ドイツ政府が、青少年の美容整形手術を法的に禁止する方針であることが分かった。
先ごろ連立政権構成で合意したドイツの2大政党、キリスト教民主同盟(CDU)と社会民主党(SPD)は次期政権で、18歳未満の未成年者について、治療目的以外での美容整形手術を禁じる法律を制定する方針だと、ドイツの日刊紙「フランクフルター・ルントシャウ」が2日付で報じた。
世界整形学界の2010年の調査によると、ドイツで美容整形手術を受けた人は人口1000人当たり約5人。このうちおよそ10%が青少年だとCDUは明らかにした。
この調査で、韓国の美容整形人口は1000人当たり16人で、世界1位だった。
CDUのヤンス・シューファン保健担当スポークスマンは「不必要な整形手術によって、肉体的・精神的に深刻な後遺症が残る恐れがある」と指摘した。