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佐々木社長が独立したのは、当時勤めていた会社が倒産したときのことだった。当時21歳だった社長は、その職場で働いていたメンバーと共に、一から勉強しながらのスタートを切った。事業を行っていく上で感じたのは、不安ではなく高揚感。「経営者はリスクを厭わず、失敗してもまた再起する」と佐々木社長は語る。

同社にとって最も大切なのは『人材』。佐々木社長が経営者として最も力を入れているのは、仕組みづくりである。自由な環境で伸び伸び仕事をできる環境や身体に負担をかけない設備を整え、またアルバイトでも高収入を得られるような歩合設定を設けることで働く人々の意欲を高める取り組みをしている。

同社の目標は、『和橋』になること。これは華僑や印僑のように海外で現地籍を持つ企業家を意味する。国内の市場の縮小などが進む中で、右肩下がりの経済を打破するためにはとても大切なことである。目標を達成するため、現在カンボジア、中国、アメリカで様々な仕事を進めている。

目指すのは、ビジネスチャンスを世界に求め、日本人のネットワークを作り日本を元気にすること。
佐々木社長は、今後自国や自分自身を誇れるものにしていくためにも、強い想いを持ち全力で世界進出を図っていく。