特定秘密保護法案反対 デモ12月05日 07時03分
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政府が今の国会で成立を目指す特定秘密保護法案について、市民団体や労働組合などが4日夜、大阪で集会やデモ行進を行い法案への反対を訴えました。
法案に反対する集会は大阪・北区の公園で行われ、市民団体や労働組合など37団体から約800人が集まりました。
この中で、弁護士が「法案で秘密とされているのは外交や防衛、テロ活動の防止などに関連することとなっているが、非常にあいまいで抽象的だ。適切に運営されているかどうかをチェックする機関も不十分で、市民の知る権利と自由を著しく侵害するおそれがある」と問題点を指摘しました。
そして、参加者らが約1キロ余り離れた大阪市役所までデモ行進を行い、特定秘密保護法案断固反対などと書いたプラカードを掲げ法案への反対を訴えました。
大阪・堺市から参加をした40歳の女性は「十分に審議もされていないのに政府が強行採決しようとしているのは許せない」と話していました。