アジテーション

と、タイトルを書いておけば誰かは読んでくれるでしょｗ



さてさて、今般の参院選に因んで、様々な揚げ足取りやらデマやらミスリードを見受けますが、やっぱり、自民党一人勝ち故に、自民党を叩く勢力が一見多く見えますね。


まぁ言わば、サイレントマジョリティとノイジーマイノリティの構図でしょうか。



ここ近日、特にも目にするのが自民党石破幹事長の憲法改正に関する発言の件。
ソース：石破幹事長　憲法改正について語る　PART３

もうこれは、タイトルどおり「自民党は戦争をし、国民を殺す」と拡大解釈しているのです。


リンク先の動画見れば、しっかりと前置きが為された上で、自衛隊が戦わずば裁く、と言っていますね。国民ではなく、いわゆる自衛隊が戦の時に敵前逃亡したら処罰を規定しないとダメでしょって事。

例えば、米軍の身近な例。
ジェンキンズ氏って米軍逃亡兵で北朝鮮に逃げましたよね。
曽我さんの絡みで帰ってきましたが、米国は処罰する前提でおりましたが、恩赦（特赦？）みたいな形で無罪放免にしましたね。本来なら処罰されるべきであったジェンキンズ氏であったのです。




といった所で、どうも9条護憲派の皆様が逞しい想像力を働かせて、憲法改正＝即座に戦時突入！
のような極端な論法を展開する訳です。

その逞しい想像力を他に向ければ、隣国支那の脅威は恐ろしい限りではありませんか！！！



我が国は憲法改正にも漕ぎ着けていないのに、戦争が始まるが如き恐怖感を煽る護憲派の皆様、支那は現実に実力を行使しつつありますよね。

そしてまた、支那高官の発言でもかなり強硬に「核心的利益」といって尖閣諸島を取るといっているのですが、9条護憲派の皆様は想像力が豊かであるにも拘らず、国内の政治家の憲法改正発言ばかりに想像を膨らませるのは如何なものでしょうか？


また、女性の人権とか何やらややこしい話しをする人たちと9条護憲派は同じ人達が組織している場合が殆どですが、その女性の人権云々を語る際、「世界では、国際社会では」とグローバリゼーションを前面に出しますが、国防については何故グローバリゼーションを持ち出さないのでしょうか？？？

まぁ戦力保持を諦めている一部の国を持ち出して、「国際社会では」という論拠を示す人も居ますが、日本を含めた先進国で国防（国際社会では軍備という）を蔑にしている国はありません。

何処かの戦力保持すらままならない小国と比較するのも話がオカシイのであります。




戦争が起きないのは9条のお蔭ではありません。
米軍の属国である日本を叩けば、世界一の軍事力で潰されるのが目に見えているから、日本には直接攻撃を今のところ行って来ないだけの話。

でも、そんな米軍頼みの国防（自衛隊もかなり強力ですが。あくまで自衛のみ）でありますが、米軍と均衡する軍事力を持つ国が表れた場合、それこそ冷戦かもしくは実戦となるのです。

冷戦であるならば、代理戦争です。朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガン戦争、その他の自由主義と共産主義の戦争は米国と旧ソの代理戦争でしたよね。

これがまた繰り返されるとするならば、やはり支那でしょう。

支那が愚かにも台湾や沖縄に侵攻した場合、代理戦争として、もちろん主権維持の為にも日本も戦わざるを得ません。

戦争とは不可抗力でもあるのです。





理想を掲げて上手く行くのなら、共産党員はみんな幸せですよね。
世界では平和と言う理想を掲げても戦禍に巻き込まれる国々が沢山ありますよね？


理想を掲げる共産党さんを支持する、現実の共産党員の生活レベルは如何でしょうか？
所謂、プロレタリアートと呼ばれるような方々が主たる支持者ではないのでしょうか？
まさか、大企業の所為で貧乏だとか他者の所為にしていないでしょうね？


