石川県のニュース
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秘密保護法案反対でデモ
今の国会の焦点となっている特定秘密保護法案をめぐる動きです。特定秘密保護法案は、現在、参議院で審議されています。
この法案は安全保障に関する情報のうち特に秘匿が必要なものを「特定秘密」に指定するもので、漏えいした公務員らには、これまでより重い、最高で懲役10年の刑が科されます。
政府は「日本を取り巻く安全保障の環境が厳しさを増す中、漏えいを防ぐ法制度がなければ外国政府から重要な情報を得ることはできない」としています。
一方、市民グループやジャーナリストなどからは「秘密の範囲が際限なく拡大し、国民の知る権利を侵害するおそれがある」という反対の声が上がっています。
国会の審議では「特定秘密」の範囲や指定の妥当性などが焦点になり、4日の参議院の特別委員会で、安倍総理大臣は、妥当性をチェックする新たな機関として、事務次官級による「保全監視委員会」を法律が施行されるまでに設置する考えを示しました。
与党側は国会の会期末の6日までに成立させる方針なのに対して、野党側は「政府に都合良く指定が行われるという懸念が払拭されていない」として、審議を尽くすよう求めています。
こうした中、県内でも特定秘密保護法案をめぐる動きが出ています。金沢弁護士会はデモ行進を呼びかけ、4日、金沢市大手町の弁護士会館に集まった参加者を前に金沢弁護士会の西井繁会長が法案の成立を阻止するよう訴えました。
弁護士や市民などは金沢市広坂の中央公園に向かってデモ行進し、横断幕や手作りのプラカードを掲げ、法案への反対をアピールしながら歩きました。
12月04日 18時42分