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株式会社NEOS 佐々木 孝

「熱い気持ちだけでついてきてもらう」

昨年、葛飾区議会議員選挙に出馬されたとのことですが、その時のお話を聞かせて下さい。

 18歳くらいの時から政治に興味を持ち始めて、20歳くらいの時から今まで、ずっと政治関連の本を読み漁っています。本当に心が熱くなるときは政治について語っている時なんです。そういう気持ちがあったので『政治について20代前半、若い時から考えようと』いう趣旨の団体を作ったんですよ。それにベンチャーの社長や国会議員の秘書や学生で100人くらい集まってくれたんですね。そしてその団体の中で「葛飾区議会員選挙があるのでこの団体から誰か推そう。」という話が出た。でも皆さん起業したてだったりしてなかなか時間が無かったので出馬は厳しかったんです。そこでその時比較的落ち着いていた私にお鉢が回ってきたんです。出馬したい気持ち半分、自分の仕事をしたい気持ち半分だったんですが、推薦していただいたからには、と引き受けることにしました。

選挙を通じて一番強く感じたことは何ですか?

 選挙っていうのはほとんどボランティアでまわっているんです。お金を払うから仕事をしてもらうではなくて、熱い気持ちだけについてきてもらわなくちゃいけないんですね。その面白さ、難しさを痛感しました。ビジネスだったらお金があるから多少くじけてもやり続けますけど、選挙は僕がくじけてしまうとすべてが駄目になってしまうんです。

佐々木社長ご自身の将来の夢は何でしょう。

ないですね(笑)その時やりたいと思ったことをやっているだけです。

起業を志す学生にメッセージをお願いします。

 これからクラウドコンピューティングがどんどん普及して、事務所も、従業員とのコミュニケーションも必要なくなってきて、コンピューター上ですべてができるようになっていくと思います。だから会社を作りやすく、起業をしやすくなる。もっと言ってしまえば一人一法人時代になっていくと思うんですよ。そのためには自分の何か特化させたスキルを持った方がいいと思いますね。「自分は○○ができる」という何か一つないとこれからは厳しいと思います。

本日は、お忙しい中インタビューさせていただきありがとうございました!

 

                      
                                          2010年03月12日 担当:岸