政府と東電のNHKですから

初稿:2012年5月20日 最終更新:2013年12月4日
文責:  株式会社 イソップ  代表取締役  岩田 清 ( いわた・きよし=文責者=筆者)

「放射能飛散抑制実験を知らせるNHKニュース

 此のニュース動画は、福一原発事故で飛散した放射能物質が、『これ以上拡散しないように。』との目的で、「抑制実験」を行って居る事を紹介して居ます。
 英語圏のブローガーが話題にした物が、ネットに残って居ました。
 此のニュース動画は、恐らく、2011年3月の爆発から然程時間が経過して居ない日時に報道された物である事は、此の動画のの内容を視るだけで判りますが、 正確な日時は不明です。

 しかし、此のニュース動画を発見し、凝視した事で私は、此のニュース動画の後半が、「政府の犬」であり且つ「東電の社債を大量に保有」して居るNHKならではの、 「国民洗脳報道(=情報操作)」である事に、即座に気付きました。

 それ故、急遽、此の重大性が、NHKの「著作権主張」を理由に、又は、政府や、東電の圧力に因って、敢え無く消去される「ユーチューブの不安定さ」を避けて、 私のサーバーから皆さんに紹介します。

ただし、此の動画はIE専用。「クロム」「火狐」では「IEタブ」のインストールが必須です。

放射能物質の飛散を抑える事も大切ですが、

 此のニュース動画を見る限り、東電は、そして、政府関係機関も、正しい情報を隠して居ます。
 動画の後半の映像は、4号炉建屋の、プールからではなく、4号原子炉そのものから、湯気を激しく噴出して居る状況を撮影して居ます。
 東電と政府関係機関は、「定期検査中で核燃料が無い筈」の4号原子炉が、此の様に、激しく噴いて居るのにも拘らず、『原子炉の核燃料は、全てプールに移されて、 此のプールが、非常に危険だと、偽装して、尚且つ、「薄っすらとしか湯気だって居ない」核燃料プールの状況に望みを託して、『安全です。』と強弁して居ます。

 自ら良く調べもしないで、NHKの悪魔報道に乗って、『危険だ!危険だ』と語り続けて来た、ガンダーセンさん、バズビーさん、小出さん、武田さんも、 軽率との謗りは免れませんが、『先ず、正しい情報を流さなかったNHKが悪い!』と思います。
 例え、国会で、予算・決算が通らなくても、正しい情報を国民に広く伝達するのが、NHKの、本当の使命ではないのか?』と、私は言いたいのです。

冒頭の動画の後半部分を、視野を80%に狭め、時間を2.5倍に伸ばしたGIF動画

 NHKは、大熊町の、阿武隈山麓に「定点撮影拠点」を有して居ますが、上掲のGIF動画を見る限り、更に北寄りの地点上空からの、ヘリコプター撮影である事は、 此のGIF動画で、右端の写って居る1〜4号タービン建屋換気塔が、見え隠れし、且つ、揺らいで居る事で判ります。

次の、GE社の、原子炉「マークT」の図面と突き合わせて、@〜Eの壁の有無を確認して下さい。

 私の見立てが正しい事は、こちらのGIF動画(一つ上のGIF動画の中央部2倍拡大)全255駒の、160駒目では、4号核燃料プールも、 薄っすらと湯気を立てて居る事で、福島中央TV/NNNや、TBS/JNNカメラが在る、南西(大倉山)から北東方向を撮影した、4号炉建屋の西面と南面が半々に写る場所ではなく、 3号炉建屋の真西で、4号炉建屋の北面が幾らか写ると云う場所の上空から、このニュース動画が撮影された事が判ります。

撮影画像と建屋図面とを照合すると、東電と、政府と、NHKの悪事が歴然!

2011年4月中旬の4号炉建屋

 此の写真で、私の関心を極めて引くのは、5階の細い鉄筋が、日光を反射して居る所です。
 此の写真を見る限り、4号炉建屋は「ブローアウトパネル」が「万一開かなかった場合」は、1号炉建屋と同様、薄い壁のコンクリートが粉砕される事に依って、 『水素爆発を、幾らかでも小さく抑えよう。』との思想が、GEには有ったと言い得ます。
 実際に建設した日立も、GEの思想を忠実に受け継いだと言い得ます。 すなわち、屋上と5階の壁が抜けた爆発は「水素爆発」であった可能性が大だと考えます。

 しかし、西面北端の、5階、4階、3階床面の梁がぶっ飛んで居る所を凝視すると、『トラックを押し出した、これまで世界の原子物理学者・原発工学者が、 誰も様相もしなかった、「特別に重い稀ガス・ラドンの核爆発」が有ったのでは?』に関与したと見做される「長尺重量物昇降孔(ハッチ)」とは別途に、 あるいは、二分割、三分割、四分割されて、『北西隅の階段も、煙突代わりをした「(核?)爆発」が、有ったのでは?』との疑いが出て来ました。
 東電は、情報を漏らして居ませんが、4号炉建屋は、多数の配管、地下トンネルで、4号タービン建屋だけでなく、3号炉建屋、3・4号排気筒(塔)とも 繋がって居ますから、東電の「3号炉からの水素爆発説」は、全くナンセンスですが、ラドン、キセノン、クリプトンなどの稀ガスならば、3号炉爆発に因って、 「核臨界時差」付きで、(核?)爆発原因を送り込まれた可能性を、全面否定できないと考えます。

これが秘密保護法の最大目的か?

秘密保護法の最大目的は、もしかして、此の大嘘の隠蔽か?

 東電も、政府も、『4号炉には核燃料が無い。』と言い続けて来ました。
 これは、日本だけで無く、世界を揺るがす大問題です。
 大嘘で無ければ、此の核燃料取り出し装置の図面は、何なのでしょう?
 核燃料が無いのであれば、原子炉を覆う必要は、全く無いのです。

 つまり、此の建屋を建設した事に由って、東電も、政府も、『4号原子炉で、違法な内職をして居た事を、実際は、認めた訳です!

 国会議員の皆さん! 国会は、こんな大嘘を見逃して、何故、東電を救済するのですか?
 脱原発派の国会議員の皆さん。 この異常な問題を放置せず、緊急に国会で議論して下さい。 そして、検察のお尻を引っ叩いて下さい。 お願いします!

 原子炉上まで迫り出した、核燃料取り出し建屋は、震度6強の地震に襲われれば、確実に、現状以上の大事故に成ります。
 小出さん、武田さん、核燃料プール以上に、原子炉まで迫り出した、危険極まりない、核燃料取り出し建屋の不安全性を、激しく糾弾して下さい。 お願いします!

次の資料を作成する為に、とりあえず、此処で投げます!

「ふくいちを裁く 目次」
「柏崎刈羽原発と中越沖地震について 目次」
「大丈夫だろうか? 目次」

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