韓国でエイズウイルス感染者が増加傾向、「知らずに感染させるケースが増えてる可能性がある」―中国報道

韓国衛生当局によると、同国内でこれまでにエイズウイルス（ＨＩＶ）感染が報告された人数は１万人を超え、今年の新規感染者は１０００人を超えるとみられる。世界では新規感染者が減る傾向にあるが、韓国では増加した。韓国・朝鮮日報中国語電子版が２日伝えた。

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国連のリポートによれば、世界で新規感染者は２０１２年に２３０万人で、０１年の３４０万人から減少した。かつて、感染者の急増で懸念されたアフリカでも減少傾向が見える。ただ、韓国では新規感染者の数が０１年に３２７人、０７年に７４０人、１２年には８６８人と増加傾向が続く。

こうしたデータについて朝鮮日報は、「アフリカや東南アジアでは血液検査が普及し、できるだけ早期に薬を使用するようになって新規感染者が減少している。ただ韓国では感染を知らずに他の人の感染させてしまうケースが増えている可能性がある」と指摘した。

（編集翻訳　恩田有紀）