〔金利マーケットアイ〕夜間取引で国債先物小動き、GPIF理事長発言に反応薄

2013年 12月 4日 17:36 JST
 
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[東京 4日 ロイター] -

〔金利マーケットアイ〕

<17:30> 夜間取引で国債先物小動き、GPIF理事長発言に反応薄

東証夜間取引で国債先物は小動き。足元の中心限月12月限は、日中取引の大引けから2銭安の144円84銭近辺で推移している。

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の三谷隆博理事長は4日、ロイターとのインタビューで、物価連動国債への投資について、デフレ脱却への備えとして「ひとつの有力な手段。非常に関心がある」と明言した。政府の有識者会合が11月、今後1年をめどに基本ポートフォリオの見直しを決めるべきとする提言をまとめたことを踏まえ、当初想定していた2015年4月の見直しを前倒しする選択肢も示した。市場では「自然体でも円債の運用比率が低下していくことになりそうなため、その点では円債にはネガティブ要因だが、すぐに売る話ではないので、相場への影響はほとんどないだろう。物価連動国債への投資に非常に関心があるとの発言は注目される」(国内証券)との見方が出ていた。

<15:40> あす10年債入札無難な見方増える、0.650%以上の水準を期待

  あす5日に実施される10年利付国債入札は無難な結果に収まるとみられている。入札について市場では「新発債で0.650%以上の水準で入札を迎えることができれば、一定の需要を集めて無難に入札を通過するだろう。イールドカーブ的にも割安感がある」(国内証券)との声が聞かれた。今回は償還が前回から3カ月延長されることにより新発債になるため、既発331回債利回りに2bp程度上乗せした水準がフェアーバリューとなる。足元の331回債利回りは0.630%にあり、「クーポンは前回から据え置きの0.6%か、あるいは0.1%引き上げの0.7%になるか微妙な状況」(同国内証券)との声が聞かれた。

<15:20> 翌日物は0.07%中心、レポGC横ばい圏

4日の短期金融市場では、無担保コール翌日物は0.07%中心での取引。主な取り手は地銀、信託、証券などで0.071%付近でまとまった出合いが観測されている。資金需給は、税揚げ要因などで大幅な資金不足地合いで、前日に比べて資金調達需要がしっかりとしていた。レポ(現金担保付債券貸借取引)GCのT+1レートは0.08%台で横ばい圏。新発3カ月物国庫短期証券は前日比0.001%高い0.050%で出合い。5日の3カ月物入札を控えて調整売りが出た。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。

<15:10> 国債先物は小反発、長期金利0.630%と横ばい

4日の国債先物は小反発。米緩和縮小時期に影響を与える11月米雇用統計発表を6日に控えて、前日の海外市場で、ポジション調整とみられる動きで円安・株高の流れが一服。東京市場でも日経平均株価が急落したことで買い戻しを誘った。リスクオフ・モードだった前場とは異なり、後場は中盤に大幅安だった日経平均株価が下落幅を急速に縮小すると、国債先物には戻り売りが優勢となった。中心限月12月限は一時、マイナス圏に沈んだ。現物債も先物とほぼ同様な動きになった。長期ゾーンには、あすの10年債入札を前にしたポジション調整が午後の取引でみられた。超長期ゾーンには押し目買いが入ったが、益出しもあり利回りの低下幅は限られた。中期ゾーンはさえない。

国債先物中心限月12月限の大引けは、前営業日比2銭高の144円86銭。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.630%。

<14:50> 国債先物は小動き、佐藤日銀審議委員発言に動意薄

国債先物は小動き。足元の中心限月12月限は、前営業日比2銭高の144円86銭近辺で推移。10年最長期国債利回り(長期金利)も0.630%でこう着。

日銀の佐藤健裕審議委員は4日、函館市で会見し、4月に導入した異次元緩和は相当に思い切った措置だとし、仮に追加緩和を実施したとしても、市場や経済、期待形成に同規模のショックを与えるのは難しいとの認識を示した。マーケットに対する会見の影響は限られており、動意薄。