宗教と同じで、悩みを抱えた貧しい人たちの心の隙間に理想を囁いて入り込むのが共産党ですよ。

いみじくも、いや、皮肉にもマルクスが言った「宗教は阿片だ」と同じで、「共産主義は阿片だ」と言えると僕は思う。

宗教（日本だと特に新興宗教）や共産党の似ているところは、まさに理想主義なところであります。


もちろん、理想は大事です。しかし、現実の積み重ねで理想を築き上げるといったプロセスを無視してはなりません。




ボクは、もちろん戦争なんて絶対反対です。

しかし、いざ事が起きたら否が応にも戦わざるを得ません。

まさか男女同権だといって戦場に女を出して戦わせるような真似はボクにはできませんし。




軍備というものは平時にしっかりと整えるものです。

有事になって揃えるときは、既に攻め込まれた後になるのです。



言葉の通じないよその国の兵士に「憲法9条」「話し合おう」と言って散る共産党の皆様、そういうのを犬死というんです。


そもそも、話し合いが決裂するから戦になるし、言葉が通じないから戦になるんだという前提が分っていない。



まぁ憲法9条を改正してそんなラジカルに戦争に突入するとすれば、支那との交戦が一番現実に起き得る想定でしょう。

護憲派には、逆の想像力をもっと働かせてほしいものです。

どうせ、知っているくせに自分の都合の良い部分だけを切り抜いて主張するという策なんだろうけどさ。




なんにせよ、こんな平和な日本を攻め込む支那に強く訴えかけたい。戦争反対！！！だと。

最近、富に感じる変な事。



1.マスコミが言う「右傾化」は実態の無いものなのに、「右傾化」と決めつける。
いわば、体感治安みたいなもので実情との乖離があっても言いっぱなしのマスコミは、マスコミの思惑通りのイメージを受け手側が抱けばそれで良い、という事だろう。
※右傾化に限らず、「○○ブーム」なんかもその類。



2.公務員というだけで脊髄反射で叩く動物的本能の人って、一部のバカ公務員を全部の如き公務員と勘違いして叩いていやしないか？　バカってのは公務員に限らず、どこの会社にでも一部存在して給料泥棒みたいな存在なんだよ。おそらく叩いている人も社会への不満のぶつけどころとして公務員を叩きたいのだろう。



3.高市早苗氏の「原発死者無し」発言への猛烈な攻撃。
これは、どうであれ、言論封鎖であり、問題の輪郭をぼやけさせる方法だ。
原発被害に対する考えを言うべきか言わぬべきか躊躇させてしまう圧力とも言えよう。
まぁ、そもそもが思考停止にすることが目的そのものなのだろうからね。

