぁ真尋さん!お昼休みです!ウキウキウォッチング!」

真尋「……何かがおかしい、今2限目が始まったばかりだったよな?」

ニャル子「こまけぇこたぁいいんですよ……」

真尋「全然細かくねえよ」

ニャル子「そんな事よりも二人きりのランチタイムを楽しみましょうよ!」

真尋「……まぁそうだな……」

ニャル子「ん?何か言いましたか?」

真尋「いや、別に」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:08:16.91 ID:+fItqOYr0
真尋「……今さら言うのもあれだけどさ」

ニャル子「はい?」

真尋「なんで屋上なんだ」

ニャル子「だって、人目を気にせず二人きりになるにはここしかないので」

真尋「人目を気にしていたのか、お前」

ニャル子「いえ、私は見せびらかしたい派ですが……真尋さんは気にするようですので」

真尋「妙な所に気を使うなお前」

ニャル子「旦那様に心配りするのも妻の勤めですから」

真尋「だからまだ旦那でも夫でもない!」

ニャル子「うぅ……いいじゃないですか……ひとつ屋根の下なんですから……」

真尋(……まだ、な)


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:12:14.99 ID:+fItqOYr0
ニャル子「き、気を取り直して……じゃじゃ~ん!」

真尋「今日は唐揚げ弁当か」

ニャル子「真尋さんの好みのようでしたので」

真尋「よくそんなもん覚えてたな」

ニャル子「だって……真尋さんが美味しいって……言って下さいましたから……」

真尋「そ、そっか」

ニャル子「さぁさぁ食べてください食べてください!」

真尋「そう急かすな」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:15:34.56 ID:+fItqOYr0
ニャル子「なんなら私が食べさせてあげましょう!」

真尋「いいよ」

ニャル子「いいのですね!?よいのですね!?」

真尋「僕は否定の意味で言ったんだが……」

ニャル子「そんなの知りません……はい、あーん?」

真尋「だからやらない……」

ニャル子「あーん?」

真尋「だから……」

ニャル子「あーん?」

真尋「……」

ニャル子「あーん!?」

真尋(まあ……少しくらい……)


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:22:26.01 ID:+fItqOYr0
真尋「あ、あーん……///」

ニャル子「ぁ……」

真尋「……」モグモグ

ニャル子「ど……どうですか?」

真尋「うん、悪くない」

ニャル子「美味しいですか!?」

真尋「お、美味しい……と思う」

真尋(……とっても)

ニャル子「良かったです……お口に合って……」

真尋「お前が不味いもん作った事なんて無いんだから自信持てよ」

ニャル子「そう言っていただけると……嬉しいです……」ポロポロ

真尋「な……なんで泣いてんだよ」

ニャル子「真尋さんに誉めてもらえて……幸せなんです……」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:26:47.26 ID:+fItqOYr0
真尋「だからって泣くような事か」

ニャル子「うぅ……だってぇ……あんまり優しくしてくれないんですもん……」ウルウル

真尋「……ったくしょうがないな」なでなで

ニャル子「ふえっ……?」

真尋「今回限りだからな?」なでなで

ニャル子「えへへ……まひろさん……」ギュー

真尋「だからってだきつくな」

ニャル子「いいじゃないですか……」

真尋「まあ……いいか」なでなで

ニャル子「えへへ……」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:31:23.73 ID:+fItqOYr0
真尋「なあニャル子」

ニャル子「はい……?なんですか」

真尋「そうくっつかれると食べずらい」

ニャル子「あ……なら私が全部食べさせてあげますので」

真尋「それなら……このままでも食べれるな……」

ニャル子「では……あーん?」

真尋「あーん…」

ニャル子「美味しいですか?」

真尋「うん、美味しい」

ニャル子「えへへ……もっともっと食べて下さいね……はい、あーん──」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:36:03.57 ID:+fItqOYr0
真尋「結局全部食べさせてもらっちゃったな」

