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米株式寄付市況=下落、米緩和縮小観測で

2013年12月03日(火)23時32分

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米東部時間午前9時30分すぎ

           直近値 前日比
ダウ工業株30種平均 15928.56 - 80.21(- 0.50%)
ナスダック総合指数  4038.60 - 6.66(- 0.17%)
S&P500     1795.61 - 5.29(- 0.29%)
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 米東部時間午前9時30分すぎの米株式市場は下落。前日比は、ダウ工業株30種平
均が80.21ドル安の1万5928.56ドル、ナスダック総合指数は6.66安の
4038.60、S&P500は5.29安の1795.61。

 前日発表された11月の米ISM製造業景況指数が予想外に上昇し、2011年4月
以来の高水準となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の量的緩和
縮小観測が広がっている。
 外食チェーン運営のヤム・ブランズは下落。中国での売上高に対する失望感が背景。
中国のケンタッキー・フライド・チキンの既存店売上高は、最初の10日間が前年同期
比16%増だったが、残りの20日間は8%減となった。

 ドーナッツチェーン、クリスピー・クリーム・ドーナッツは急落。第3四半期の売上
高が市場予想平均を下回り、2015年度の1株利益見通しも予想を下回った。

 レジャー用自動車・中小型バスメーカー、ソーア・インダストリーズは下落。第1四
半期決算は、1株利益と売上高が市場予想平均を下回った。
 コンピューター・電子機器メーカー、アップルは上昇。UBSが、投資判断を中立か
ら買いに引き上げ、株価目標も20%引き上げた。

 半導体メーカー、マイクロン・テクノロジーは上昇。ニーダムが投資判断を開始し、
買いとした。

 電気自動車メーカー、テスラ・モーターズは急伸。同社によると、ドイツ運輸局が最
近、米国でのセダン「モデル S」の火災事故を調査するも、何らかの対策を取る必要
はないとの判断を下したとのこと。一方、モルガン・スタンレーは、同社株をトップ・
ピックと位置づけた。

                     (オーバルネクスト NY/三井重憲)