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首相 TPP年内妥結に意欲
12月4日 21時21分

安倍総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の関係閣僚会議で、今月7日からシンガポールで開かれる閣僚会合について、「最終局面では政治的な決断を図り、合意を目指す必要がある」と年内妥結に意欲を示したうえで、国益の実現に全力を尽くすよう指示しました。

TPP=環太平洋パートナーシップ協定の関係閣僚会議には、安倍総理大臣をはじめ、岸田外務大臣や林農林水産大臣らが出席し、今月7日から10日までシンガポールで開かれる閣僚会合に向けて対応を協議しました。
この中で安倍総理大臣は、「TPP交渉は大詰めを迎えている。交渉の最終局面では、各国の抱える困難な課題で政治的な解決を図り、全体でバランスある合意を目指す必要がある」と述べ、年内妥結に意欲を示しました。
そのうえで安倍総理大臣は、「各国とも国益をかけた大変厳しい交渉になるが、交渉チームが一丸となって交渉力を駆使し、国益の実現に全力で当たってほしい」と指示しました。
会議のあと、内閣府の西村副大臣は記者団に対し、TPPを担当する甘利経済再生担当大臣が検査入院していることについて、「甘利大臣が閣僚会合に出席するかどうかは、あすの検査結果で判断することになる。万が一、私が出席することになっても、最初から甘利大臣と一緒に交渉に携わってきているので、全く不安はない」と述べました。

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