また、逆に、原発破損による放射能飛散による被曝によって死者が存在しない事が不都合な人たちがいると思われても仕方が無い。

差別や被害者を名乗る人達は、そこに差別や被害が無い事には権利を訴える事ができないし、その被差別者、被害者に乗じて卑しい企みを行う事もできないし。



なんてな事を思いました。


今日はめでたく週末です。


皆さん、よい週末を！


アディオス！

昨日、農家の地域共同作業に参加して強く感じたことがあった。


それは、後継者が居ない、という事。

もちろん、家としての跡取りは居るにしても、業としての後継者が居ないのだ。



用水路に堆積した土砂を払い出すには、女子供、老人には厳しく過酷な作業だ。

が、しかし、その場に居た農家およそ40人のウチ、20代1人、30代3人、40代3人、あと全部50代以上。

なかには70代プラプラやオーバーの人も結構いた。


つまり、農家の息子（娘）たちは、農家じゃ食えないからサラリーマンになったり公務員になったり、会社起こしたりしている。

年老いた親父（母親）が農作業をしている傍ら、息子はホワイトカラー気取りで農家をしないんじゃない。

できないのが現状。



これで見えてきた事があった。

これは泉区松森地域における地域的事情なのかもしれないが、ＴＰＰを反対しているのは農家ではないと。


農家を継ぐものだったら、反対して運動も大きくするだろう。その上、ウチの地域じゃ農業維持がやっとで跡取りも地域作業に参加すらしない。



爺さん婆さんが、声高に「運動」を起こすとも思えない。



つまるところ、誰が声を上げているのか？と言えば農協なのである。

農家が無くなれば、農協も無くなる。何故なら組合員が居なくなくなる、という単純な事。



前にもこのブログだかツイッターだかフェイスブックだかで書いたけれど、農協はいまや金融業である。監督官庁は農林水産省かもしれないが、実質は金融業だ。周知の事実。


農家を食い物にする農協が諸悪の根源だ。

しかも宿主を生かさず殺さずの寄生虫。

弱い農家の代弁と称して農協がでしゃばっているのか、もしくは声すら出ない（もしくは出したくない）農家に価値観を押し付けて協力をさせている、という構図だろう。



もちろん、強い農家は競争力があるし、勉強もしているからＴＰＰへの不安もあろうが、競争は望むところだろう。それが、企業であるだろうし、経営であろう。




ウチの近所の農家さんは、畑や田んぼを持て余して人に貸しているのが殆ど。

これは紛れもない事実。厳然たる次事実。



食えない百姓なんてしたくねえんだよ。だから、農業を産業として見た場合の維持まで考えていない。
※あくまでウチの近所の皆さんの場合ね。



農家面した不動産業（家主業）も多々いるし、農業はカムフラージュの人もいるし。

専業でやっている人はいません。



という構図で考えれば、如何にＴＰＰ反対の在り方がオカシイかわかるよね。
※俺は、ＴＰＰ賛成。この場でこの話題は致しませんので、別の機会に書くとします。



というのが一つ。


で、もう一つ思ったのが、百姓の企業化と機械化の促進ね。

これ、先に手を付けた人と資本力のある人（企業）が入り込めば、そうとう良い仕事できるね。


あたらしい産業としての農業が出来る。



いまは、小作の集まりだからどうしても権利の問題が生じて、水利や境界などを超越した一括、一元の作業が出来ない。


しかし、小作農家が大企業に雇われるサラリーマン農家となって農家を企業化し、法改正も提案すれば、農業は将来性有望な産業となると思う。

漁業も同じく、漁業特区なども同様だろう。


既に、宮城の何処かでは仙台水産が入って漁師を雇用して会社を作っている。



恐らく、将来的に「再編」されるね、農林水産関係の仕事は。


しないと、それこそ国産の農業はダメだろうし、漁業もダメだよ。

衰退の一途を辿るのは火を見るより明らか。




で、タイトル。


農家の本音。

「区画整理して宅地にして家賃取らんねえがや、石川君？」

だそうだｗ



俺は、松森のこの地域に自衛隊か米軍基地の誘致を！！！

もしくは、ギャンブル特区（観光も含め）を！！！


と言った話を地域の皆さんにして、我田引水を図ろうと目論むのでありましたとさｗｗｗ

ＦＢやらツイッターやら、ネットやら何やらで、所謂「成功ビジネス」のコマーシャルが花盛りだ。


そもそもの勉強嫌いの上に人の話を聞くのが煩わしいと感じるオレは、この手の広告に乗る事は無いのだけれども、世間ではそこそこカネになり、セミナーや本やビデオを通して満足するから、後を絶たない商法なんだろうね。やる方も乗る方も。



まず、成功の定義って何だろう？

と言うと、この商法の場合は人より金持ちになり著名になる事のようだ。

まぁ分かり易く言えば、ホリエモンだとかワタミだとか一代で財を築きあげたような特殊で異能なモデルを、さも一般化して「あなたもカネと名誉を手に入れるチャンス」と煽るんですよねｗ



ホリエモンもワタミも、まぁベンチャーで大成功した誰でも良いけども、それって海岸の砂粒のウチのホンの数粒という割合でしかないのに、自分もそのウチの一人と勘違いさせるか、もしくは誰にも成功のチャンスはあるという世迷い言に乗るかという事だろう。



もちろん、誰にでも成功するチャンスはある。

それが、この世にある機会の平等であるからね。



しかし、それは飽くまで機械であって、確約ではない。

夢見るのは誰にも許された自由だし、ボクは否定をしませんよ。

そして、ここで定義した成功する人は、特殊な人であって万人ではない。残念。


凡人が幾らセミナーを受けて、成功者と名刺交換をして握手しても、その人にはなれないし、仮にも爪の垢もらって飲んでも腹壊すだけだよ。まったくもうｗ



まあその、人のスケベ心を巧妙に刺激してウマい事やらかそうとしているのが、この成功ビジネスだと思うんですよ。


この商売をする彼らを邪魔するつもりは毛頭ありません。

どんどん凡人からカネを引っ張って儲けてくださいｗ

その中で一人でもウカッて成功すれば儲けもんですよｗｗｗ



ただ、自分を非凡だとか何処かで思っている人達の勘違いが見ていて気の毒というか気持ち悪いのね。こっちにも変な周波数の電波飛ばしてくるから困るんですよねぇｗ


まあまあ、気づけよ、とｗ



そもそも、大成功した人はセミナーなんて受けないってのさｗ

それが答えでしょｗ




セミナー好きの人には、是非にも実用的なセミナーを受けて欲しい。

成功するとかいうビジネスモデルを商材にした物を有難がるのではなく、金融や税金とどうやって付き合い、そしてそれをうまく活用するのか？という現実的なセミナーを受けて欲しいんだよね。まぁ金貸しや節税を謳うインチキも多々あるけれど、資格をもった講師のセミナーだったら有料でも是非受けて欲しいもんだ。

