来年の“えと”ぬいぐるみ 願い込め制作(2013/11/26 22:46)
作品を前に笑顔を見せる市ノ渡貞子さん
 毎年えとの縫いぐるみを作り続けている七戸町野続の市ノ渡貞子さん(79)が今、来年のえとである「午(うま)」の制作に精を出している。18年前から始めた年末の恒例行事≠ナ、地元には作品を待ちわびている人も多い。「みんなの声が励みになる」と市ノ渡さん。12月末まで作業を続け、例年同様、福祉施設などに贈ることにしている。
 今年は10月ごろから制作を開始。材料は主に古着で、ものによって質感が違うため、毛並み≠ェ異なる作品に仕上がる。「いい年になりますように」と願いを込めながら、一体一体丁寧に仕上げるという。
 また、同町は古くから馬産地として知られていることもあり、市ノ渡さんは「いつも以上に力が入ります」と笑顔を見せた。既に大小50体以上を完成させた。一体のみを手元に残し、残りは全て病院や保育園、公民館などに寄贈する予定だ。(太田一世)
【写真説明】
作品を前に笑顔を見せる市ノ渡貞子さん

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