<13:15> 国債先物がマイナス圏に沈む、戻り売り優勢

国債先物がマイナス圏に沈む。足元の中心限月12月限は、前営業日比2銭安の144円82銭近辺で推移。前場はリスクオフ・モードだったが、「大幅安だった日経平均株価が下落幅を急速に縮小すると、国債先物には戻り売りが優勢となった。あすの10年債入札を前にしたポジション調整のようだ」(国内証券)との声が聞かれた。金利が低下基調にあった10年最長期国債利回り(長期金利)は、先物主導で売りに押される展開で、足元では前営業日比変わらずの0.630%と調整地合い。

日銀の佐藤健裕日銀審議委員は4日、函館市での講演で、異次元緩和によって当面打てる限りの政策手段を打ち出したとし、追加的な緩和手段が仮にあるとしても期待の転換を図る点では逆効果になりかねないと語った。また、消費税率引き上げの実体経済への影響が想定内に収まるのであれば、予防的に追加緩和策を発動する必要性は乏しいとの認識を示した。市場では「追加緩和について、景気見通しを従来より上方修正した分、もう少し様子を見ることができるイメージを受ける。出口政策について、現時点では当面封印ということで、執行部の方針に沿っている」(SMBC日興証券・金融財政アナリストの末澤豪謙氏)との見方が出ていた。

<12:24> 国債買い入れオペ結果、応札倍率が軒並み上昇

日銀がきょうオファーした3本の国債買い入れオペの応札倍率は軒並み前回を上回った。応札倍率は、前回からオファー額が減額された残存期間1年超3年以下が6.19倍(前回3.91倍)、同3年超5年以下が4.14倍(前回3.81倍)、同10年超が4.01倍(前回2.12倍)。応札倍率の上昇について市場では「前日の下げ相場で業者の在庫がたまる方向になったことが影響したもようだ。ただ、3本とも利回り格差の水準はほぼ市場実勢に収まっており、相場への影響は限られるだろう」(国内証券)との見方が出ていた。

<12:10> 生保の9月末国債残高は149.5兆円と過去最高、外債積極化も

生命保険協会が公表した生命保険事業概況によると、生保の9月末国債残高は149兆5198億円と前月末に比べて649億円増加し、2カ月連続して過去最高を更新した。また、外国証券の残高は57兆1913億円と前月比4兆0386億円増えた。

みずほ証券・ファイナンシャルアナリストの穂谷直亮氏は、生保の資産運用状況について「生保の国債残高は過去最高をわずかながら更新しているが、現金・預貯金も増えていることから、低い金利水準を嫌って国債投資を抑制気味にしているのではないか。外国証券の残高は9月だけで約4兆円増加しており、国債投資の代替として、外債投資に対するモメンタムが徐々に強まっている可能性がある」との見方を示している。

<11:25> 国債先物は反発で前引け、長期金利0.620%に低下

国債先物中心限月12月限は前日比13銭高の144円97銭と反発して午前の取引を終えた。米緩和縮小時期に影響を与える11月米雇用統計発表を6日に控えて、前日の海外市場で、ポジション調整とみられる動きで円安・株高の流れが一服。東京市場でも日経平均が急落したことで買い戻しを誘った。

もっとも、5日の10年債入札を前に、上値追いに慎重ムードで、先物12月限は145円を目前に伸び悩んだ。

現物市場は長期・超長期ゾーンを中心に押し目買いが入りしっかり。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp低い0.620%に低下した。

<11:05> 翌日物0.07%中心、3カ月物国庫短期証券に調整売り

午前の短期金融市場で無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引された。主な取り手は地銀、信託、証券などで0.071%付近でまとまった出合いが観測されている。資金需給は、税揚げ要因などで大幅な資金不足地合い。当座預金残高が前日に比べて1兆7000億円程度減少する見込みで「前日に比べて資金調達需要がしっかり」(国内金融機関)としている。大手行は0.06─0.065%付近で調達意欲を示し、0.065%で一部取引が成立した。

