トップページ社会ニュース一覧労働時間長い人ほど「上司から評価」
ニュース詳細

労働時間長い人ほど「上司から評価」
12月3日 8時0分

労働時間長い人ほど「上司から評価」
K10035248811_1312031011_1312031018.mp4

内閣府が行った世論調査によりますと、労働時間が長い人ほど、残業をすることが上司から評価されていると思うと答える人が多くなっています。

この世論調査は、内閣府がことし9月、仕事と家庭生活の両立を図る、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」に関する国民の意識を把握するため行ったもので、20歳から59歳までの労働者3154人が回答しました。
それによりますと、「残業している部下を上司はどう評価していると思うか」という質問に対し、「頑張っている」と答えた人は、1日の労働時間が12時間以上の人で53%、10時間未満では38%でした。
また、「残業している人を上司は『責任感が強い』と評価している」と思うと答えた人は、1日の労働時間が12時間以上の人で39%、10時間未満では30%となるなど、労働時間が長い人ほど、残業をすることが上司から評価されていると思うと答える人が多くなっています。
内閣府の担当者は「長時間労働の状況は、上司がどう評価すると感じるかに影響されることが把握できた。今回の結果を『ワーク・ライフ・バランス』の啓発活動に生かしていきたい」としています。

[関連ニュース]
k10013524881000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