雑記帳:オブジェ?新国立競技場の建築家が女性靴デザイン

毎日新聞 2013年12月04日 19時30分(最終更新 12月04日 20時17分)

新国立競技場のデザインコンクールで最優秀賞に選ばれたザハ・ハディドさんがデザインした靴=東京都豊島区の西武池袋本店で、榊真理子撮影
新国立競技場のデザインコンクールで最優秀賞に選ばれたザハ・ハディドさんがデザインした靴=東京都豊島区の西武池袋本店で、榊真理子撮影

 7年後の東京五輪のメイン会場、新国立競技場のデザインコンクールで最優秀賞に選ばれた女性建築家、ザハ・ハディドさんが女性靴をデザイン。東京・池袋の西武池袋本店などで販売されている。

 一見オブジェのようだが、建築工学の視点を盛り込んだ実用品だ。外側はゴム素材、内側は革を使い、隠れたヒールは16センチもある。ゴム素材を型に流し込む特殊な作り方などから価格は21万円。

 1日2〜3人の客が珍しそうに試し履きする。店員が「新国立競技場の……」と説明しても反応はいまひとつ。計画見直し論争がなくても、流れるような独特の作風で自然に「脚光」を浴びる?【榊真理子】

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