仙台‐バンコク定期便就航12月04日 12時23分
6005876051_20131204185824.mp4
仙台とタイの首都バンコクを結ぶ国際定期便が4日から就航し、仙台空港で就航を記念するセレモニーが開かれました。
仙台空港には4日午前8時40分ごろ、タイからの観光客などを乗せた初めての便が到着しました。あわせて、ドリアンやマンゴーなどタイ特産の果物なども搬入されました。
空港の出発ゲートでは就航を記念するセレモニーが開かれ、仙台市の奥山市長のほか航空会社の関係者など100人以上が出席しました。
セレモニーではタイ国際航空のヴィロ・スィリホラチャイアジア・太平洋地区営業統括副社長が「美しい東北地方の杜の都・仙台に定期便を就航することでお互いの文化の発展に貢献できるよう願っています」とあいさつし、テープカットが行われました。
また、奥山市長は「日系の企業などが多く立地するタイでは日本が進出しやすい環境が整っているので、今後の経済的な交流にも期待している」と話していました。
仙台空港とタイの首都バンコクを結ぶ国際定期便は、来年3月まで週3往復の予定で就航することが決まっています。
仙台市に住む乗客の1人は「タイには仕事で頻繁に行きますが仙台空港から直接行けることで本当に楽になりました」と話していました。
一方、折り返しの仙台発バンコク行きの便は、およそ300席がほぼ満席だということで、搭乗ゲートでは日本からの乗客が長い列を作っていました。
バンコクでは現在も反政府デモが続いていて、外務省や旅行会社では、危険なのは一部の地域だとしたうえで安全の確保には十分、注意をするよう呼びかけています。