富士通
2013年11月27日(水) 東奥日報 ニュース



■ サイクル新基準来月18日施行/規制庁

−PR−


 原子力規制庁の森本英香次長は26日の会見で、六ケ所再処理工場など核燃料サイクル施設の新規制基準を12月18日に施行する方針を示した。近く原子力規制委員会で条文案を委員会決定し、閣議決定を経て施行となる。

核燃・むつ小川原の関連記事を見る  

 新基準は規制委設置法で12月18日までに施行することが決まっていた。森本氏は、期限ぎりぎりの施行となる理由を「印刷など事務的な手続きがあるため」と説明した。

 規制庁は施行日から事業者の申請を受け付け、施設が新基準に適合しているかどうかの審査に入る。森本氏は「原発とは審査の中身が異なる」とし、原発とは別チームを編成し再処理工場などの審査を行う考えを示した。ただ、審査の体制については「必要な人員はそろえるが、具体的な体制は決まっていない」と述べた。今後の審査工程の鍵を握る活断層評価の取り扱いも未定で、引き続き規制委で協議することになる。

 再処理工場、むつ市の使用済み核燃料中間貯蔵施設はそれぞれ10月の完工、操業を目指していたが、規制委は新基準に適合しなければ完工、操業の前提となる使用前検査受検を認めない意向を示していた。審査と使用前検査にかかる期間は不明で、両施設の完工、操業時期は見通せない状況となっている。

県外限定!!「東奥日報電子版」
パソコンでその日の東奥日報がまるごと読めます
購読のご案内、申し込みはこちら >>クリック


PR ・第6回全農肉枝肉共励会「最優秀賞」の特上カルビ焼肉用700g
・富山湾を代表する味覚「甘エビ」と「シロエビ」の紅白セット【47CLUB】
・味わいまろやか。日本茶専門店の名を冠した松江の銘茶【47CLUB】
・東奥日報CD縮刷版 購入はこちら

HOME
住まいナビ
47news
 東奥日報
ニュース速報
メール配信サービス
Web広告の申し込み