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負けても王者…「疑惑の亀田」が日本ボクシングを滅ぼす

楽天SocialNewsに投稿!
2013年12月4日 掲載
やっとマトモな判定負けと思いきや…/(C)日刊ゲンダイ
 その瞬間、会場の空気が凍りついた。
 3日に大阪で行われたボクシングのトリプル世界戦。亀田家の三男、WBO世界バンタム級王者の和毅(22)は大差の判定勝ちで初防衛に成功。次男のIBF世界スーパーフライ級王者・大毅(24)と前WBA同級王者のリボリオ・ソリス(31)の戦いも、判定に持ち込まれた。

 大毅は手数では圧倒的に負けていたにもかかわらず、なぜか勝利を確信。自らの陣営に肩車をされ、ガッツポーズを取りながらリング内をぐるぐる回っていた。ジャッジ2人はそれぞれ、大毅とソリスの判定勝ち。3人目のジャッジをリングアナウンサーが「116―112! 以上、2―1の判定で勝者……」と言った瞬間は会場も沸き、大毅は人さし指を天に突き出していた。

 ところが、リングアナが「青コーナー! リボリオ・ソリス!」と勝者の名を叫ぶや、会場は水を打ったように静まり返り、中継していたTBSのアナウンサーや解説者も絶句。IBFのタイトルを失った大毅も茫然自失だった。そんな微妙な空気の中、前日の計量オーバーでタイトルを剥奪されたソリスのハシャぐ声だけが会場に響いていた。

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