ユーロ円3カ月金利先物は債券高を受けて買いが先行。中心限月2014年9月限は前日清算値比0.5ティック高の99.805。

新発3カ月物国庫短期証券は前日比0.001%高い0.050%で出合いを付けた。0.04%台の水準で投資家の買いニーズが弱く、5日の3カ月物入札を控えて調整売りが出た。

<10:35> 残存1年超3年以下の国債買入を500億円減額、国債先物は反応薄

日銀が通告した残存期間1年超3年以下を対象にした国債買入で、買入予定額は2000億円と前回(2500億円)から500億円減額した。

市場では、買入減額の理由について思惑が交錯しているが、国債先物の反応は限定的。日銀は長期国債買入残高見通しを2013年末に140兆円に設定しているが、残高目標をほぼ達成し、積み上げペースに余裕があるため、「需給が比較的しっかりとしている年限で積み上げの調整を図ったのではないか」(国内金融機関)との見方もある。

日銀は午前10時10分の金融調節で、残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、10年超を対象にした国債買入を通告した。

<09:50> 新発10年331回債の日銀保有43.6%、流動性低下に懸念

日銀が3日公表した日銀が保有する国債の銘柄別残高(11月29日現在)によると、11月6日に入札されたばかりの新発10年(第331回)債は、1兆1367億円と発行総額(2兆6015億円)の43.6%を占めた。

また、10年330回債は、前月末比3500億円増の2兆3303億円と発行総額(5兆5124億円)の42.2%、10年329回債は同変わらずの3兆4651億円と発行総額(7兆8588億円)の44.0%で、10年のカレント3銘柄は軒並み40%を超えている。

日銀が4月に導入した異次元緩和で、月間7兆円超に上る国債買入の効果が徐々に市場に浸透。「既発債の品薄で、日銀オペへの売却銘柄がカレント債に傾斜する傾向が強まっている。市場で債券を売ったところで、結局買い戻しを余儀なくされる地合いが続いている」(国内金融機関の債券担当者)という。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券・債券ストラテジストの稲留克俊氏は「カレント債の流動性が低下することで、価格形成が歪められていることに加えて、財政ファイナンスを想起させる日銀国債直接引受との違いがあいまいになっている」との指摘している。

<09:05> 国債先物が反発で寄り付く、長期金利0.620%に低下

国債先物中心限月12月限は前日比11銭高の144円95銭と反発して寄り付いた。寄り直後には144円98銭と145円目前の水準まで買われた。前日の海外市場で、円安・株高の流れが一服。外部環境の改善を受けて、先物を中心に買い戻しが入った。また、日銀買入が通告されるとの見方も相場を支えている。

市場では「現物に品薄感があり、なかなかショート戦略が成り立たない地合い。外部環境からの圧迫要因が和らげば、債券買いが顕在化しやすい」(国内金融機関)という。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1bp低い0.620%に低下した。

<08:35> 翌日物0.07%中心、大手行は0.065%で調達

無担保コール翌日物は0.07%を中心に取引されている。主な取り手は地銀、信託、証券などで、一部0.071%付近での調達も観測されている。大手行は0.065%で調達意欲を示し、同水準で少額の取引が成立している。4日は税揚げ要因などで資金需給は不足地合いだが、「取引金利水準は前日とほぼ同じ」(国内金融機関)という。

日銀によると、朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は96兆7000億円、準備預金残高は78兆2000億円程度となる見込み。

<07:10> 翌日物0.07─0.075%中心か、当預残は96.7兆円程度の見込み

無担保コール翌日物は0.07─0.075%を中心に取引される見通し。4日は日銀オペのスタート日となる一方で、法人税揚げの要因があるため、大幅な不足地合いとなる。市場では「朝方は資金の取り需要がやや強まり、レートは前営業日を上回った水準で出合いそうだ」(国内金融機関)との指摘が出ていた。

3日の加重平均金利(速報ベース)は、前営業日比変わらずの0.072%だった。

日銀が朝方の金融調節を見送った場合、当座預金残高は3日に比べて1兆7000億円減の96兆7000億円程度になる見込み。残り所要積立額は3900億円。

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