みちのく潮風トレイル八戸―久慈29日開通(2013/11/27 11:00)
 八戸市蕪島から福島県松川浦までの沿岸約700キロに設定する東北太平洋岸自然歩道「みちのく潮風トレイル」について、環境省は26日、八戸―久慈間約100キロの路線設定を終え、29日に同区間を開通すると発表した。30日には蕪島で開通セレモニーを行う。
 八戸、階上、洋野、久慈の各市町で開いた住民参加型ワークショップでルート案を検討し、地権者との交渉や安全確認を経て路線を決めた。案の段階から大きな変更点はない。
 ルートは今後、環境省の潮風トレイル専用ホームページで紹介される予定。
 開通セレモニーには4市町の首長が出席し、蕪島に設置した起点標識の除幕式を行う。
 長距離自然歩道は国内に9路線が設定されており、潮風トレイルは10番目となる。同省は2016年3月までに全ルートの開通を目指している。
 30日と12月1日にかけては、記念のトレイルイベント(ガイドネイチャータイムズ主催)も開催。開通セレモニーへの参加が条件で、1日だけの参加も可能。参加費は1日2500円。昼食は各自持参し、宿泊は民宿かレンタルテントを利用する。
 イベントに関する申し込み・問い合わせは田向紘平代表=携帯電話090(7073)5098、メールアドレスavantgardesplitboards@gmail.com=へ。(川守田将和)

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