ニャル子「幸せいっぱいです……///」

真尋「そっか……まあニャル子が良いなら……いっか」

ニャル子「ふふっ……なんですかそれ」

真尋「なんでもないよ……ふぁぁぁ……」

ニャル子「お腹いっぱい食べたら眠くなっちゃいましたか?」

真尋「まぁそんなところ……」

ニャル子「ならお休みになってください」

真尋「ここで?でも……」

ニャル子「膝枕してあげますから……」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:39:49.37 ID:+fItqOYr0
真尋「ひ、膝枕……」

ニャル子「嫌……ですか……?」

真尋「嫌じゃない!嫌じゃないけど……その」

ニャル子「人目なら気にせずとも平気ですよ?」

真尋「なら……いいか……」

ニャル子「今日の真尋さんは甘えん坊さんですね……」

真尋「……なんでだろうな」

ニャル子「私が可愛いからですか?」

真尋「……そうかもな」

ニャル子「ぇ……?」

真尋「お、おやすみっ!」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:44:28.62 ID:+fItqOYr0
ニャル子「そこは面と向かってですね……」

真尋「……///」

ニャル子「……照れる暇があったら告白してくださいよ」なでなで

真尋(できたら今まで苦労しなかったよ……)

ニャル子「照れてる真尋さんも素敵ですが……」なでなで

真尋(だんだん気持ちよくなってきた……)

ニャル子「真尋さん、顔が赤いですよー」なでなで

真尋「すぅ……すぅ……」zZZ

ニャル子「……寝ちゃいましたか」なでなで


50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:50:27.63 ID:+fItqOYr0
ニャル子「可愛いですよ……真尋さん……」なでなで

真尋「すぅ……すぅ……」zZZ

ニャル子「えへへ…」ツンツン

真尋「にゃる……こ……」zZZ

ニャル子「ニャル子はここですよー」なでなで

真尋「んふぅ……すぅ……すぅ……」zZZ

ニャル子「私も眠くなってきちゃいましたね……」

ニャル子「今寝たら……きっと真尋さんとイチャイチャする夢ですね……えへへ」

ニャル子「素敵な夢が見られそうです……」

ニャル子「では……お休みなさい……真尋さん……」チュ


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/14(土) 23:59:04.03 ID:+fItqOYr0
ニャル子「んん……?随分と寝ていたようですね……もう真っ暗です……」

真尋「すぅ……すぅ……」zZZ

ニャル子「真尋さんは……まだお休み中ですか……」

真尋「にゃるこ……ってばぁ……」zZZ

ニャル子「えへへ……私の夢を見てくださってるんですね……もう……」なでなで 

真尋「だい……しゅき……」zZZ

ニャル子「っ!///ま、真尋さん……///」

ニャル子「そういうのはちゃんと起きてる時に言ってくださいよ……///」

真尋「すぅ……すぅ……」zZZ

ニャル子「……もう時間ですし……起こしちゃいましょう」 

ニャル子「こういう時は……お目覚めのキスに限りますね……」チュ


56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:03:08.37 ID:pp2r0Ugb0
真尋「すぅ…………んん………?」

ニャル子「お目覚めですか真尋さん」

真尋「ん……ここ……どこ……?」

ニャル子「学校の屋上です」

真尋「……昼休みからずっと寝てたのか」

ニャル子「そうなりますね」

真尋「まあ……いいか……」

ニャル子「おや、学生の本分は勉強では?」

真尋「まあそうだけどさ……色々と良い夢見れたし」

ニャル子「ふふっ……私の夢ですか?」

真尋「まあ……うん」


57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:07:43.31 ID:pp2r0Ugb0
ニャル子「寝言凄かったですよ?」

真尋「……なんか余計なこと言ってた?」

ニャル子「いえ、『余計な』事はなにも」

真尋「そ、そうか……あのさ」

ニャル子「はい?」

真尋「最近、なんかお前の夢ばっかり見るんだよ……」

ニャル子「最近……ずっと?」

真尋「うん、最初はお前の仕業かと思ってた……」


60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:15:11.11 ID:pp2r0Ugb0
真尋「けどそうじゃないんだって……ニャル子がそうしているんじゃなくて……」

