トップページ国際ニュース一覧防空識別圏 中国外務省「米側に理解求める」
ニュース詳細

防空識別圏 中国外務省「米側に理解求める」
12月4日 19時24分

アメリカのバイデン副大統領が4日から中国を訪れ、習近平国家主席らと会談することについて、中国外務省の報道官は「アメリカ側には中国の正当な行いについて、理解、尊重し、歩調を合わせてほしい」と述べ、中国が設定した防空識別圏に理解を求める考えを示しました。

中国には4日からアメリカのバイデン副大統領が訪れており、習近平国家主席らと会談し中国が設定した防空識別圏について、一方的な現状変更は認められないという懸念を直接伝えるとしています。
これについて、中国外務省の洪磊報道官は4日の定例記者会見で「防空識別圏の問題については、これまですでに何度もわれわれの立場を説明しており、アメリカ側には、中国の正当な行いについて理解、尊重し、歩調を合わせてほしい」と述べ、中国が設定した防空識別圏に理解を求める考えを示しました。
さらに、洪報道官は、これまでに中国当局の求めに応じてフライトプラン=飛行計画書を提出した航空会社は22の国と地域の55社に増えたとして中国が設定した防空識別圏には理解が広がっていると主張しました。

[関連ニュース]
k10013580761000.html

[関連ニュース]

  自動検索

防空識別圏 米中会談見極め具体策検討へ (12月4日 4時25分)

国交相 防空識別圏で安全影響ない (12月3日 11時26分)

米国務省 防空識別圏巡る要求撤回求める (12月3日 10時52分)

防空識別圏 米航空会社はフライトプラン提出 (12月1日 18時49分)

防空識別圏 米副大統領と対応協議へ (12月1日 16時25分)

このページの先頭へ