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　自民党の野村哲郎参院議員（鹿児島選挙区）の後援会などが、キャバクラやスナックで会合した際の飲食代計約３７万円を政治活動費として計上していたことが１日、分かった。野村議員の後援会事務所によると、支出は２０１０年２〜４月の計６回で、野村議員は同席していなかった。

　事務所長の男性は「大量の領収書の中に紛れ込んでしまった。違法な支出ではないが、適切な支出かどうかを調べて対応したい」としている。

　１０年分の政治資金収支報告書によると、野村議員の後援会「彩燿会（さいようかい）」が鹿児島市と宮崎市のキャバクラやスナックに計約９万円を支出。野村議員が代表を務める自民党鹿児島県参議院選挙区第５支部が、鹿児島市のクラブなどに計約２８万円を支払っていた。

　野村議員は同年７月の参院選で再選した。