真尋「僕がそうさせているんだって……何となく思う」

ニャル子「真尋さん……?」

真尋「夢って、記憶の整理なんだってな」

真尋「僕の記憶には……ニャル子ばっかりだ」

真尋「むしろ……最近、ニャル子の事ばっかり考えてて……ニャル子で頭がいっぱいで」

ニャル子「ま、真尋さん……」

真尋「その……何言ってるのか僕にもよく分かんないんだけど……」

ニャル子「……私には分かりますよ」


61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:19:52.67 ID:pp2r0Ugb0
ニャル子「私だって真尋さんの夢をよく見ます」

ニャル子「四六時中真尋さんの事ばっかり考えてます」

ニャル子「……それは、真尋さんの事が大好きだからです」

ニャル子「真尋さんの事が……大好きだから……」

ニャル子「真尋さんは……ニャル子の事、どう思ってるんですか」

真尋「ほ、僕は……」


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:26:03.31 ID:pp2r0Ugb0
真尋「僕はその……最初はお前の事を警戒してた」

真尋「あのニャルラトホテプだし、宇宙人だし、一目惚れとかいう理由で付きまとってきて」

真尋「でもお前は……原典に登場するような嫌な奴じゃないし……」

真尋「地球人とか宇宙人とか関係なくお前は普通の女の子で……」

真尋「今は僕の色んな所を好きになってくれている……」

真尋「だから今は……」


65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:32:53.53 ID:pp2r0Ugb0
真尋「美味しい料理を作ってくれるし、こんな僕を好きだと言ってくれるし……その、可愛いし」

真尋「なら……そういうのもアリかなぁと……ってなんだよ」

ニャル子「いえいえ、随分と話が長いなぁと……」

真尋「そ、そんな言い方ないだろ!かなり恥ずかしかったんだぞ!?」

ニャル子「そういう意味ではなく……もっとハッキリ言って下さい」

真尋「ハッキリ……?」

ニャル子「真尋さんがニャル子の事を想ってくれている……確かにそれで満足ですが」

ニャル子「この際、もうちょっと踏み込んでもよいかと」


67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:39:46.19 ID:pp2r0Ugb0
真尋「ふ……踏み込むって……」

ニャル子「もっと分かりやすく簡潔に、かつ大胆に」

真尋「それは……その」

ニャル子「しょうがないですね……私がお手本を見せてあげますから……おほん」

ニャル子「真尋さん……私は、真尋さんの事が大好きです……愛しているんです……だから」

真尋「……」

ニャル子「だから……私と赤ちゃん作りましょう!!」

真尋「お前ってさ……」

ニャル子「はい?」

真尋「空気読めないっていうかなんというか……ホント台無しだな……」


69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:46:18.08 ID:pp2r0Ugb0
ニャル子「場の空気も和んだ事ですし……」

真尋「これは悪化したというんだ……まあいいや」

ニャル子「わくわく」

真尋「あの……その、ニャル子」

ニャル子「はいなんでしょう」

真尋「えっと……その……僕はだな……」

ニャル子「僕は?僕はなんなんですか!?」

真尋「急かすなバカ!……っあ~もう!ニャル子!」

ニャル子「は、はい!」

真尋「お、おお、お前が好きだ!!愛してる……と思う!だから……その」

ニャル子「……」

真尋「赤ちゃん……いっぱい作ろうな………」

ニャル子「はい♪」


おわり


71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:48:43.75 ID:UNNiClOM0
ウヒョー


73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 00:51:43.51 ID:pp2r0Ugb0
む~なんかイマイチですな……
最近残業と休日出勤のオンパレードでSS書くの久し振りだったよ……

では寝る


77 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:01:26.12 ID:SZLt7OmM0

真尋になりたい


78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/07/15(日) 01:03:51.60 ID:zesp0ts50
乙カレー

面白かったです、


這いよれ! ニャル子さん ねんどろいど ニャル子
這いよれ! ニャル子さん ねんどろいど ニャル子





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