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巨人の村田修一内野手(32)が、3年総額10億円の大型契約を結ぶことが3日、分かった。関係者の話を総合すると、球団と数回にわたり下交渉を重ね、この日までに大筋で合意。4日に契約更改に臨む。横浜(現DeNA)時代の10年から4年連続で全試合出場。来季からは選手会長も務める主砲は、「この球団に骨をうずめるつもりでやりたい」と生涯巨人も宣言した。
リーグ連覇に大きく貢献した村田が、これ以上ない評価を勝ち取った。今季で2年契約が終了。球団とはこの日までに水面下で交渉を重ね、3年の長期契約を用意され、総額10億円で基本合意したもようだ。4日に東京・大手町の球団事務所で契約更改に臨む。
「生涯・巨人」の覚悟を決めた。横浜(現DeNA)から11年オフにFA移籍し、順調にいけば、15年オフにもFA権を再取得する。来季から新たに3年契約を結べば、35歳の16年シーズンまで巨人でプレーすることになるが、「巨人から移籍することは考えていない。自分が求めていた野球ができている。このチームに骨をうずめるつもりで、貢献したいと思っている」。球団から最大級の評価を得て、身も心も巨人一色に染まっていた。
1年目の昨季は自身ワーストの12本塁打と低迷したが、今季は豪快な打撃が復活した。8月にセ・リーグ新記録となる月間46安打をマークするなど7、8月は月間打率4割超え。自身初の2か月連続となる月間MVPを獲得した。8月24日のDeNA戦(横浜)から4番に昇格し、勝負強さを発揮。リーグ3位の打率3割1分6厘、25本塁打、87打点とチームの中心で輝いた。
守備でも、今年初めてセ三塁手部門でゴールデン・グラブ賞をゲット。投手陣からの信頼も厚く、攻守で欠かせない存在となっている。昨年から大きく飛躍した男が、ビッグマネーを勝ち取るのは当然の流れだった。
来季からは移籍組初の選手会長を務める。野球の実力だけでなく、人間的な評価も高く、名実ともに“巨人の顔”へと成長した。すでに気持ちは来季へと向かっており、「タイミングの取り方だったり、打撃に関しては今年つかんだものがあった。来年は今年1年を無駄にしないようにしたいし、チームのために自分のできることをやりたい」と意気込んでいる。
◆近年の巨人の大型契約
▼高橋由伸 07年オフに4年総額16億円+出来高でサイン。打率3割8厘、35本塁打、88打点をマークした選手会長に、球団は前年から1億1200万円増の大型契約を提示。この年4月にFA権を取得したが、権利を行使せず、残留を表明した。
▼阿部慎之助 09年オフに年俸変動制の3年+オプション1年の大型契約を結んだ。契約3年目となった12年は、打率3割4分、104打点で自身初のタイトルとなる2冠を獲得し、3年ぶりの日本一に貢献。同年オフに球団はオプションを行使。前年から1億7000万円増の日本人歴代3位となる5億7000万円でサインした。
▼内海哲也 12年オフに自身初の複数年契約となる4年総額16億円で更改した。15勝(6敗)を挙げ、2年連続最多勝を獲得。前年から1億8000万円増の大型契約となった。
(2013年12月4日06時02分 スポーツ報知)
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