それが、小ぢんまりとした成功につながるんだと思うよ。それが現実だしね。





それと、努力が報われると思っている人、それは間違いね。

バラ色はありません。努力しても成功する人は海岸の砂粒の数粒です。




だからと言って「成功」をあきらめろとは言いません。

成功の定義が違うだけだからです。




カネを沢山持つことが成功だとしたら、ブラックマーケットに行けば良いし、職人の世界で成功したいのなら、それこそ継続という名の努力が報われるでしょう。



だからと言って、自分に合う職業探しをしても、一生トラバーユの繰り返しになってしまうぜよ。

自分探しとかいう、恥ずかしいアレですよｗ




地味に家立てて（買って）、家族養って、病気もなく老衰して死ねば、ボクはそれが成功だと思いますね。

カネは欲しいけどｗ

ちょっと面白い話が入ってきたのでお披露目ｗ



世の中、タダより高いものはありまんねｗ

あっちの方が安い、こっちが安い、そっちが安い、と消費者である我々は右往左往しがちでありますが、その、スケベ根性が如実に表れた事があったそうなｗｗｗ


ウチの農地でありますが、流行りのファミリー農園みたいな業態として一般の方に貸しているんですよね。


その借り主さんが、年度末を期に一気に解約をして近所の別のファミリー農園に移転するって話でありました。


ボクは、ウチの親父のやっている事とはいえ、けち臭い小割農地を貸してビンボ臭い小遣い稼ぎが嫌で嫌でたまらなかったので、心の中で「ヨッシャァ！！！」と叫んでおりましたが、親父の心中は穏やかでなかったようです。


親父の同級生Ｙ氏が、ウチのファミリー牧場に来て客を掻っ攫っていったのが実情のようで、借主も何やらＹ氏の甘言に騙されて移動すると決めたらしいｗ
※まぁ俺からすれば、親父もＹ氏もキツネと狸の馬鹿しあいで可笑しくてしょうがないのだけれどもｗ



で、年度末もそろそろという事で、借主さんも移転の作業や手続きに動き始まって発覚したことがありましたｗ


その移転先の農地が水没するらしく、土木事務所だか土地改良区だかに立ち会って現調してもらう事になったらしい。



そしたら、地主さんと思われていたＹ氏は借り主で、又貸しを画策していたのでありましたｗｗｗ


本当の地主Ｓさんは激怒ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

ＳさんはＹ氏に土地をタダで貸していたらしいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ


又貸しされそうになった借主さん達は、話がオジャンｗｗｗ


Ｙ氏は表見代理というかサブリースを企んで小遣い稼ぎを働くつもりでいたようですが、安直な悪事は直ぐにばれるｗ




やるならば、レオ○レスみたくキチンと契約を結んで合法的に詐取しないとダメだよねｗ
人の褌で相撲を取るとはまさに彼らの事ｗ
（人の土地で人にカネを出させて、上澄みだけを取る）
※サブリースってのは悪い事ではないのですが、利幅がデカイ上に百姓は２０年後にガラクタを返されるだけなので、酷いなぁと。


みんなスケベ心満載だから、結果がダメになるんだ。

美味い話なんて何処にもないｗ




という、とても良い話でしたｗ

安倍自民が明日26日に発足する。


まだ、野田さんが解散宣言する前、安倍さんが自民党総裁になった途端にマスコミが論調を揃えて言い放った「お友達人事」。


この「お友達人事」もしくは「お友達内閣」に見出す、マスコミの自民党と民主党に対する扱いの差を、マスコミ一流（イヤミですｗ）の語彙力で偏向しているという事を明るみにしたいと思う。


