経営する焼き肉店で不法残留の中国人らを雇ったとして、愛知県警は4日、元大関琴光喜の田宮啓司容疑者(37)を出入国管理法違反(不法就労助長)容疑で逮捕した。

 県警によると、逮捕容疑は、経営する名古屋市西区香呑町4丁目の焼き肉店「やみつき」で、在留資格のない中国人とタイ人の男2人を従業員として働かせていたというもの。30代の日本人の男性店員1人も同じ容疑で逮捕した。

 県警は11月中旬、外国人の2人を同法違反容疑で逮捕。店側が不法と知りつつ雇っていた疑いがあるとみて、田宮容疑者らから任意で事情を聴いていた。