いくやの斬鉄日記

オープンソースからマリみて、Beatlesまで何でもありの自称エンターテインメント日記。

日本でも合法的にLinuxでDVDを見ることはできます。

2012年06月25日 23時37分40秒 | GNU/Linux
日本ではLinuxでDVDを見れなくなります。
これ書いてる人は書いてておかしいと思わなかったのかな……。

確かに技術的保護手段を回避して複製をするのは違法となります。10/1からでしたっけ。
具体的には、libdvdcssを使ってリッピングソフト(handbrakeとか)でリッピングすることです。
私が知る限りhandbrakeはlibdvdcssがないとCSSの解除ができないので、libdvdcssなしでリッピングできるDVDをリッピングするのは合法です。
とりあえず手元にある500円で買った『風と共に去りぬ』(パブリックドメインの映画)は、DVDですがCSSはかかってませんでした。これをリッピングするのは合法なわけです。
VLCなどでDVDを見るためにlibdvdcssをインストールし、見るのも合法です。今回はあくまで複製(リッピング)がダメだという話なので、ただ見るだけなら複製になりません。
libdvdcssを国内で配布するのは違法です(不正競争防止法違反)。ただ、これはずいぶん前からそうです。

ちなみにLinux用の正規にライセンスされたDVDプレイヤーもあります。これ
これを買って再生するのは、WindowsでPowerDVDやWinDVDで再生すると同じで、一番まっとうな方法です。
UbuntuだとUbuntuソフトウェアセンターで購入できます。うぶまがVol.8にも書きましたが。
私はUbuntu 10.10の頃に買いましたが(確か)、12.04のAMD64でも問題なく再生できています。
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リッピング 不正競争防止法 風と共に去りぬ パブリックドメイン
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8 コメント

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Unknown (うわばみ)
2012-06-26 03:18:18
あれ?

libdvdcss が必要になっちゃう場合は「技術的保護手段の回避」に当たるので処罰の対象になっちゃうんじゃいかしらん?
Unknown (うわばみ)
2012-06-26 03:19:50
肝心な所が抜けてた

『「技術的保護手段の回避」に当たるので「見るのも」処罰の対象になっちゃうんじゃないかしらん?』

でした。
Unknown (Unknown)
2012-06-26 06:55:56
↑「技術的保護手段の回避」じゃなくて、「技術的保護手段の回避を伴う『複製』」が云々って話だろ?

「再生」と「複製」を混同してないかい?
著作権法をちゃんと読むと (いくや)
2012-06-26 09:01:29
わかるのですが、30条は「私的使用のための複製」の条文なんです。ハナから単なる再生は考慮していません。
Unknown (Unknown)
2012-06-26 12:20:12
DVDと同じような手法でブルーレイが見れたとして、
その場合も適法なのでしょうか?
コピーコントロールを外す時点で違法ですか?
BDは (いくや)
2012-06-26 21:58:01
どうなんでしょう。よくわかりませんが、たぶんセーフです。少なくとも著作権法上の問題はありません。
AACSの鍵の入手も、おそらくは不正競争防止法違反にはならないと思いますが、自信はないです。libdvdcssと同じ扱いだと思うのですが……。
libdvdcssの配布 (LGA128)
2012-07-03 12:23:57
はじめまして。
CSSはアクセスコントロールなので技術的保護手段ではないという意見を聞いたことがあるのですが、どうなのでしょうか。
おっと、 (いくや)
2012-07-03 12:36:31
それが変わったのです。詳しくは↓をお読みください。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/20/news015.html

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