以下、マスコミが同様の事例に対し、自民党に対して使った言葉、民主党に対して使った言葉、を並べます。


自民党　お友達、論功行賞　　
民主党　オールスター

自民党　高級料亭
民主党　日本料理店

自民党　派閥
民主党　グループ

自民党　直近の民意だから解散しろ
民主党　比例の結果を見ても民意が反映されていない

自民党　説明責任を果たせ
民主党　説明は十分だが、さらに丁寧な説明が求められる

自民党　年末派遣村
民主党　生活保護受給者の拡充（つまりバラマキ）

自民党　自民惨敗
民主党　死に票がある、違憲状態の選挙

自民党　年金問題
民主党　無視

自民党　世襲
民主党　無視

自民党　任命責任
民主党　無視

自民党　ハコモノ利権、コンクリート利権
民主党　コンクリートから人へ、と言って大震災と津波が起き皮肉にもコンクリートインフラが必要になるも無視


自民党　予算編成
民主党　事業仕訳



以上の他にもまだまだ沢山あるけれど、取り上げるのもアホらしい程なレベルなんで止めます。

ご覧の通り、都合の悪いものは言い換えすらせず、無視ですよｗ



こういった目線でマスコミを見れば、自民党がダメとか民主が良いとか言うのはイメージなんだって事ですよね。

イメージが悪けりゃ、何でもマイナス評価になっちゃうもんね。


以上、おしまい。

自民党の圧勝に終わった今般の衆院選挙。



自民党は万難をクリアして勝った。

逆に民主党はマスコミの追い風にも拘らず、完敗した。



結果は結果である。これ以上でも以下でもない。


だがこの結果に対し、ボクは非常に危惧している事がある。




国民の振れ方が極端過ぎやしないか？という事だ。


流されやすく、信じやすい。


これは単一民族（←単一民族というと怒る人も居るけど、単一民族でしょ）、そして農耕民族の協調性、もしくは同調性、が影響しているのかもしれない。

故に、逆を取ればコントロールしやすいとも言える。

コントロールにはまれば非常に扱いやすい国民とも言える。



という事で、これからまた引き続きマスコミによる自民党タタキが行われるであろうが、そのタタキを鵜呑みにせず、自らの頭でしっかりと考え判断できる国民となるべき時期だと心から訴えたい。


自民党のダメな部分はもちろんダメであるが、それ以上に役立たずだったのが民主党だったというだけなのに、なぜか陰謀論とか選挙が国策によって操作された、とか言う連中が湧き出ている事にも非常な危険性を感じる。





消去法による選択で自民党、という事もコメンテーターが言っているが、2009年の衆院選挙の際にも自民党側の人間が同様に悔し紛れで、消去法による選択で民主党とも言っていた。

どっちもどっちだ。




そもそも、政治ってのは消去法で選ぶものであって、大好きなこの政党を選ぶって事ではない。

政治とは妥協の産物なのに、この国の国民は純粋培養された温室育ち、そして民主主義を血を流さず獲得した経緯もあって、理想を掲げれば理想を実現できると思っているのだ。


もちろん、理想を掲げたうえで、理想に一歩でも近づくために現実的に厳しい事をこなす事が出来る政治家や政党を選択すべきなのである。



民主主義とは、一人ひとり考えの違う人達の総意で方向を決める事であって、思想を統一する事ではない。いわば総論賛成、各論反対が民主主義なのである。

自分と考えが違う人を認めるのも民主主義なのである。



だが、ツイッターなどを見ていると民主党支持者においては民主主義とは程遠いレイシズムをまき散らす書き殴り振り。驚いた。

民主党が負けたことを認めたくないのは分かるけれども、排他主義的に陰謀や投票操作といって敗戦を認めたがらないのには恐怖を感じた。


その上で、民主主義だよって名に表している民主党を支持しているのが裏腹だなぁと。




いずれにせよ、自民党が良いとか民主党が良いとか、ではない。


変わる事が必ずしも良い事でもない。



緩やかな変化はが保守の在り方であり、一気に変わろうとするならばそれ相応の覚悟が必要だ。

所謂、維新だの改革を本当に望むのならば、血を流す覚悟があるのか？

という事に尽きる。


官僚制度の破壊、などと言うのは簡単。明治維新のサムライから官僚へ、と言った身分や職業を変える大変革を受け入れる覚悟が皆さんにはあるのか？

と問いたい。

明日、自分の職業が無くなる、否定される、という覚悟が出来ているのか？

とも問いたい。


まさか、自分だけは安泰とか自分の職業だけは守られる、などと夢を抱いていないだろうか？

既得権益に逆戻りだという人がいるが、世の中、既得権益が無い分野など一切無いと断言する。既得権益とは皆様の日常生活なのに、それを壊すという。如何でしょうか？


改革や変革、維新という事はそういう事。




甘ちゃんの幻想は脱ぎ捨て、今ある目先の現実をどう変えて、どう理想に近づけるか？という事が我々の考える最善の策ではなかろうか。


おしまい。