タレントのつるの剛士さんは、大の将棋ファン。
アマ三段の腕前だ。
NHK「将棋フォーカス」の司会もつとめている。
そして、ムラカミも大の将棋ファン。
免状二段だが、最近は、パソコン将棋で連戦連敗中。
でも、とにかく、将棋棋士の皆さんに会えるだけでときめいてしまうのだ。
だから、NHK時代、BS将棋中継で、棋士の方々と同じ画面に映るだけで
至福の時を過ごしたのだ。
つるのさんも同じ思いのようだ。
「きょうは、こんなたくさんの棋士の皆さんと同じ場にいるなんて、
ディズニーランドに来た見たい。夢の世界にいるみたい」
まったくもって同感だ、
(父に伴われて挙式会場に入る矢内理絵子さん。
画面右手に羽生善治三冠)
きょうは、女流棋士・矢内理絵子さんの結婚披露宴。
200組は超える披露宴の司会を務めてきたが、
同じ日にダブルヘッダーは初めてのことだ。
招待する客の関係で2回に分けて行われたのだ。
最初の披露宴では、
将棋連盟の谷川浩司会長が祝辞を述べ、
羽生善治三冠が祝杯の音頭をとった。
2日前竜王を奪取したばかりの森内俊之名人。
悔しさが残る渡辺明竜王も同じテーブルだったが、
途中で気を利かした人がいて、席のシェアが行われた。
女流棋士も大勢参加して、それは華やかだった。
パーティ形式で行われた第二部は、
佐藤康光さん、先崎学さん、深浦康市さん、屋敷伸之さん、島朗さん・・・
出席者の8割が棋士。
まさに、ディズニーランドなのだ。
新郎は、企業向けのメンタルコンサルティングを専門とする精神科医。
将棋が大好きで、高校将棋部の時代から矢内さんにあこがれていた。
去年暮れ、将棋連盟宛てに出したファンレターの文面が、
矢内さんの心をとらえた。
あっという間の早指し、光速の寄せで、とんとん拍子にことがはこんだ。
この日、新郎は、二段の免状を授与され、大照れだった。
何より、新郎自身がディズニーランドにいるような
高揚した気分だったのではなかろうか・・・。
新郎は、顔も心もイケメン。
非の打ちどころがないイイやつだ。
だが、顔写真が公開出来ないのが残念だ。
彼の仕事の性格上、矢内さんのファンがやきもきしないため、ガマン。