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"力道山ファミリー,張成沢復権後出世街道まっしぐら"

毎日新聞 "張成沢失脚後に公職を剥奪…最近権力の核心に進出"
梁貞兒記者
[2009-11-21 14:26 ]  
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▲ 力道山の家系図 c。毎日新聞
日本でプロレス界の第一人者として認められた朝鮮生まれの力道山(本名キム・シルラク)の娘婿や家族が、北朝鮮の権力の核心部に進出して出世街道を走っていることを、日本の毎日新聞が20日に報道した。

新聞はこの日、北京発の記事で「いずれも金正日(キム・ジョンイル)総書記の義弟である張成沢(チャン・ソンテク)朝鮮労働党部長に近い人物で、一時失脚していた張氏が最近復権したことで取り立てられたらしい」と伝えた。

新聞によれば北朝鮮で取り立てられた人物は力道山の娘婿、朴明哲(68)氏と2人の妹たちだ。朴明哲氏は今年初めに国防委員会の参事に抜擢され、朴氏の妹朴明善氏(推定67歳)は9月に副首相に登用されたという。

国防委員会は北朝鮮の最高権力機関で、国防委参事は権力中枢に非常に近い職責だと新聞は説明している。

また、下の妹(氏名不詳)は張氏の妻で金正日の妹、金慶喜が部長を務める労働党軽工業部の副部長を務めている。

新聞は「北朝鮮は9月、力道山の弟子であるアントニオ猪木さん(66)に平壌事務所開設を許可しているが、この背景にも力道山の親族の台頭がある可能性がある」とも分析している。

北朝鮮政権に近い関係者によれば、金正日は朴明哲氏を参事に任命して、「左遷先で墓地を探したか?」と声をかけたという。この関係者によるとこれは「墓地を作れるほど現地で苦労したという意味で、一種のねぎらいの言葉」であり、「明哲氏は喜びの表情を浮かべたという」と新聞は伝えた。

朴明哲氏は2002年釜山アジア大会で選手団を引率した北朝鮮体育会の大物で、北朝鮮五輪委員会委員長や体育相などを歴任したという。明善氏は1990年代から内閣対外奉仕局長を務め、組職拡大などで功績があったと新聞は伝えている。

3兄妹の父親であり力道山とも姻戚関係にある朴ジョンホ氏も、金日成に近い存在で、対南工作部門で功績があったといわれている。

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